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9/20(土)〜23(火・祝)に開催。まち巡りをしながら“高岡の手仕事”を堪能できる人気のクラフトイベント「市場街」と「ミラレ金屋町」の直前情報をお届け!

2025.09.08 UP

 

 

ものづくりのまち・高岡で毎年秋に開催されるクラフトの祭典「工芸都市高岡の秋」。2025年に行われる4つの大型イベントのうち、9月開催の「市場街」と「ミラレ金屋町」の直前・詳細情報をご紹介します!

 


 

◆市場街2025

「市場街(いちばまち)」は、高岡のものづくりを支える職人や工房が主役となり、高岡のまち全体でクラフトとアートを体験できる総合イベントです。今年で14年目を迎える当イベントは、2022年に「グッドデザイン賞」、2023年には「ふるさとイベント大賞(大賞・内閣総理大臣賞)」を受賞するなど、まちづくりの観点からも注目されています。

2025年は、9月20日(土)から23日(火・祝)の4日間の開催。クラフトやアートの展示販売、オープンファクトリーやワークショップのほか、三井化学グループによる「MOLp Café 2025 in 市場街=MATSURIAL=」などの新コンテンツも加わり、より一層パワーアップ。

また、山町筋での歩行者天国も、20日(土)・21日(日)10:00〜17:00に開催予定。山町筋エリア、御旅屋エリア、金屋町エリアを巡ることで、歴史ある「高岡のまち」の魅力も余すことなく堪能できます。

 

市場街2025 開催概要
 期間:9月20日(土)〜23日(火・祝)
 会場:高岡中心市街地(山町筋エリア、御旅屋エリアを中心とする)
 実施内容 : クラフト&アート作品の展示・販売、工場・工房見学、地元グルメの販売、伝統産業職人や作家によるものづくりワークショップ 等
 公式HP:https://ichibamachi.jp/ 「いちばまち」で検索できます
 公式インスタグラム:@ichibamach
 問合わせ先:高岡クラフト市場街実行委員会 ichibamachi@gmail.com 
 主催:高岡クラフト市場街実行委員会
 構成団体:高岡市(アート&クラフトシティ高岡推進委員会) / 高岡商工会議所 / 高岡市デザイン・工芸センター / 富山大学芸術文化学部 / 高岡伝統産業青年会

 

 

【市場街 イベントピックアップ】

 

市場街の玄関口 マルシェ「ものの市」

市場街の玄関口となる「ものの市」は、土蔵造りの歴史ある町並みが美しく残る山町筋(歩行者天国)で開催される、クラフトやワークショップ、美味しいフードやドリンクが楽しめるマルシェイベントです。

今年は“Lunch Drinks, with Craft”をテーマに、SNS映えするノンアル・アルコールドリンクと、こだわりの器を集めた特設エリアが初登場。

伝統工芸の鋳物体験ができるエリアも設けられ、充実した内容の全43店舗が出店予定です。

開催日時:9月20日(土)、21日(日) 10:00〜17:00
 場所:山町筋エリア(富山県高岡市小馬出町6)

 

高岡の工場を職人がご案内「オープンファクトリー」

普段は見ることができない高岡市内の工場や工房をガイド付きで見学できる、市場街ならではのコンテンツ「オープンファクトリー」。今年は高岡市内のものづくり工場など17社が一般開放。9月22日(月)は平日なので、フルパワーで稼働している工場を垣間見ることも。見学だけでなく、技術を買えるショップや、体験できるワークショップなども楽しめそう。

開催日時:9月20日(土)〜23日(火・祝)  ※各工場ごとの営業時間は公式サイトに記載予定
 場所:高岡市内の17工場
 参加工房:(有)川津工芸、迅福堂、般若鋳造所、有限会社のと作銘木店、株式会社能作、有限会社色政、有限会社佐野政製作所、煌雲本菅笠工房、瀬尾製作所株式会社、株式会社杉本美装、株式会社平和合金、モメンタムファクトリー・Orii、有限会社シマタニ昇龍工房、株式会社道具、嶋モデリング、梶原製作所、和田彫金工房 (順不同)

 

MOLp Café 2025 in 市場街 =MATSURIAL=

素材の持つ機能価値、感性価値を五感で体感できる、新しいコミュニケーションを作りだす三井化学グループの社員有志活動集団「MOLp®︎」(モル、そざいの魅力ラボ)。今年で活動10周年を迎える彼らと、市場街との初のコラボレーションが実現です。

