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連休中はおうちで学ぼう!高岡の歴史・文化を楽しく学ぶウェブコンテンツまとめ

2020.05.02 UP

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い外出自粛が続いています。

STAY HOMEの時間を使って、高岡市の歴史・文化に親しんでみませんか?高岡市や関連施設が発信する、自宅で高岡市の歴史・文化に親しむことのできるウェブコンテンツをまとめました(令和2年5月1日現在)。

 

1 博物館・美術館等が配信するウェブコンテンツ

#おうちでミュージアム」「#おうちで博物館」「#おうちで楽しむカメラ館」などのハッシュタグを付けて、博物館や美術館ならではの情報を発信しています。

 

 

#おうちでミュージアムで検索 塗り絵や動画を配信中

「賜(たまもの)コレクションのたのしみ」展のポスターになった中山久勇《花籠図・古鏡文衝立》の花籠図が塗り絵に

 

 美術館Facebook、およびツイッター上で、ハッシュタグ“#おうちでミュージアム” を付け、開幕8日間で中止となった企画展「賜 コレクションのたのしみ」に関連した動画や、自宅で楽しめる塗り絵などを配信しています。

 

◎高岡市美術館Facebook  https://www.facebook.com/takaokaartmuseum/

◎高岡市美術館Twitter  https://twitter.com/tam_info

 

 

 

#おうちで博物館で検索 収蔵資料の紹介や雑学クイズを配信中

博物館Facebook、およびツイッター上で、ハッシュタグ“#おうちで博物館”を付け、博物館の収蔵資料を一つずつ説明入りで紹介しているほか、「高岡雑学クイズ」も投稿しています。

また、文化庁が運営する「文化遺産オンライン」で、博物館の収蔵資料約850件を公開しており、自宅で資料をじっくり見ることができます。

 

◎高岡市立博物館Facebook  https://www.facebook.com/takaokamunicipalmuseum/

◎高岡市立博物館Twitter https://twitter.com/takaoka_mm/

◎文化遺産データベース(文化遺産オンライン内)  https://bunka.nii.ac.jp/db/

 

 

万葉デジタルクイズ実施中 万葉テレティーチャーが電話相談を受け付けます

小学生・中学生に『万葉集』をより身近に感じ、興味をもってもらうため、万葉歴史館ホームページに、「万葉デジタルクイズ」と題し、『万葉集』に関するクイズ全5問を掲載しています。

応募対象は全国の小学生・中学生とし、全問正解した人には記念品のプレゼントが。(※正解者が多数の場合、記念品のプレゼントは抽選)

 

・応募期間 令和2年5月31日(日)まで

(※当初5月6日(水・振休)までとしていたものを延長)

・応募方法 万葉歴史館ホームページ右上のお問合せ(万葉歴史館代表メール)に、学校名・学年・氏名・住所・電話番号とクイズの答えを書いて、メールで回答・応募ください。応募はFAXでも受け付けています。

※万葉テレティーチャー

5月1日(金)から5月31日(日)までの間(5月7日、12日、19日、26日を除く。)、「万葉デジタルクイズ」に関する質問に、万葉歴史館研究員が電話でお答えします。

答えが分からない場合は、合言葉「家持(やかもち)」と言えば、そっと教えてもらえます。

 

◎万葉歴史館ホームページ  https://www.manreki.com/

 

 

 

#おうちで楽しむカメラ館で検索 展示カメラや塗り絵を配信中

ミュゼふくおかカメラ館Facebook上で、ハッシュタグ“#おうちで楽しむカメラ館”を付け、臨時休館前に開催していたコレクション展「デビュー!Newコレクション!!」で展示しているカメラを厳選し、随時紹介しています。

また、自宅で楽しめるカメラ館オリジナルの「塗り絵」を配信しています。

 

◎ミュゼふくおかカメラ館Facebook  https://www.facebook.com/museecamerakan/

 

 

  • 高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー 

      https://fujiko-artgallery.jp/

 

貴重な作品をはじめとした展示のみどころを紹介

 

再開した時により楽しんでもらえるよう、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーウェブサイト上で展示の一部を案内しています。先生がまんが家への夢を育んだふるさと高岡での創作活動を中心に、ふるさとギャラリーの貴重な作品を随時紹介。

 

◎高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーウェブサイト

https://fujiko-artgallery.jp/information.html

◎高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーFacebook

https://www.facebook.com/FjikoFFujioHometownartgalley/

 

