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【更新情報:活動する人】高岡で活動する“旅の人”、加納亮介さんのインタビュー記事を公開しました!

2019.02.14 UP

「活動する人」のページにて、東京工業大学の大学院生でありながらゲストハウス「ほんまちの家」の管理人を立ち上げ時から務めてきた、加納亮介さんのインタビュー記事を公開しました。

高岡とのご縁の経緯や、まちとの関わりを通して今思う自分らしい暮らしなどについてお話を伺いました。

 

詳細は記事をご覧ください!


>>該当記事はこちらから

 

著名なゲストのトークも。GEIBUN 10 ―富山大学芸術文化学部 大学院芸術文化学研究科 卒業・修了研究制作展―2/7〜24開催!

2019.02.04 UP

二上山のふもとのキャンパスで、芸術文化の社会展開を通じた課題解決や新しい価値づくりを目指す富山大学芸術文化学部。

2月9日(土)〜24日(日)の期間、高岡市美術館にて、芸術文化学部の卒業生112名と大学院研究科修了生9名による卒業・修了制作作品と論文が展示されます。

学生が主体となって開くこの展覧会では、絵画や工芸、メディア芸術、デザイン、建築、景観研究、まちづくり研究などなど、総作品数121点の卒業・修了研究制作を一堂に展示します。

総合大学の中にある芸術系学部ならではの多角的視点をもった、若さ溢れる多様な作品群は、見る人の思考の枠を超え、新たな視点を与えてくれるかもしれません。

MdN編集長の本信光理氏や日本画家の千住博氏など、多彩な講師を招いての講演会や公開プレゼンテーションなど、様々なイベントも数多く開催されます。

>>チラシはこちら http://www.e-tam.info/img/2018/g10.pdf

 

また、芸術文化学部のホームページには、「GEIBUN10」に向けて研究制作を進める学生のみなさんのインタビューが掲載されています。展覧会とあわせて覗いてみると、より理解が深まるかもしれません。

 

>>富山大学芸術文化学部 CAMPUS LIFE http://geibun-campus.tumblr.com/

 

【概要】

 ■GEIBUN 10 ―富山大学芸術文化学部 大学院芸術文化学研究科 卒業・修了研究制作展―

・会期:2019年2月9日(土)〜2月24日(日)9:30〜17:00(入館は16:30まで)

・休館日:2月12日(火)、2月18日(月)

・観覧料:無料

・会場:高岡市美術館(高岡市中川1-1-30)

・主催:富山大学芸術文化学部卒業・修了制作展実行委員会

         (富山大学芸術文化学部、公益財団法人高岡市民文化振興事業団・高岡市美術館)

・共催:高岡市、高岡市教育委員会

・後援:富山県、富山県教育委員会

・協賛:高岡短期大学・富山大学芸術文化学部同窓会「創己会」

 

【関連プログラム】

□オープニング・セレモニー

 ・日時:2月8日(金)15:00~

 ・会場:高岡市美術館 地階 ビトークホール

 ・概要:セレモニーと併せて、Geibun Prize 2019授賞式(本展に出展された

     作品及び論文の中から優れたものに与えられます)、GEIBUN10の

     見どころ紹介と内覧会を行う

 

□プライズ・トーク

 ・日時:2月10日(日)13:00~14:30

 ・会場:高岡市美術館 企画展示室、市民ギャラリー

 ・概要:Geibun Prize 2019受賞作についての、武山良三学部長と受賞学生に  

     よるギャラリー・トーク

 

□ゲストトーク

 ・会場:高岡市美術館 地階 ビトークホール(聴講無料、当日先着順80席)

 ・概要:各界の著名なゲストを迎えたバラエティに富んだトーク・ミーテ

     ィング。スケジュールは以下の通り;

 (1)2月 9日(土)13:30〜 
   本信光理(MdN編集長)「過去の自分と未来で出会うこと‐雑誌編集という仕事‐」 

 (2)2月11日(月祝)13:30〜 
   千住 博(日本画家)「美術作品は語る」

 (3)2月16日(土)13:30〜 
   篠原資明(哲学者、詩人、美術評論家)「交通線上のアート」 

 (4)2月17日(日)13:30〜  
   大森謙一郎(プロダクト・デザイナー)「私の発想の種の拾い方」

 (5)2月23日(土)13:30~  
   塚本由晴(建築家、東京工業大学教授)「資源的人の建築」 

 

