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越中福岡の菅笠、国の伝統的工芸品に。新製品も続々開発中!

2018.03.31 UP

高岡市福岡地域を中心に生産されている「越中福岡の菅笠(すげがさ)」が、2017年11月30日、国の伝統的工芸品に指定されました。菅笠は、「スゲ」という植物を使って縫った笠で、農作業用の日よけや雨具として全国で古くから使われ、日本人の日常に溶け込んできました。

古くは全国で菅笠が作られていたとも言われていますが、現在、原料のスゲ栽培から笠骨作り、笠縫い、仕上げ、問屋まで一貫して生産しているのは、ここ福岡地域の菅笠のみとなり、全国シェアも9割超となっています。たとえば、静岡県浜松市の「大念仏踊り」には時代劇でもおなじみの三度笠が使われますが、この三度笠は高岡市福岡地域で作られているものです。また、山形の花笠音頭の笠も、一部は高岡市福岡地域で作られたものが使われています。 

 

いろいろな形の菅笠。左から、富士笠、三度笠、ヘルメット型の菅笠

 

もともと、この地域に良質の菅があったことから菅笠作りが始まり、以降400年以上にわたって、この手仕事の技術が受け継がれています。伝統的に、笠骨作りは男性の仕事、笠縫いは女性の仕事とされており、かつてこの地域では、上手に笠を縫えることが良いお嫁さんの条件ともなっていたそうです。

「越中福岡の菅笠」は、今回の伝統的工芸品の指定を受ける前の2009年にはその技術が国の重要指定文化財に認定され、技術保存の取組みが続けられてきていました。 

今回の伝統的工芸品指定を機に、新商品開発や販路拡大など、産業としてますます盛り上がることが期待されています。たとえば、福岡で栽培している菅は撥水性に優れており、これまでは自然のままの色で商品展開をしてきましたが、近年高岡市デザイン・工芸センター等とともに研究してきた染色技術で20色展開が可能になり、また新たな可能性が広がっています。伝統的な笠縫技術を活かした新商品はもちろんのこと、笠にならない細い菅の繊維を使った繊細で柔らかいスゲ帽子や、菅を使ったお茶など、柔軟な発想によるユニークな商品も開発中とのこと。 

 ★関連記事:「菅笠マカロン」に決定 高岡、保存会開発の「帽子形」(富山新聞)

 http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TH20180328411.htm

 

菅笠やさまざまな菅製品は以下のお店で販売されています。見かけたらぜひ手に取ってみてください!

高岡地域地場産業センター   TEL:0766-25-8283 (高岡駅5番乗り場から加越能バスに乗り「熊野町」下車徒歩3分)

・さんちょんぴん蔵 TEL:0766-64-1661(あいの風とやま鉄道 福岡駅徒歩7分)

・高岡市まちづくり福岡工房 TEL:0766-64-0020(あいの風とやま鉄道 福岡駅徒歩7分)

・大菅商店 TEL:070-5465-4257(あいの風とやま鉄道 高岡駅徒歩10分、万葉線 坂下町徒歩5分)

 

◎菅笠のお問い合わせ 越中福岡の菅笠振興会 TEL:090-2834-1125(高田)

 

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