 

2 高岡市の「日本遺産」が学べる小中学生向けウェブコンテンツ

高岡市日本遺産推進協議会が制作したマンガと、クイズを交えた解説冊子「ふしぎ発見帖」をデータで公開。認定を受けた高岡市の歴史物語「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡─人、技、心─」を学ぶことができます。

◎マンガとクイズでばっちりわかる高岡市の日本遺産(小中学生の皆さんへ)

https://www.city.takaoka.toyama.jp/bunsou/nihonisan/forchildren.html

第一線で活躍する職人・作家から学ぶ伝統技術。第27期(前期)高岡市伝統工芸産業人材養成スクール 新規受講生募集!【4/21(火)〆切】

2020.04.17 UP

これまで重要無形文化財保持者をはじめ、伝統工芸士やクラフト作家など、多くの人材を輩出してきた「高岡市伝統工芸産業人材養成スクール」が、今年も開講します。

このスクールは、高岡の優れた金工・漆工の技術継承と工芸産業の振興を目的に、昭和43年度から開催されているもので、伝統的技術から3Ⅾ造形技術まで、幅広い実技講習を通して、伝統工芸の次代を担う人材を養成するために実施しています。

 

コース実施の様子

 

対象は、高岡市伝統工芸の関連業種に従事される方および従事を希望される方です。新規受付をしているのは、以下の7コース。伝統工芸士の方をはじめ、第一線で活躍する職人・作家の方々が講師・助手として指導にあたります。

 

①金工/鋳造コース(2年間)〔5/23開講予定〕

②金工/精密鋳造コース〔6/20開講予定〕

③金工/彫金コース(2年間)〔5/28開講予定〕

④漆工/きゅう漆コース ※漆工経験者対象〔5/23開講予定〕

⑤漆工/塗りコース(2年間)〔5/28開講予定〕

⑥漆工/加飾コース ※漆工経験者対象(2年間)〔5/28開講予定〕

⑦3D/3D造形コース〔6/4開講予定〕

①、③、⑤、⑥は2年間のコースで、新規募集は2年に一度です。

 

詳細な募集要項・申し込みはこちらから。

https://www.suncenter.co.jp/takaoka/pdf/yousei_school2.pdf

※今後、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、実施時期・内容について変更させていただく場合があります。

 

修了生の作品

 

 

 

申込締切は4月21日(火)まで。工芸や伝統技術の継承に興味のある方、すでに関連する仕事に携わっていて、スキルアップ等を考えている方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

◎問合せ先

高岡市デザイン・工芸センター

TEL 0766-62-0520  FAX 0766-62-0521

e-mail: tdcc★suncenter.co.jp (★を@に替えてください)

 

 

 

アートNPO代表・美術家の米田昌功さんのインタビューを公開しました。

2020.03.31 UP

「関係性の変化を起こす、人の考えを転換していくということが、私たちの活動で一番大事なことであり、この過程そのものがアートだと思っています」。

—アートNPO代表としてアール・ブリュットの支援・紹介を行う傍ら、美術家として自身の制作活動にも勤しんでいる米田昌功さんに、お話を伺いました。

 

こちらからお読みください。

米田昌功

市内外の老若男女を巻き込み発展中!とある鋳物工房が始めた「世界一のたい焼きプロジェクト」潜入レポート

2020.03.31 UP

400年以上の歴史を誇る高岡銅器。分業制のため、市内には多種多様な技術をもつ職人さんがいらっしゃいますが、企業・工房どうしで連携した新しい取組み、ユニークな取組みが盛んなことも高岡の自慢の1つといえるかもしれません。

今回ご紹介するのは、そんなユニークな工房のひとつ、北辰工業所( http://www.meivan.com/ )から広がっている、楽しくて美味しい取組みです。

 

***

 

表札・銘板や記念碑、オリジナルの焼印等をはじめ、クライアントの要望に応じた鋳物づくりを行ってきた北辰工業所。再生アルミニウムを活用したデザイン性の高い鋳物皿「FUKITO」が2016年にグッドデザイン賞を受賞するなど、柔軟な姿勢で時代にあわせたものづくりを行っている工房です。

