全国の高校生が三十一文字を競い合う「第5回高校生万葉短歌バトルin高岡」、熱戦の模様をYouTubeで配信中!
日本最古の歌集「万葉集」の代表的歌人である大伴家持は、奈良時代、国守として高岡に在任し、この地で多くの歌を詠みました。これにちなみ、高岡市では「万葉のふるさと」として様々な万葉関連イベントを開催しています。
毎年夏に全国の高校生が短歌の腕を競い合う「高校生万葉短歌バトル in高岡」もそのひとつ。第5回となった2020年8月23日(日)の本戦は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、予選を勝ち抜いた全国8チーム24人がオンラインで対戦を行いました。
「オンライン対戦は初の試みでしたが、滞りなく開催できて一同安堵しています」と大会実行委員会事務局。応募締め切りが6月で全国の学校が休校になっているなかでも、熱心に応募してきた高校生のみなさんの作品は、いずれも例年に比べてハイレベルであったとのこと。予選の作品は世相を反映し、新型コロナウイルスについて詠む歌が多かったそうです。
本選には、地元高岡から高岡向陵高校のチームが出場。試合は3人で1チームとなり、かつて平安時代の貴族の間で流行した「歌合(うたあわせ)」を現代風にアレンジしたルールで行われました。先鋒・中堅・大将がそれぞれ1対1で、テーマ(1回戦「夢」、準決勝「月」、決勝「挑む」)に基づいて作った短歌を朗唱し、チームメイトが仲間の歌の特徴を説明したのち、対戦相手の歌を批評しあうという流れです。
今回は、この試合の模様をYouTubeで配信しています。
高校生たちのみずみずしい感性がぶつかりあう大会の様子を、ぜひご覧ください。
◎公式ホームページ「高校生万葉短歌バトル in高岡」
◎高岡市ホームページ(「万葉のふるさと高岡」紹介ページ)
https://www.city.takaoka.toyama.jp/bunsou/furusato-manyo.html
★昨年の記事
古式ゆかしい「歌合(うたあわせ)」の方式での、高校生たちの短歌バトル!8月23日(金)11時〜、ウイング・ウイング高岡で開催