高岡の職人と作ったプロダクト3作品のほか、そざいの魅力を五感で体験できる展示が多数。プロダクトももちろんのこと、そのコミュニケーションも特徴的なのが「MOLp®︎」。説明メンバーに話しかけてみれば、きっと、素材の魅力の沼にはまること間違いなし。

開催日時:9月20日(土)・21日(日) 10:00〜17:00、23日(火・祝)10:00〜15:00
 場所:山町筋エリア 室崎家(富山県高岡市木舟町27)

 

街に溶け込む若手作家たちのアート展「高岡で澄む」

富山県高岡市にて発足したアーティストグループ「高岡で澄む」。

その土地に住むことで環境や人、文化、食など身の周りの様々なものから影響を受け、作品として生み出す事で心が澄んでいく。そうした中で生まれる衝動や感情を体感できる展覧会です。

7年目を迎える今年は、5会場を舞台とし高岡の街に溶け込む展示を開催。それぞれの会場と作品の魅力を共に味わうことができます。

開催日時: 9月20日(土)〜23日(火・祝)10:30〜17:00  ※最終日16:30まで
 場所: 1970西繊ビル/土蔵造りのまち資料館/Piilo/Ahora Aquí
 インスタグラム:@takaokadesumu

 

飲食店が4日間限定メニューを販売「味趣の乱」

山町筋の歩行者天国で開催される食のイベント「味趣の乱(みしゅのらん)」。今年は7店舗の飲食店が、市場街限定の“本気メニュー”をお届け。気になるお店を食べ歩きすれば、きっと、自分だけの「推しグルメ」が見つかるはず。

さらに、3店舗以上のメニューを楽しんで写真を撮り、指定のハッシュタグをつけて投稿すると、山町筋・高岡御車山祭をモチーフにしたDOZOUオリジナルマグカップや風呂敷がもらえるチャンスも!

開催日時:9月20日(土)〜23日(火・祝) ※営業日は店舗により異なります
 場所: あんしんごはん/ブーランジュリーグランオム/紡tsumugu/大野屋/NIKKORI/FREAK FREAK/COMMA,COFFEE STAND

 


 

◆ミラレ金屋町

千本格子の町家が立ち並ぶ高岡の鋳物発祥の地「金屋町」をリアルに体験できるイベント「ミラレ金屋町」。

金屋町の町家や石畳の通りを実際に歩いて、金屋町の模型にあなたのお気に入りポイントを記録する体験型まち歩き企画、作家・職人直伝の体験型ワークショップ、住民とのお茶会や工芸作品の展示販売、地元の味自慢が並ぶグルメ横丁、着物ファッションショーなど、金屋町の魅力をまるごと知って、見て、体験できる2日間のイベントです。

 

ミラレ金屋町2025 開催概要
 期間:9月20日(土)、21日(日)
 会場:金屋町石畳通り周辺
 公式HP:www.mirare-kanayamachi.com
 問合わせ先:ミラレ金屋町実行委員会 mirarekanayamachi@gmail.com
 高岡市商業雇用課 0766-20-1289

 

【ミラレ金屋町 イベントピックアップ】

 

着物ファッションショー「MIRARE これくしょん2025」

金屋町の石畳通りを舞台に、富山大学芸術文化学部の学生が企画・出演するファッションショー。

今年のテーマは「タイムスリップ」。時代ごとのイメージを着物で表現します。それぞれの時代の着物 の魅力や移り変わりをお楽しみください。

開催日時:9月20日(土)、21日(日)
 会場:石畳通り 20日(土)11:00~、21日(日)11:00~
    山町筋  20日(土)14:00~
    最勝寺  21日(日)14:00~
 ※天候等により、開催内容が変更となる場合があります。

 

街並みと暮らしのギャラリー

金屋町の歴史ある建物の魅力や暮らしぶりなどを体感しながら、クラフト作品を鑑賞することができる展示イベント。新進気鋭の若手作家の作品を伝統的建築の中で展示するほか、屋外では県内外の工芸作家による作品の展示・販売が行われます。

開催日時:9月20(土)、21日(日) 両日とも10:00~17:00
 会場:三角公園、さまのこハウス、石畳通り、金森藤平家、小泉家

 

性格ピックマップin 金屋町

金屋町の大きな模型に、みんなのお気に入りの場所をカラフルな旗でピック!