その代表である鋳造技能士、定塚康宏さんには、もう1つの顔があります。それが「たい焼き職人」。20数年前、「長年培った鋳造技術で地域を盛り上げたい」との思いから、地元・高岡大仏の大判焼型を鋳造し、様々なイベントで自ら実演販売を行ってきました。それだけでなく、誰でも実演販売ができるようなレシピや練習用材料の提供・仕入先紹介なども行うなどのサービスも奏功し、これまで実に全国180箇所以上にオリジナルたい焼き・大判焼の焼き型を納めてきました。

現在のプロジェクトの契機となったのは、あるときテレビ局から持ち込まれた「2メートルのたい焼きを作りたい」という企画でした。そうはいっても2メートルは難しいだろうと、企画は実現しなかったのですが、検討を経て2015年には1m級の焼き型を制作。2016年には専用の焼き台も完成し、関心のある市民のみなさんの前で発表したり、ビジネスフェアに出展したりしながら、何度か試作を重ねていたのでした。

ちなみに焼き台は大阪の会社に発注したのですが、大阪の職人さんも面白がりながら作ってくれたのだそうです。

 

2年のブランクを経て、2018年末に再始動

2016年の段階では、1mたい焼きの薄皮の中に通常サイズのたい焼きを250〜300個入れるという方法で行っていた試作。ところが、1mサイズの焼き型にそのまま小麦粉と餡を入れた本来のたい焼きの形ではなかなか火が通らず苦戦し、プロジェクトは一時中断していました。

2年のブランクを経た2018年末、プロジェクトの存在を知る仲間からの声もあり、定塚社長は再始動を決断。年明け2019年1月には、第1弾イベントを開催しました。

この日は興味のある方々の顔合わせということで、久々に焼き型に火入れをし、集まった人々で交流を図りながらいろんなアイデアを出し合っていました。

写真は、取材に伺ったときの様子です。

久々の火入れ

 

一回り小さい70cmの型で生地を試し焼き

 

集まった人々の交流を兼ねるため、焼き型で焼きそばも!

 

焼きそばや試し焼きの生地をいただきながら、アイデア出し

 

工房に置かれていた焼き型の原型

 

ちょうどその日、テレビでもたい焼き特集をやっていたらしく、その時点でのたい焼き日本一は60cm。この70cmの型や1mの型で、ちゃんと厚みのあるたい焼きが完成すれば、日本一、あるいはギネスも夢じゃない!?

 

大学生・高校生も研究に加わり完成へ

以後、プロジェクトは毎月の試作を続けてきました。失敗も成功の糧にしながら、そのたびに入れ替わり立ち替り、市内外からいろんな人が応援に駆けつけたり、知恵を出し合ったり。

2019年春からは、富山県立大学で工学を専門とする岩井学先生、高岡向陵高校で物理を専門とする藤川武命先生にも声をかけ、学生・生徒の皆さんの研究材料としても試作がスタートしました。

 

4月は大学の先生&学生さんほか、関係者のみでの試作。赤外線サーモグラフィで温度管理をしながらの大研究。<公式Facebookページより>

 

5月。炭酸水やアルミホイルなどを駆使し、粉の配合にも工夫して、ようやく全体がまんべんなく焼けた1mのたい焼きが完成!<公式Facebookページより>

 

5月にようやく一つの完成を見たあともさらに研究を重ね、10月には富山県立大学・高岡向陵高校、それぞれの学園祭でもお披露目。

 

高岡向陵高校の学園祭にて。研究内容のパネル展示とともに、巨大たい焼きの大盤振る舞い。<公式Facebookページより>

 

富山県立大学の学園祭でのパネル展示。巨大たい焼きもきれいに焼け、長蛇の列が!<公式Facebookページより>

 

 

ミルフィーユ型たい焼きの作り方に密着

こうして1年を経て、大進化を遂げた「世界一のたい焼きプロジェクト」。久々に現場の声を聞いてみたいと、約1年強ぶり(2020年3月)に試作の場にお邪魔してみました。

この日は、今後この巨大たい焼きを様々なイベントなどで活用してもらうことを目指したHow to映像の撮影のため、定塚社長、富山県立大学の岩井先生、高岡向陵高校の藤川先生の3名で試し焼きを実施。

 

着火後の適温を見極めるため、鉄板の温度を測っています。

 

この日に作られたのは、学生のみなさんが考案したミルフィーユ型のレシピ。皮と餡・さつまいもを交互に重ね、学園祭でも大好評だったレシピです。

 

生地を投入。まんべんなく伸ばしていきます。

 

両側の型に薄く生地を伸ばしたら、餡を伸ばし、さらに予めふかしておいたさつまいもを投入します。

 

片側の生地をかぶせたら、さらに餡とさつまいもを。
これを繰り返して3層のミルフィーユを作成しました。研究では6〜7層まで実績もあるそうです。

 

みんなで力を合わせて型を合体させる瞬間は、一番の見せ所。

 

見事に完成!