□公開プレゼンテーション

(1)GEIBUNの粋-大学院特別研究最終発表会

  ・日時:2月10日(日) 9:30~12:00、14:30~16:30

      ・会場:高岡市美術館 地階 ビトークホール

      ・概要:大学院芸術文化学研究科の学生による公開プレゼンテーション

(2)豊かさのかたち

  ・日時:2月14日(木)~15日(金) 10:00~16:30

      ・会場:高岡市美術館 地階 ビトークホール

      ・概要:デザイン工芸コースの学生による公開プレゼンテーション

(3)私たちが創り出した「こたえ」

  ・日時:2月14日(木) 13:00~16:00

      ・会場:高岡市美術館 企画展示室、市民ギャラリー

      ・概要:デザイン情報コースの学生による公開プレゼンテーション

 

□院生展

 ・日時:2月7日(木)~19日(火) 11:00~17:00 ※2月13日(水)は休廊

 ・会場:芸文ギャラリー (高岡市御旅屋町90-1 KMビル1F)

 ・概要:大学院芸術文化学研究科1年生による成果展示

 

【問合先】富山大学芸術文化学部総務課

     〒933-8588 富山県高岡市二上町180番地

     TEL 0766-25-9139  FAX 0766-25-9104

     E-mail info@tad.u-toyama.ac.jp

       http://www.tad.u-toyama.ac.jp

【更新情報:工場・工房】新たに2つ、ものづくりの現場紹介を追加しました!(梶原製作所・四津川製作所)

2019.01.31 UP

高岡に集積する、数多くのものづくり企業や工場・工房。当サイトの「工場・工房」ページでは、そのいくつかをピックアップしてご紹介しています。今回、新たに「株式会社 梶原製作所」「有限会社 四津川製作所」の2つを追加しました。

このページで紹介している工場・工房では、工場見学やショールーム見学、体験などを受け付けているところもあります(要事前連絡)。ぜひチェックしてみてください!

 

>>詳細はこちら

音楽好きは高岡に集合!2/2「堀正文と2人のミューズたち」・2/3「Kikare〜ma そこたらじゅうライブ」開催!

2019.01.24 UP

2月最初の週末、高岡のまちなかでは、クラシックやポップス、ジャズなど様々なジャンルのライブが開催されます。

2月2日(土)は、高岡市出身で長くNHK交響楽団のコンサートマスターを務めたヴァイオリニスト、堀正文氏のコンサート「堀正文と2人のミューズたち」が開催。(公財)高岡市民文化振興事業団が主催となり、高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)で行われます。ピアノとチェロの若手実力演奏家2人とともに、モーツァルトやショパン、クライスラーなどの名曲を演奏する圧巻のステージです。

日本クラシック界を代表する堀正文氏

>>「堀正文と2人のミューズたち」詳細はこちら

 

また、2月3日(日)は、地元を中心としたミュージシャンたちが高岡市内の飲食店など12会場で同時多発的にライブを行う「Kikare〜ma そこたらじゅうライブ」が開催。「音楽を通してのまちづくり」をコンセプトに活動を行う「ホームタウン実行委員会」が主催となり、毎年行われているものです。ジャンルはJ-POP、洋楽、ロック、ジャズなど様々。入場無料で聴けるものや、お店の1オーダーで聴けるものなど、気が向いたときにふらりと立ち寄れるものもあり、入ったことのないお店を知るきっかけにもなりそうです。

 

昨年開催の様子(公式Facebookページより)

 

音楽を聴くのが好きな方はもちろん、最近生の音楽に触れていないという方も、気軽に楽しんでみては?

