アール・ヌーヴォーを代表する珠玉の作品、約500点。「夢のアール・ヌーヴォー アルフォンス・ミュシャ展」(〜9/1)@高岡市美術館

2019.07.29 UP

※TOP画像:「モナコ・モンテカルロ」1897年 OGATAコレクション

 

美しい女性像や植物文様による装飾的なデザインで19世紀末のパリを席巻した画家、アルフォンス・ミュシャの展覧会が、高岡市美術館で開催されています。

アルフォンス・ミュシャは1860年、現在のチェコ共和国東部に生まれました。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパ全体で人気を博した芸術運動「アール・ヌーヴォー」を代表する画家として活躍し、ポスターや装飾パネル、ポストカード、商品パッケージ等、多岐にわたりその作品を残しました。一方、故郷チェコや自らのルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品も手がけており、国際的な評価が近年ますます高まっています。

 

「黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー」1896年 OZAWAコレクション

 

「1918-1928 独立10周年」 1928年 OGATAコレクション

 

会期中は講演会やギャラリー・トーク、ワークショップなど関連イベントも予定されています。8月1日には、担当学芸員が高岡大和・御旅屋セリオで展覧会の見どころをレクチャーします。(入場無料/https://www.e-tam.info/img/2019/otaya_mucha.jpg)。

 

そのほか、ミュシャ展限定のグッズを美術館内のショップで販売するほか、ホテルニューオータニ高岡の「パティスリーK」で販売している、ミュシャの世界観を表現したコラボスイーツも見逃せません。

 

展覧会では、全作品撮影・SNS投稿も可能(フラッシュ撮影・三脚等の使用禁止など、注意事項あり)。ぜひ会場に足をお運びいただき、豊穣なミュシャの世界をお楽しみください。

 

 

夢のアール・ヌーヴォー アルフォンス・ミュシャ展>

・会期:開催中〜2019年9月1日(日)※月曜休館、ただし8月12日開館

・開館時間:9:30〜17:30(入館は16:30まで)

・観覧料:1200円、高校・大学生500円、小・中学生300円、親子券(大人1名と小・中学生2名までのセット券)1100円

・チラシはこちらから→ https://www.e-tam.info/img/2019/mucha.pdf

 

■関連イベント(2019年8月1日以降のもの)

▽ミニレクチャー

・日時:8月1日(木) 14:00~15:00

・場所:高岡大和・御旅屋セリオ6階 特設会場

・概要:担当学芸員が展覧会の見どころをお話します。

 ※参加無料、申込不要

 

▽講演会「ミュシャ作品と装飾―パリ・プラハ時代を中心に」

・講師:小野 尚子 氏 (兵庫県立美術館学芸員)

・日時:8月10日(土) 14:00~15:30

・場所:地階ビトークホール

・定員:80名(当日先着順) ※聴講無料

 

▽ワークショップ ミュシャプラバン制作

・日時:8月11日(日・祝) 10:30~、12:30~

・講師:でこりん氏(イラストレーター)

・場所:地階エントランス

・対象:小・中学生

・材料費:一人250円 ※要観覧券

※事前申し込み必要 先着順(各回20名)

 参加者の名前・連絡先を葉書・またはFAXでお知らせください。

  (ワークショップお申込み・問い合わせ先)

   北日本新聞社西部本社高岡事業部

   〒933-0911 高岡市あわら町13-50 

   TEL(0766)22-2226 FAX25-7775

 

▽ギャラリー・トーク

・日時:①8月17日(土)14:00~15:00

    ②8月24日(土)14:00~15:00

・講師:①西 治子氏(洋画家)、②高岡市美術館学芸員

・場所:1階企画展示室

 ※要観覧券。当日会場にお集まりください

 

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◎高岡市美術館 http://www.e-tam.info/index.html

 

 

 

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