 

切り分けたたい焼きはこんな風に層になっています。大きめに切り分けると20〜30人前、小さめに切り分ければ40〜50人前にまでなるそうです。

 

「高岡をたい焼きのまちにしたい」

「プロジェクトを通じて、たい焼きを楽しむだけでなく、集まった人々に自分の特技や好きなことを生かしてほしいんです」。定塚社長はプロジェクトに込める思いをこう話します。

「人それぞれの関わり方があると思いますし、たとえば自分が思う『たい焼き』を思い描いてもらって、それを型にして焼いて食べたり、人にあげたりということが広がっていくのも面白いと思っています。『高岡に行ったらどこの家でもたい焼きが出てくる』って言われたりしてね(笑)」。

たとえば最近では、井波彫刻の職人さんが獅子舞の獅子をかたどった原型を製作し、獅子舞型の焼き型ができつつあります。

 

獅子舞好きの富山県民に人気が出そうな、獅子の焼き型。上が原型。

 

「1m級のたい焼きを焼く」ということも、まだまだ発展途上なのだそう。

「3年計画で考えています。これからもいろんな違う業種の方とお会いして、知恵をお借りし、あと2年のなかで、どうやって広めていけるか。試作も、焼く人の度量で全然違うものが出てくるので、まだまだ終わらないですよ」。

1mのたい焼きにしろ、通常サイズのたい焼きにしろ、たい焼きが焼ける人を増やして「たい焼きのまち高岡」を作りたい——1mたい焼きの先には、そんな野望が定塚社長にはあるようです。

これからも富山県立大学・高岡向陵高校とも引き続き連携しながら、定期的に場が設けられる予定となっています。今後2年の間に、思わぬつながりから広がる、新たな展開もあるかもしれないですね。

 

ご興味ある方は、ぜひYouTubeやFacebookページをチェックしてみてください!

 

 

◎Facebookページ「たいやき世界一に挑戦!」   https://bit.ly/2URDSdL

◎世界一たい焼きの作り方(3月の取材時に撮影されていたもの) https://www.youtube.com/watch?v=08hn5UjK-Xo

国宝・瑞龍寺で、新たな刺激と繋がりをもらう。「高岡熱中寺子屋」講義レポート(春からの“寺子”も絶賛募集中!)

2020.03.31 UP

高岡市内の国宝・瑞龍寺を拠点とし、世代を超えてつながる学びの場があります。

その名は「熱中寺子屋」。

もともと2015年10月に山形県高畠町で、廃校を利用して始まった「熱中小学校」をモデルに、全国3番目の「熱中小学校」として2016年に始まった取り組みです。

約半年間、月1回集まって、地元や全国で活躍されている方を講師としてお話を伺ったり、実習などを行ったりするほか、「課外授業」として県内各地のお祭りをみんなで見に行ったり、「部活動」を行ったりと、様々な展開が広がっています。講師もIT企業などの社長、大学教授、デザイナー、技術者、職人など幅広く、ここでしか聞けないような話が盛りだくさん。現在は4月18日(土)から始まる第8期を募集しています。

 

荘厳な雰囲気の瑞龍寺のなかで、一体どんなお話が聴けるのか?

第7期の、ある日の講義の様子をご紹介しましょう。

 

瑞龍寺の廊下を歩き、会場の「大庫裏」へ。

 

「大庫裏」は寺の台所。大きなかまどのある土間の、隣の和室が教室になっています。

 

この日は「情報」の授業として、「世界最高齢アプリプログラマー」として知られるITエヴァンジェリストの若宮正子さん、そして「家庭科」の授業として、北陸唯一の種麹店である石黒種麹店の石黒八郎さんが先生として来校。

 

1限目、若宮正子さんの授業の様子。

 