 

【概要】

 ■「堀正文と2人のミューズたち」

 (Ars nova音楽の祭典/TAKAOKA 冬の音楽祭 高岡が生んだ天才演奏家たち)

・日時:2019年2月2日(土)15:00開演(14:30開場)

・会場:高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)

・出演:堀正文(ヴァイオリン・高岡市出身)、三又瑛子(ピアノ)、香月麗(チェロ)

・入場料:全席自由 一般3000円(学生1000円)※一般のみ当日500円高

・プレイガイド:(公財)高岡市民文化振興事業団事業課(TEL予約可/0766-20-1560)、高岡市生涯学習センター3階、Uホール、アーツナビ(富山県高岡文化ホール、富山県民会館、新川文化ホール、富山県教育文化会館)

 

■「Kikare〜ma そこたらじゅうライブ」

・日時:2019年2月3日(日)12:00〜23:00(会場によって異なる)

・会場:高岡市内飲食店等12箇所

  ※出演者、会場、入場料等の詳細はホームページ、Facebookにて

 http://takaoka.hometown.jp/299

 https://www.facebook.com/hometown.tk/

 

【レポート】この形がこの字なの?!高岡市立博物館の「初めての古文書教室」に参加してみた

2019.01.17 UP

以前にこのサイトでもご紹介しましたが、高岡市立博物館では、博物館や地域に所在する未調査資料の調査・整理を地域の人々の手で行うことを目的に、「高岡古文書ボランティア」が2015年に創設されました。

これに先立つ2012年、「高岡古文書ボランティア」の設立を目指して、古文書調査・整理はまったく未経験だけど興味がある!という方に向けた、「初めての古文書教室(年6回)」が始まり、以降毎年開講されています。

 


 

  • 参考記事(2016.11.10):

その時代の一端を活き活きと見せてくれる“歴史の証言者”、古文書解読に挑戦しよう!「初めての古文書教室」、参加者受付中。/高岡市立博物館

その時代の一端を活き活きと見せてくれる“歴史の証言者”、古文書解読に挑戦しよう!「初めての古文書教室」、参加者受付中。/高岡市立博物館


 

今回、この「初めての古文書教室」第5講(2018/11/8実施)に参加してみましたので、その様子をレポートします!

くずし字の解読に挑戦するのは全くはじめてな筆者はやや緊張。受付で、教材として使用されている古文書(※)のコピーが渡されます。

 

※ちなみに、「古文書」とは、基本的に江戸時代以前の紙に墨で書かれた古い手紙のことを言いますが、高岡市立博物館の古文書ボランティアおよび古文書教室では、広く近代の古記録等も含めた歴史資料全般のことを指しています。

 

そっと一番後ろの席に座り、いざ聴講開始。

平日にもかかわらず、広い教室でたくさんの方が熱心に講義を受けています

 

今回解読を進めたのは、文政四年(1821年)に出され、天保三年(1832年)に写されたとされる「御定書」の一部。村の農民たちへの「戒め」として書かれたものです。講師の仁ヶ竹主査学芸員によると、この写本は村の肝煎(「きもいり」。リーダー的な役割をしていた人)によるもので、この写本じたいが、当時のこどもたちの書道の手本にもなっていたそうです。

 

実際の写本のコピーと、楷書で打ち直した資料がセットになっています

そう、当時の人は楷書ではなくくずし字を習ったのだとか。中世の「青蓮院(しょうれんいん)流」という書体を徳川家が採用したので、「御家(おいえ)流」ともいわれました。江戸時代には公私や身分を問わず広まった書体です。

それにしても、1つの漢字でも何通りものくずし方があることにまず驚きます。昔の人は、一人で何通りもくずしていたのか?どんなくずし方でも読めたのか?などなど、いろいろ興味が広がります。

渡された資料に添付されていた、代表的なくずし字の例

講義では、1文1文、1単語1単語ゆっくりと解読と解説が進められていきます。この形はこの文字なの!?という驚きとともに、「筋目」(=血筋・家計)、「頭振り」(=自分の田畑をもたない人)、「慮外」(=常識では考えられない)など、現代の普段の生活では使わない単語に出会って意味を知るのもまた興味深いです。

今回解読した文章は、たとえばこんな具合です。


 

  • 諸奉行ニかきらす何レ江対シ候而も、慮外成躰、且又不作法仕間敷事

=諸奉行や侍に対し、常識では考えられないようなこと、かつまた不作法なことをしてはならない。

 

