富山県西部の中心都市・高岡市は、約400年前に加賀藩二代当主・前田利長公が開いたまち。高岡銅器、高岡漆器などの伝統産業と、アルミ・化学・パルプなどの近代産業がともに盛んな、日本海沿岸を代表する、ものづくりのまちとして発展してきました。
平成27年3月には北陸新幹線が開業し、あらたな歩みを始めています。奈良時代には大伴家持が国守として赴任し、多くの歌を詠んだ高岡。高岡城跡、2つの国宝・瑞龍寺と勝興寺、山町筋や金屋町、吉久の伝統的な町並みなど、歴史的・文化的資産が数多く残されています。高岡御車山祭、伏木曳山(けんか山)、福岡町つくりもんまつりなどの祭礼にも、昔も今も変わらぬ人々の心意気が受け継がれています。
高岡の暮らしの根底に流れる歴史や文化を知り、市民一人ひとりがより創造的に、これからのまちの活力を生み出していくために、高岡市では高岡の文化力を活かし、「文化創造都市 高岡」を推進しています。