「私は創造的でありたい」と題された若宮先生の授業では、エストニアの電子政府のお話を中心に、様々な事例を紹介していただきました。

いろんな国に占領された歴史をもつエストニアは、「情報は国家なり」という理念を持ち、外国人でも仮想国民になれる”e-residency“という制度を持っています。「国民のデータがあればどこにでも国が作れる」「世界中に仮想国民がいれば、何かあっても世界中から声を上げてくれる」という考え方で、国の防衛をソフトパワーから行おうという画期的な制度です。若宮先生もエストニアの仮想国民になっていて、日本にいながらエストニアに会社を作ることだってできるのだそうです。

 

そのほか、スウェーデンの男女共同参画社会づくりのお話や、イスラエル製の視覚障害者のためのウエアラブル端末を体験したお話、たった10歳で起業家になる!と宣言しクラウドファンディングで資金を集めてエストニアに行った日本人の女の子のお話など、普段見ている世界を超えさせてくれるような、新たな視点をたくさんいただくことができました。

 

「年齢は単なる数字にすぎない」「人間70、80は伸び盛り!」と断言する姿が、とても格好良く、みなさん熱心にお話に耳を傾けていました。

 

休憩を挟んで2限目へ。

 

2限目は、全国に10軒ほどしかない種麹店の1つ、石黒種麹店の当主・石黒八郎先生による「腸内環境にやさしい発酵食品」。

南砺市(福光)で江戸時代から麹を作っていましたが、種麹店として明治28年に創業。一子相伝という希少な技術で受け継がれてきた独自の種麹を用いて、麹を昔ながらの麹蓋製法で1枚1枚手作りしています。種麹は、現在では6種培養しているとのこと。上の写真で手に持っているのが麹蓋ですが、驚きなのは、これを逆さにしても落ちないということ。たくさん菌糸がついているのは、いい麹である証拠だそうです。

 

授業終了後に間近で見せていただいた麹蓋の麹。フワフワぎっしりとした力強い麹です。

 

米が麹になることでの大きな変化は、米になかった酵素が100種類、成分が400種類生まれることだそうです。麹や発酵食品は近年大変注目を浴びていますが、なかでも日常に取り入れやすい食品の1つとして「甘酒」をご紹介いただきました。

 

1人1人に甘酒の試飲が配られました。

 

甘酒が「飲む点滴」と呼ばれているのは、聞いたことがある方も多いでしょう。実際、甘酒には、ブドウ糖、必須アミノ酸9種類、ビタミンB群が豊富に含まれ、これが点滴の成分とほぼ同じなのだそうです。また、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれており、これらが「第2の脳」と呼ばれる腸内環境を整え、体の免疫力や肌の保湿力を高めてくれるといわれています。最近の研究では、「エルゴチオネイン」という、抗酸化力が非常に高い成分が含まれていることもわかっています。そのパワーたるやビタミンEの7000倍ともいわれ、石黒先生いわく、「1g20万円もする美容成分」なのだとか(!)。

 

笑いを交えながらのお話で、会場は終始楽しげな雰囲気に包まれていました。

 

ちなみにこの熱中寺子屋、毎回違う先生が違うテーマでお話をしてくれたり、生徒(寺子)どうしの活動や交流も盛んに行われたりしているので、期をまたいでリピート受講している方もたくさんいます。

1期からずっと受講している寺子の方に「熱中寺子屋」の魅力を伺ってみると、こんな答えが返ってきました。

「毎回の講義で、知らない世界の扉がちょっとだけ開くんですよ。1時間半だけだと分からないこともあるから、そこから気に入ったこと、気になったことをネットで調べたり、実際見に行ってみたりしています。テレビだと聞き流してしまうテーマでも、生で聴くことで興味が湧くことも多いんです」。

 

4月からの第8期も多種多様なテーマと講師陣が勢ぞろい。世界を広げたい方、仲間を見つけたい方は、まずは見学からでも参加してみては?

 

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「高岡熱中寺子屋 第8期」

・日 時  令和2年4月18日(土)~9月19日(土)13:00~16:30

           ※5月15日(金)、9月23日(水)は課外授業(自由参加)

・会 場  国宝・瑞龍寺 大庫裏 ほか

      ※初回4月18日はネット配信予定

 

・日程・参加方法等

 https://www.necchu-terakoya.com/blank-4

・講師陣とテーマ

 https://www.necchu-terakoya.com/7

 

 

 

◎高岡熱中寺子屋

https://www.necchu-terakoya.com/

https://www.facebook.com/necchuterakoya/