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2018年度グッドデザイン賞に、高岡から2つの受賞!

2018.12.27 UP

日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みとして1957年に創設された「グッドデザイン賞」。プロダクトや建築物だけでなく、課題解決の仕組み・活動として優秀なものにもその名誉ある賞が贈られています。

今年度(2018年度)高岡からは、“コミュニケーションを生むスタンプ [「職人・町人スタンプラリー」]”(高岡クラフト市場街実行委員会)と、“おりん [Paddle](瀬尾製作所株式会社)”の2つがグッドデザイン賞を受賞しました。

「職人・町人スタンプラリー」は、「コミュニティに参加できる、コミュニケーションを誘発するスタンプラリー」がデザインコンセプト。高岡のものづくり・まちづくりに関わる高岡の「ひと」と出会い、交流できる新しいスタンプラリーです。審査員からは「新しい工芸の生き残り方としての『ツーリズム』を最小限のデザインで実現しようとしている姿勢が素晴らしい」と評価を受けています。

 

↓↓詳細はこちら↓↓

■コミュニケーションを生むスタンプ [「職人・町人スタンプラリー」について

http://www.g-mark.org/award/describe/48276?token=WmqNdmwWWO

■デザインした河原つかささんインタビュー(当ウェブサイト)

https://bunkasouzou-takaoka.jp/active-person/kawahara_tsukasa/

 

スタンプラリー実施イメージ

 

一方のおりん [Paddle]は、亡くなった方を日常のなかで大切に想う道具として、現代の住宅やライフスタイルにもなじむようにデザインされた仏具。わずかなスペースにも置くことができ、ガラスと金属を合わせた美しい佇まいも魅力的です。審査員からは、「現代のライフスタイルに違和感なくなじむ仏具の在り方として、一つの解決のかたちといえる」と評価を受けています。

 

↓↓詳細はこちら↓↓

■おりん [Paddle]について

http://www.g-mark.org/award/describe/47225?token=WmqNdmwWWO

 

おりん [Paddle]

 

ちなみにこの「グッドデザイン賞」、近年高岡の企業に関する受賞が続いています。2014年度以降のものを下記に紹介しますので、興味のある方は、こちらもどうぞ。

グッドデザイン賞を通して、知らなかった高岡の魅力がまた見えてくるかもしれませんね。

 

■2017年度:装飾用パネル [ORII MARBLE(オリイマーブル)]

http://www.g-mark.org/award/describe/45314?token=WmqNdmwWWO

 

■2017年度:信用金庫 [高岡信用金庫本店]

http://www.g-mark.org/award/describe/45775?token=WmqNdmwWWO

 

■2016年度:食器 [FUKITOシリーズ]

http://www.g-mark.org/award/describe/43570?token=WmqNdmwWWO

 

■2016年度:住宅展示場 [高岡の家 若葉展示場]

http://www.g-mark.org/award/describe/44583?token=WmqNdmwWWO

 

■2015年度:仏具 [ポタリン]

http://www.g-mark.org/award/describe/42187?token=WmqNdmwWWO

 

■2014年度:ぐい飲み[喜泉]

http://www.g-mark.org/award/describe/40842?token=WmqNdmwWWO

 

■2014年度:フルーツボウル [汀/网]

http://www.g-mark.org/award/describe/40863?token=WmqNdmwWWO

 

■2014年度:木津の庄 コミュニティセンター+公園

http://www.g-mark.org/award/describe/41643?token=WmqNdmwWWO

 

「けんか山」の魅力を伝える企画展「伏木曳山祭」、高岡御車山会館で12月下旬まで開催

2018.12.21 UP

 

「伏木曳山祭」は、毎年5月15日に高岡市伏木地区で行われる、海上安全を祈願する伏木神社の春の例大祭。高岡市無形民俗文化財で今年北前船のストーリーの構成文化財として日本遺産にも認定されました。町を挙げた一大イベントに、毎年数多くの人が詰めかけます。

その勇壮で猛々しい姿から、 通称「けんか山」としても知られているこのお祭り。日中、美しい花傘を広げ町内を優雅に練り歩いた花山(はなやま)は、夜になると多くの提灯を身にまとった提灯山(ちょうちんやま)の姿になります。計6台の山車がそれぞれ約360個の提灯を揺らしながら、山車同士が互いに全力で激しくぶつかり合う「かっちゃ」は、最大の見どころです。

高岡御車山会館では、企画展「伏木曳山祭」を開催。祭礼の歴史や特徴を紹介するため、写真のほか、祭礼で曳き手が着る半纏(はんてん)、山車を彩る提灯などを展示し、祭礼当日の熱気を伝えます。この展示を見れば、来年5月の新元号となって初めての本祭へ、期待が高まること間違いなし。

高岡御車山会館では通常、重要有形・無形民俗文化財に認定されている「高岡御車山祭」の御車山や、4Kの高精細画質シアターで鑑賞する祭りの映像など、高岡の山車文化を感じることのできる展示がもりだくさん。この企画展とともにぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

高岡御車山会館 企画展「伏木曳山祭」

◆会期:12月下旬まで(予定)

◆休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は、翌平日)、年末年始

◆料金:一般(高校生以上)300円 団体(20名以上)1人につき240円

◆会場:高岡御車山会館(高岡市守山町47-1)

◆駐車場:山町筋観光駐車場または御車山会館専用駐車場をご利用ください

◆問合せ:高岡御車山会館 TEL / 0766-30-2497

高岡のものづくり・デザインの最新情報がわかる!高岡市デザイン・工芸センターが「NEWS LETTER Vol.2」を発行

2018.12.20 UP

高岡市デザイン・工芸センターでは今年度から、高岡で活躍する作り手の皆さんのインタビューほか、高岡のものづくり・デザインに関する商品や場所、出来事などを紹介するニュースレターを不定期(年3回程度を予定)に発行しています。