旗の色は性格診断で決まるから、参加者同士の感性のちがいも楽しめます。

他の人がピックした場所にも行ってみよう。

開催日時:9月20日(土)、21日(日) 両日とも10:00~17:00
 会場:鋳物資料館前

 


 

かつて城下町だった駅前の御旅屋エリアから、工芸文化の発展にも寄与した豪商たちのまち山町筋、そして高岡鋳物発祥の地・金屋町へと続く、ものづくりのまち高岡。往時の風情を残す町並みを歩きながら、今も息づく伝統と最新の「ものづくり」、そして、魅力ある「ひと」に出会いに、今年の秋も、ぜひお出かけしてみては?

 

【高岡古城公園指定150周年・国史跡指定10周年記念 特別展「高岡古城公園の150年」】高岡市立博物館にて開催中!(~R7.10.5)

2025.09.02 UP

 

 

2025年は富山県高岡市が誇る名所「高岡古城公園」が、創設されて150周年、「高岡城跡」が国史跡に指定されて10周年という、大きな2つの節目を迎えます。これを祝して、高岡市立博物館では特別展が開催されています!

 

高岡城は1609年、加賀前田家二代当主・前田利長によって築かれました。利長の死により廃城となった後も、城の水堀や郭が良好に保存されてきた背景には、三代利常の城下町再興政策や、明治時代の服部嘉十郎(第17大区区長:現在の高岡市長に相当)らによる公園指定請願運動がありました。

1875年に全国33番目の公園に指定され、現在、高岡城跡は高岡の歴史を語り継ぐ貴重な国史跡として、多くの人々に親しまれています。

 

 

本展では、高岡古城公園の歴史的価値を伝えるため、利長に築城の許可を伝えた江戸幕府2代将軍の徳川秀忠の書状や、服部嘉十郎らが提出した公園指定請願書、高岡城時代から現在までの変遷が分かる絵図や地図などのほか、遷座150周年を迎える射水神社所蔵の貴重な社宝なども含めた高岡古城公園に関わる資料約120点を展示・紹介しています。高岡城及び高岡古城公園の魅力を存分に感じられる内容となっています。

さらに、会期中には関連イベントも開催いたします!専修大学経済学部教授・小林昭裕氏による講演会や学芸員による展示説明会などもあり、展示内容への理解をさらに深めていただける貴重な機会となっております。こちらもあわせてぜひご参加ください。

 

絵図や地図から静かに語りかける城跡の物語、そして射水神社の貴重な社宝。歴史を深く感じ、地域への愛着をさらに育む特別展をぜひご観覧いただき、次なる150年を展望してみませんか?

 

●高岡古城公園指定150周年・国史跡指定10周年記念 特別展「高岡古城公園の150年」
 【会 期】(開催中)~令和7年10月5日(日)
 【場 所】高岡市立博物館(高岡市古城1-5)
       新館 企画展示室
 【休館日】月曜日(月曜日が祝・休日の場合は開館し、翌平日に休館)
 【入館料】無料
 【公式HP】https://www.e-tmm.info/
 【お問合せ】0766-20-1572
 ※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。

●会期中のイベント
 ①講演会(要申込)
 【演 題】「近世における古城、明治近代化における高岡公園の開設と地域社会」
 【講 師】小林 昭裕 氏(専修大学経済学部 教授)
 【日 時】令和7年9月27日(土) 午後2時~午後3時30分
 【場 所】3階講堂
 【定 員】60名(先着順・要申込)
 【受講料】500円(親しむ会会員は300円)
 【申込受付】令和7年9月6日(土) 午前9時より
 【申込方法】電話(0766-20-1572)、FAX(0766-20-1570)、メール(info@e-tmm.info
 いずれかの方法で、住所・氏名・電話番号・親しむ会入会の有無をお知らせください。

②展示説明会(申込不要)
 【日 時】令和7年10月4日(土)
 【時 間】午後2時~午後2時30分
 【料 金】無料

 

全国の高校生が思いを歌に乗せて競い合う! 『第10回高校生万葉短歌バトルin高岡』7月31日(木)開催!

2025.07.21 UP

 

 

日本最古の歌集である「万葉集」。高岡市は、その代表的な歌人で編者とされる大伴家持が、国守として5年間赴任し、多くの歌を詠んだ万葉の故地です。

これにちなみ、高岡市では、毎年夏に全国の高校生が短歌の腕前を競い合う「高校生万葉短歌バトルin高岡」を開催し、“高校生短歌日本一”を決定しています。今年は応募のあった全国23校64チームの中から、予選を勝ち抜いた8校8チームが万葉ゆかりの地で熱いバトルを繰り広げます。

学校、友達、スポーツ、家族、そして恋愛など…。高校生ならではの感性で切り取られた31文字の言葉から、歌い手の情景や恋情が思い描かれる歌の数々…。今年は一体どんな素敵な歌が詠まれるのか楽しみです!