  • 切支丹宗門御吟味ニ逢候末々之者、出生之者、或ハ養子聟嫁妻子与出来之者候は、早速可及案内候、死去跡之儀、可断筋目まがい不申様ニ可仕事

=キリスト教の宗門取り締まりにあった子孫や養子、婿、嫁、妻子などは速やかに上に報告しなさい。血筋が混じらないようにしなさい。

 


 

実際の古文書をゆっくり読み解くなかで、「士農工商」や「キリスト教の弾圧」など、歴史の授業で習ったことに通じるような内容に出会うと、教科書で読むのとは異なる、リアルな歴史に少し触れられたような感覚。

今回の講座で読んだのは、実際に博物館にすでに展示されているものですが、古文書の読み方への学びを深めてボランティアとして地域の未整理資料の解読に関わっていると、地域の歴史文化の知られざる魅力が発見できるかもしれません。もしかしたら、歴史的新発見につながることも!?

2018年度の「初めての古文書教室」は終了してしまいましたが(次回は2019年9月以降開講予定)、「高岡古文書ボランティア」は2019年1月19日(土)、2月16日(土)、3月16日(土)に、引き続き高岡市立博物館にて実施予定です。初心者の方も見学可能とのこと。

少しでも気になる方は見学から始めてみてはいかがでしょうか?

 


 

■問い合わせ先

高岡市立博物館

 〒933-0044 富山県高岡市古城1-5

  電話0766-20-1572/FAX 0766-20-1570

  メールアドレス info@e-tmm.info

 

◎高岡古文書ボランティア設立趣意書

http://www.e-tmm.info/tkb.pdf

 

◎「初めての古文書教室」(2018年度チラシ)

http://www.e-tmm.info/komonjyo30.jpg

 

 

 

 

 

雲龍山勝興寺レポート#02「お寺が地域にお返しをする番。」

2019.01.08 UP

 

前編、後編と全2回にわたる勝興寺レポート。

#01「宝物展から見る、勝興寺のおもしろさ」では、勝興寺の宝物を通じて勝興寺というお寺の持つ歴史を紐解きました。

今回は、お寺と人々の関係性が変わってくる時代背景のなかで、これからの勝興寺がどんな存在となっていくのか。勝興寺文化財保存・活用事業団の高田克宏専務理事とのお話を中心に展開します。

 


 

観光寺院でも、単なる貸し場所でもない、お寺であること

1998年からはじまった「平成の大修理」と謳われる勝興寺の保存修理工事も、開始からすでに20年ほどを数え、気づけば平成も終わりに差し掛かる今日この頃。本坊の一部公開に伴い、かねてより行われている地域の茶会に加え、音楽ライブやクラフトマーケット、ワークショップなどのイベントが勝興寺を舞台に催され、多様な人たちが足を運ぶようになっています。 僧侶、住民、ミュージシャンがともに企画した「ふるこはんフェス」※は、新たなお寺の可能性が開かれた一夜でもありました。

※ふるこはんフェス…2018年10月6日に勝興寺を舞台に開催されたイベント。コンサート、ワークショップ、クラフトマーケットのほか、音楽法要、坊主カフェなどを行った。TOP写真は、音楽法要のワンシーン。雅楽とシンセサイザーなどの音楽とともに経を唱える新しい形の法要を提案し、僧侶総勢30名と参加者がともに法要を行った。

 

前回に引き続き、お話を伺った高田専務

 

「基本的には、宗教上や保存上の問題がない限り、申請をいただければ本堂・本坊ともにつかっていただけます。これからも開かれた場所として、人が集まる場所になって欲しいと思っています。」(高田専務)

取材を行った当日も、本堂の一部と本坊の大広間でお茶会が開かれていました。静かに建物を見学するのも良いものですが、人びとの声があたたかく行き交う中では部屋の節々がぴかぴかと光っているようで、やっぱり建物は人が使ってこそ息吹を吹き込まれ、生きるものなのだとしみじみ感じ入るものがあります。イベントの効果もあってか、最近は見学に訪れる若い人も増えているそうです。

 

本坊の大広間で行われていたお茶会。一般の見学者の方とともに賑わいを見せていました

 

「 門徒さんは減っていますし、今の若い人にはお寺に寄進するという感覚はかなり薄れています。お寺を維持管理するためには、場所として使ってもらったり、観光である程度の収入を得る必要はあると思っています。」(高田専務)

