news_mein

高岡のものづくり企業が、国際的なデザインアワードを続々受賞!

2016.12.15 UP

今秋、3つの企業の商品が国際的な賞を獲得しました。
1つは、(有)四津川製作所のkisen cupシリーズ。2016年アジアデザイン賞(香港デザインセンター主催)のプロダクト&工業デザイン部門において銅賞を受賞 しました。
また、台湾政府主催の2016金点設計奨(ゴールデン・ピン・デザインアワード)プロダクトデザイン部門では、(株)能作の「風鈴スリム」「ブラスブロック」「KAGOスクエア」「LASSO」および(株)山口久乗の「てのりん」「どありん」「こころりん」がゴールデン・ピン受賞作品として選ばれ、さらに(株)能作の「LASSO」および(株)山口久乗の「こころりん」が特別賞ベスト オブ ゴールデン・ピンの最終候補に選ばれました。

詳しくは、下記のアドレスからご覧ください。

■お問合せ
 ・四津川製作所 Tel:0766-30-8108 メール:info★kisen.jp.net
 ・能作 Tel:0766-63-5080 メール:info★nousaku.co.jp
 ・山口久乗 Tel:0766-22-0993 メール:info★kyujo.co.jp
 (メールを送る際は、★を@に変えてください)

◎四津川製作所       http://www.kisen.jp.net/
 ◎能作           http://www.nousaku.co.jp/
 ◎山口久乗         http://www.kyujo-orin.com/
 ◎アジアデザイン賞     http://www.dfaa.dfaawards.com
 ◎金点設計蒋        http://www.goldenpin.org.tw/en/

(画像;上/kisen cupシリーズ、右下/LASSO、左下/こころりん)

高岡御車山祭が、全国33の「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました!

2016.12.02 UP

日本時間の12月1日午前2時過ぎ、「高岡御車山祭の御車山行事」を含む「山・鉾・屋台行事」33件が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。高岡御車山祭は国の重要有形・無形民俗文化財両方に指定されているとともに、「日本遺産」に認定された高岡市のストーリーの構成文化財でもあり、これらに続き世界でも認められたことになります。

高岡御車山祭は、加賀前田家二代当主前田利長が1609年に高岡を開町した際、父の利家が豊臣秀吉から拝領した御所車を、高岡の町民に与えたものが始まりと伝えられています。高岡に根付く伝統工芸による装飾をまちごとに競い合った華やかさは、高岡の町民の富と職人の技の結晶といえるでしょう。

今回の登録を記念し、12月16日(金)〜12月25日(日)の期間、東京・日本橋の「日本橋とやま館」で企画展を開催します!工芸品の展示・販売、高岡御車山のPR展示のほか、高岡クラフトの器でのランチ提供や、伝統工芸体験(17・18日のみ)も実施します。

 

■東京・日本橋での企画展についてのお問合せ:高岡市観光交流課(Tel 0766-20-1301)

 

◎日本橋とやま館  http://toyamakan.jp/

◎高岡御車山会館  http://mikurumayama-kaikan.jp/

富山大学芸術文化学部の学生によるグループ展「異形をほどく」 。 12/1(木)〜12/11(日)@geibun gallery(芸文ギャラリー)で開催!

2016.11.24 UP

富山大学芸術文化学部3年に在学中の堀内快(ほりうち かい/鋳造作品),川植隆一郎(かわうえ りゅういちろう/油画、立体造形), 4年に在学中の西村賢人(にしむら けんと/イラストレーション、立体造形)によるグループ展が、高岡市御旅屋町にあるgeibun galleryで開催されます。

一般的に存在する“普通(常識の範囲)”を自分の中にインプットし、それぞれが持つ「異形」(=普通ではない形)に対する概念を通して再構築するというプロセスで制作された作品を展示します。

3作家による計10点強の絵画、鋳造作品、イラストレーション作品などが展示されるほか、オリジナルのトートバッグや鋳物のクラフト作品など、多少の物販も予定しています。会期中の12月3日(金)には、ライブペイントなども含めたレセプションパーティーも予定されており、誰でも参加できます。

■会期:2016年12月1日(木)〜12月11日(日)<水曜定休>
   ■場所:geibun gallery(芸文ギャラリー)
   ■開館時間:11:00〜19:00(最終日は18:00まで)
   ■観覧料:無料

◎geibun gallery(芸文ギャラリー) www.geibungallery.jp

独自の価値をこの社会に生み出すための、発想法、思考法、実践方法を学ぶ。一般も聴講可能な特別授業、富山大学芸術文化学部で開催中!

2016.11.24 UP

富山大学芸術文化学部では11月から来年1月まで、今年度の特別講義「芸術文化探求」を実施しています。これは一般の方も無料で聴講できるもので、表現の方法にかかわらず、創造的行為を社会に展開していく上で共通に必要となる発想法、思考法、実践方法について、芸術文化分野で活躍する講師たちから学ぶものです。

講師陣は、まちづくりコーディネーターや造園家、造形作家など様々。すでに3回の講義が終了していますが、12/6から来年1/17まで残り4回の講義が公開予定です。芸術文化に関わる方も、そうでない方も、この機会にキャンパスをのぞいてみては?