相手の歌を批評する念人(おもいびと)達による、一歩も譲らない熱い舌戦も「短歌バトル」ならではの見どころですよ!

どなたでも無料で観戦できますので、短歌の魅力を楽しむことのできるこの機会に、ぜひお気軽に会場へお越しください!

大会の様子は、YouTubeでライブ配信するほか後日動画を公開しますので、こちらでもご覧いただけます。

現在、昨年度の大会の様子を公開していますので、そちらもお楽しみください♪

【本戦出場校】
 伏木高校(富山県)
 NHK学園高校(東京都)
 大船渡高校(岩手県)
 光陵高校(神奈川県)
 東京学館新潟高校(新潟県)
 飛騨神岡高校(岐阜県)
 星野高校(埼玉県)
 盛岡第三高校(岩手県)

【試合(バトル)の流れ】
 試合は、古式ゆかしい「歌合(うたあわせ)」のルールを用いた8チームによるトーナメント戦です。1チームは先鋒、中堅、大将の3人1組で構成し、与えられた「題」を盛り込んだ短歌を互いに詠み合います。制限時間内で各チームの念人が味方チームの歌を褒め、相手チームの歌を批評し合います。判者3人が勝敗を決定します。

今年のお題はこちら!
  一回戦 「音」
  準決勝 「本」
  決勝  「新」

 

『第10回高校生万葉短歌バトルin高岡』
 〇開催日時:7月31日(木)午前10時30分から
 〇会  場:生涯学習センターホール(ウイングウイング高岡4階)
       富山県高岡市末広町1-7
 ※観戦無料

▼「高校生万葉短歌バトルin高岡」
 https://www.youtube.com/channel/UCB62dtdSr_aeQ84nhdlmVDQ(動画投稿サイトYouTube)
 第9回大会の模様はこちらからご覧いただけます。

▼大伴家持が詠んだ歌など、万葉集についてもっと知りたい方はこちら
 https://www.manreki.com/(万葉歴史館公式ホームページ)

▼「高校生万葉短歌バトルin高岡」公式ホームページ
 https://www.kouko-tanka.jp/

 

昨年度大会の様子

 

ものづくりのまち高岡で、工芸・クラフトに思う存分出逢える恒例イベント「工芸都市高岡の秋 2025」。日程速報!

2025.07.15 UP

 

 

毎年秋に高岡の中心市街地で行われているクラフトの祭典「工芸都市高岡の秋」。2025年も、9月・10月に多くのイベントが開催されます。ひと足先に、その開催日程と見どころを一部ご紹介します!

かつて城下町だった駅前の御旅屋エリアから、工芸文化の発展にも寄与した豪商たちのまち山町筋、そして高岡鋳物発祥の地・金屋町へと続く、ものづくりのまち高岡。往時の風情を残す町並みを歩いて巡れば、今も息づく伝統と最新の工芸・クラフトまでとことん味わい尽くせます。ぜひこの機会に訪れてみては?

 


 

◆市場街

「市場街(いちばまち)」は、クラフトやアートに関する展示や販売、オープンファクトリーやワークショップなどで伝統工芸やクラフトを体験することができる総合イベント。今年で14年目となり、高岡の秋の風物詩となった「市場街」は、2022年に「グッドデザイン賞」、2023年には「ふるさとイベント大賞(大賞・内閣総理大臣賞)」を受賞するなど、まちづくりの観点からも注目されています。

 

市場街 2025 開催概要
 期間:9月20日(土)〜23日(火・祝)
 会場:高岡中心市街地ほか(山町筋、御旅屋エリアを中心とする)
 公式HP:ichibamachi.jp
 公式インスタグラム:@ichibamach
 問合わせ先:高岡クラフト市場街実行委員会 ichibamachi@gmail.com

 

<イベントピックアップ>

 

●クラフトとフードのマルシェ「ものの市」

クラフトショップのポップアップストアや、クラフトに関するワークショップのほか、昼飲みができるドリンクとフードの店などが出店。当日は400年の歴史を伝える町並み山町筋が歩行者天国となり、ストリートイベントも開催されます。

開催日:9月20日(土)21日(日)
 場 所:山町筋(東側)

 

●市場街限定フードイベント「味趣の乱」

山町筋にある飲食店が、「市場街」の開催に合わせて新しいメニューを提供。期間限定、この時だけの特別な食体験を!