先日、最新号Vol.2が発行されました。

>>Vol.2

http://www.suncenter.co.jp/takaoka/movin/pdf/newsletter2.pdf

特集で紹介の和田さんは、高岡銅器分野でもなかなかメディアで取り上げられることがなく一般には馴染みのない分野の方ですが、銅器業界を長年支えてこられた腕利きの職人さんです。このほか市内のものづくりに関するトピックを掲載しています。

このニュースレターは、日ごろ高岡のものづくり・デザインの現場に密接に関わるセンターの職員の方が自ら取材・製作を行っているもの。昨年度まで発行していたデザイン情報誌「MOVIN’」の休刊に伴い、今年度から新たにwebでの公開に限定するかたちでニュースレターの発行を開始しました。

当サイトではご紹介しきれない作り手の皆さんのことやその他最新情報も紹介されていますので、ぜひこちらもご覧いただき、高岡のものづくり・デザインについての理解を深めていただければ幸いです!

 

◎ニュースレターのバックナンバーと、昨年度まで発行されていたデザイン情報誌「MOVIN’」はこちらから。

http://suncenter.co.jp/takaoka/movin/movin.html

 

◎高岡市デザイン・工芸センター

http://suncenter.co.jp/takaoka/

 

高岡に根付く工芸のある暮らしを展示する高岡駅前Hokugin Art Galleryで「高岡のしつらえ:おもてなしの工芸展」【1/15(火)まで】

2018.12.19 UP

 

2019年1月15日(火)までの期間、北陸銀行 高岡駅前出張所内「Hokugin Art Gallery」にて、「高岡のしつらえ:おもてなしの工芸展」が開催されています。

毎回、「工芸と共にある高岡の暮らし」をテーマに高岡や富山県内の若手工芸作家をシリーズで展開してきたギャラリー。今回は、高岡で永く使われてきた工芸品に焦点を当て、旧家が持つ貴重な工芸品の数々を展示しています。華やかながら気品ある蒔絵が施された酒入れ、南京の古染付きの小皿、江戸時代の陶工・青木木米作の酒呑など、手仕事の品々と暮らす良さを感じられる品々が並びます。

高岡で受け継がれてきた、季節ごとの「しつらえ」を楽しみ、茶の湯の文化でお客様をもてなすという文化の深みを、改めて見つめてみてはいかがでしょうか。

 

※Hokugin Art Gallery:高岡駅前「sorae高岡(ソラエたかおか)」にあるギャラリースペース。2017年10月31日より、”工芸と共にある高岡の暮らし”をテーマに、高岡や富山県内の若手工芸作家の作品展示をシリーズで展開。Vol.1は高岡在住の 金工作家・尾崎迅、Vol.2はガラス作家・梶原朋子、Vol.3は漆芸作家・畦地拓海、 Vol.4は陶芸作家・梅田かん子の作品を紹介。

 

Hokugin Art Gallery「高岡のしつらえ:おもてなしの工芸展」

◆会期:2018年10月19日(金)~2019年1月15日(火)

◆場所:北陸銀行 高岡駅前出張所 内 (高岡市下関町185-11 sorae高岡1F)

◆営業時間:平日 9:00~15:00※夜間(21:00まで)および休業も店舗外から鑑賞できます。TEL:0766-23-0007 

 

【更新情報:工場・工房】新たに2つ、ものづくりの現場紹介を追加しました!

2018.12.04 UP

高岡に集積する、数多くのものづくり企業や工場・工房。当サイトの「工場・工房」ページでは、そのいくつかをピックアップしてご紹介しています。今回、新たに「瀬尾製作所」「鋳物工房 利三郎」の2つを追加しました。

このページで紹介している工場・工房では、工場見学やショールーム見学、体験などを受け付けているところもあります(要事前連絡)。ぜひチェックしてみてください!

 

>>詳細はこちら

尾形光琳、横山大観、竹久夢二など、様々な作家の「椿」を楽しむ。「椿絵名品展 つばき咲く」高岡市美術館にて開催中(〜12/9)

2018.11.30 UP

古くから日本で親しまれてきた椿は、琳派の画家や文人画家をはじめ、現代に至るまで多くの作家によって描かれてきました。

現在高岡市美術館では、椿絵のコレクションで知られるあいおいニッセイ同和損害保険の所蔵品から、椿絵の名品約80点を展示する企画展「椿絵名品展 つばき咲く−光琳、大観、夢二など−」を12月9日(日)まで開催しています。

尾形光琳、横山大観、竹久夢二、岸田劉生、北大路魯山人、川合玉堂、夏目漱石など、歴史に名を残す作家たちによる、多彩な椿の表現をお楽しみください。

なお本展にあわせ、ミュージアムショップでは様々な椿モチーフのグッズを販売するほか、併設するティーラウンジ アークでは会期中限定メニュー「和らすくとーすと」を提供しています。

椿モチーフが好きな人は必見

 

黒蜜・きな粉・抹茶のハーモニーが楽しい「和らすくとーすと」

 

【概要】

・会期:開催中~2018年12月9日(日)(入館は16:30まで)

・会場:高岡市美術館(富山県高岡市中川1-1-30)

・休館日:月曜日

・観覧料:一般 1000円/ 高校・大学生 700円

 

◎展覧会チラシはこちら

http://www.e-tam.info/img/2018/tsubaki.pdf

 

◎高岡市美術館

http://www.e-tam.info/