お墓の形さえもかわりつつある今、若者たちがお寺や宗教行事に触れる機会は格段に減っています。お寺を支えていくことはもちろんですが、イベントや観光をきっかけに、人々にお寺を知ってもらうというのは一つの新しいアプローチです。「さりとて」と、高田専務は続けます。

「さりとて、宗教行事はしっかりやっていかな、いけんと思っているんです。まずは、きちんと、お寺であること。観光はあくまで二次的なことなんです。宗教施設としての機能をなくしてしまったら、信仰の対象としての、お寺の意味がなくなってしまう。単なる博物館になってしまったらきっと魅力もなくなってしまいます。勝興寺では、今もこれからも年中行事はしっかり行うし、もちろん納骨を受けたり、法事も受け付けています。若い人たちにも”通常のお寺での行事”にも触れてもらえたらなと思っているんです。」(高田専務)

 

 

親しみと畏敬の「ふるこはん」

ところで、「門徒さんが減っているとはいえ、勝興寺は長く、地域の人に支えられてきた」と高田専務は語ります。

勝興寺の土地は1万坪と非常に広大なのですが、建立当時から今に至るまで、土地も建物もほぼそのまま残っています。実は、「これってすごいこと」なのだとか。近現代になるにつれ、門徒からの寄進が減っていくなか、広大な土地や多くの建物を有する寺院は、その維持に困り、土地や建物を手放すことも多かったといいます。一方、勝興寺は、明治に入っても門徒さんたちに支えられたことにより、当時の形を保ちつづけてこられたのです。

「勝興寺は、本当に今まで、地元や門徒さんにお世話になって支えられてきた寺です。だからこそ、今度はお寺が地域にお返しせんなん時なんです。この寺が地域のまちづくりの核になり、まちづくりによって地域が潤うようになる。それこそが、勝興寺が地域がお返ししたことになるんじゃないかと思うんです。」(高田専務)

勝興寺の本堂は、どこか西洋建築の宗教施設に似た、荘厳で圧倒的な美しさみたいなものがそこにありますが、これも(もちろんある程度の庇護のもとであったとはいえ)、民の力が寄り集まって生まれた空間だと考えると、感嘆の想いがこみ上げてきます。地域の人は勝興寺を親しみと畏敬の念を込めて「ふるこはん」と呼ぶそうですが、崇高な雰囲気の中にあたたかさのようなものがあるのは、地域の人とのお寺の関係がそうだからかもしれません。

 

荘厳な雰囲気のなかでも、おだやかに時間が流れています

 

そうそう。勝興寺の見学には、 伏木にお住まいのかたを中心とする「比奈の会」によるボランティアガイドを受けることができます。ご自身で勉強なさった勝興寺の魅力を、皆さんがそれぞれの視点で紹介してくださるそう。ボランティアの方達が独自で調べるなんて、それだけでも勝興寺への愛みたいなものを感じて微笑ましくなってしまいます。看板に記された説明書きを読むよりもずっと、人から直接話を聞くというのは良いものです。「実はここはね」と話されると特別な秘密を知ったようで嬉しくもなります。

 

観光ボランティア「比奈の会」のガイドの様子

 

浄土真宗系のお寺は本来、開かれた場所です。お寺で人々は、時に集い、学んだり気づきを得たり、他者や自分と出会ってきました。

これから、かつてのお寺と門徒の関係でさある「講社」制が復活するということは考えにくいかもしれません。お寺と人の関係は、今以上に形を変えていくでしょう。「お寺」という場所の持つ意味が不確かになっている今だからこそ、あらためて勝興寺は「本来のお寺」を探り始めているのです。

 


 

雲龍山勝興寺

◆拝観情報

参拝時間:9:00~16:00(最終入場 15:30)

料金:工事協力金 大人500円/小人(中学生以下)無料

◆観光ボランティアガイド、勝興寺利用申込み

住所:〒933-0012 高岡市伏木古国府17番1号

TEL:0766-22-0037 

FAX:0766-44-0210

※観光ボランディアガイドの案内希望グループ、団体は3日前までに要連絡。個人も申込可能。

※ガイドには1人あたり1,000円の交通費を支払う必要あり