■今後の予定(一般公開分のみ)

  04「場づくりから、まちづくりへ」
    日時/平成28年12月6日(火)18:15~19:45(開場18:00)
    講師/明石 博之 氏(場づくり・まちづくりコーディネーター)

  05「漆に魅せられて」
    日時/平成28年12月13日(火)18:15~19:45(開場18:00)
    講師/スザーン・ロス 氏(漆芸家)

  06「不完全の美」
    日時/平成28年12月19日(月)18:15~19:45(開場18:00)
    講師/筒井 紘一 氏(茶道資料館副館長、今日庵文庫長)

  07「景観から見た日本の心」
    日時/平成29年1月17日(火)18:15~19:45(開場18:00)
    講師/涌井 雅之 氏(造園家)

  >>各講師のプロフィールはこちらから

 ■会場:富山大学芸術文化学部(高岡キャンパス)講堂
     (高岡市二上町180)
  ■お問い合わせ:芸術文化学部 総務課 総務・研究協力チーム
  Tel/0766-25-9138
  E-mail/ shougai★adm.u-toyama.ac.jp
      ※★は@に置き換えてください。


◎富山大学芸術文化学部 http://www.tad.u-toyama.ac.jp

西野亮廣(キングコング)主演、高岡のものづくりの伝統と革新を伝える映画『デンサン』。来春公開に向け、クラウドファンディングに挑戦中!(〜11/25)

2016.11.11 UP

伝統とは何なのか、革新はいつ起こるのか———。

高岡400年の伝統技術を背景に、アイディアと努力で新たなヒット商品を生み出していくストーリーを描いた映画、『デンサン』。革新の繰り返しによって伝統をつなぎ、未来へと向かう高岡のものづくりの姿を映し出したこの作品は、今年9〜10月に撮影され、現在は来年5月の公開を目指して編集作業が進められています。

監督/脚本は、高岡市で映像制作会社を営む金森正晃氏。大学卒業後、テレビ局でカメラマンとして活躍するなか、伝統産業やものづくりに関する取材をしたことがきっかけとなり、高岡の伝統産業に携わる方々の情熱やその技術の高さに感銘を受けたのだそうです。

今回の映画は、金工作家・青木有理子さんのアイディアを(株)能作が製品化したという、実際にあった開発の軌跡を踏まえ、それをオマージュした物語になっています。映画の制作には、高岡の職人たちはもちろん、多くの高岡市民が協力しています。 映画をただ広く県内外に公開するだけでなく、地元の小・中学生の教材としても活用してもらえたら、と願う金森さん。地元で何が起きていて、高岡の何がすごいのかをこの映画を通じて伝え、次世代を担う地域の子どもたちに、伝統とは何か、そして高岡が秘める大きな可能性や魅力、そこに夢があることなどを感じてほしい——そんな思いが、この映画には込められています。その第一弾の取り組みとして、完成後は、地元の中学3年生を上映会に無料招待することも企画しています。

現在、11月25日(金)まで、クラウドファンディングサイト「Ready for?」を通じて一般の出資者を募っています(>>プロジェクトページはこちら)。調達資金は制作費や上映会の費用に充てられる予定で、返礼品として試写会ペアチケット、オリジナルパンフレット、映画DVD、撮影で使った小道具等が用意されています。

◎Ready for? プロジェクトページ >>リンク 
 ◎予告編動画 >>リンク             
 ◎公式サイト >>リンク             

郷土の歴史や文化を守り継ぐ活動。貴重なお宝「古文書」を楽しみながら調査・整理するボランティアを募集中!/高岡市立博物館

2016.11.10 UP

高岡の歴史や伝統産業、民俗を豊富な資料で伝えている高岡市立博物館。ここには、毎年市民等から寄贈される古文書など、まだまだ多くの貴重な未整理資料が眠っています。戦火を免れた高岡には数多くの史資料がありますが、圧倒的に読み手が不足しているのが現状です。

昨年(平成27年)4月、これらの博物館に眠る歴史的資料の調査・整理や、地域に所在する未調査資料の調査・整理を地域の人々の手で行おうと、「高岡古文書ボランティア」が創設されました。

高岡地域の歴史文化の振興・発展だけでなく、ボランティアの方々の学びの場となることも目指したこの活動。少しでも高岡の歴史や文化に興味関心がある方なら誰でも歓迎で、古文書がスラスラ読めなくても、皆で楽しみながら読み解いていきます。もしかしたら、高岡の歴史の新発見にもつながるかも!?

古文書調査・整理はまったくの未経験という方には、博物館で「初めての古文書教室」(>>該当記事はこちら)も開催しています。

豊かな学びの時間を求めている方や、高岡の歴史や文化を伝え残すことに一役買いたい!という方は、申し込んでみてはいかがでしょうか。

 

■参加条件     
   《必須》「高岡市立博物館に親しむ会」(>>詳細はこちら)会員。
   《次のどちらか》
    ・古文書講座を受講したことのある方(博物館「初めての古文書教室」以外の講座でも可)。※「初めての古文書教室」>>リンク
    ・古文書調査・整理の経験のある方。
   ■参加費
  なし(ただし「高岡市立博物館に親しむ会」の入会手続きが必要となります)。
   ■活動日時
  平成28年度の活動予定日→4月2日、5月7日、6月4日、7月2日、8月6日、9月3日、10月1日、11月12日、12月3日、
      平成29年1月7日、2月4日、3月4日 【以降、基本的に毎月第1土曜日の午後2時~3時30分に開催予定】
 ■活動場所
  高岡市立博物館(〒933-0044 富山県高岡市古城1-5)
 ■参加方法
  申し込み不要(当日、博物館までお越しください)。
   ■事務局
   「高岡市立博物館に親しむ会」事務局
  担当: 仁ヶ竹 亮介(高岡市立博物館主査学芸員)
      ・電話0766-20-1572/FAX 0766-20-1570
      ・メールアドレス info★e-tmm.info (★を@に替えてください) 

 ◎高岡市立博物館       http://e-tmm.info/
  ◎「高岡古文書ボランティア」 http://www.e-tmm.info/h28_sitasimukai.htm#tkb