開催日:9月20日(土)〜23日(火・祝)
 場 所:山町筋

 

●伝統産業の工房をめぐる「オープンファクトリー」

伝統産業が継承される高岡のまち。普段は入ることができない工房や工場で職人の技を見学できる、「市場街」ならではの貴重な機会です。バスツアーも予定されていますが、工房によっては終日見学できるところも。詳しくは今後更新される公式HPとインスタグラムでご確認ください!

開催日: 9月22日(月)を中心に予定
 場 所:高岡市全

 

●若手作家たちのアート展「高岡で澄む」

高岡にゆかりのある作家たちによるグループ展。趣の異なる5つの会場を舞台に、若手アーティストたちの作品をゆっくりと鑑賞できます。

開催日: 9月20日(土)~23日(火・祝)
 場 所: 旧ART & FASHION GALLERY Nakamura(御旅屋)/1970西繊ビル/Ahora Aqui/土蔵造りのまち資料館/Piilo

 

●マスターになった職人と話せる「職人BAR」

「市場街」の夜を彩る特別なイベントが復活!昼間は高岡の伝統産業を現場で支える職人たちが、この夜だけはBARのマスターに変身。仕事中には聞けないディープな話題で盛り上がろう!

開催日: 9月22日(月)、23日(火・祝)
 場 所: レーベン高岡1F特設スペース/サカサカ

 

※各イベント内容は掲載日時点のものです。最新の情報や開催時間は公式HP(https://ichibamachi.jp)でご確認ください。

 

<主催者コメント>

高岡クラフト市場街実行委員長の國本耕太郎さんからコメントをいただきましたのでご紹介します。

「『市場街』がはじまったきっかけは、『高岡クラフトコンペティション』を盛り上げようと、有志が集まり4つくらいのイベントからスタートした取り組みでした。それからどんどん広がり、関連イベントを含めると今では100を超える会場が一体的につながるイベントになりました(2024年実績)。

この『市場街』という名前には、“ものと人が行き交って新しい価値観やつながりが生まれる場にしていきたい”という想いが込められています。イベント期間だけ盛り上がるのではなく、365日、新しい試みをすることで、日々の生業や暮らしが生き生きとしていくことを目指しています。高岡に来ていただける皆さんにも、積極的に関わってもらえたらと思っています。地元の富山大学にはプロジェクト授業として企画や準備に関わってもらっていますが、『市場街キャスト』というボランティアには全国の様々な大学から学生も参加してくれています。これがきっかけで移住したり、結婚したりした人もいますね。

昨今、日本の観光地ではオーバーツーリズムが問題になっていますが、高岡はゆったりとしていて伝統的な風情もあって滞在しやすいですよ。作られた観光地ではなくて、実際に街の人々が生活している。その場所がそのまま魅力的なので、それを感じてもらえたら嬉しいですね。」

 


 

◆ミラレ金屋町

千本格子の町家が立ち並ぶ高岡の鋳物発祥の地「金屋町」をリアルに体験できるイベント「ミラレ金屋町」。

金屋町の町家や石畳の通りを実際に歩いて、金屋町の模型にあなたのお気に入りポイントを記録する体験型まち歩き企画、作家・職人直伝の体験型ワークショップ、住民とのお茶会や工芸作品の展示販売、地元の味自慢が並ぶグルメ横丁、着物ファッションショーなど、金屋町の魅力をまるごと知って、見て、体験できる2日間のイベントです。

ミラレ金屋町 2025 開催概要
 期間:9月20日(土)、21日(日)
 会場:金屋町石畳通り周辺
 公式HP:www.mirare-kanayamachi.com
 問合わせ先:ミラレ金屋町実行委員会 mirarekanayamachi@gmail.com 
 高岡市商業雇用課 0766-20-1289

 

 

 

<主催者コメント>

ミラレ金屋町実行委員会副委員長の富山大学学術研究部芸術文化学系 准教授 横山天心さんからコメントをいただきましたのでご紹介します。

「2008年度から『金屋町楽市inさまのこ』を開催していました。金屋町を“ゾーンミュージアム”として工芸品を展示するイベントでしたが、10回目の開催を迎えたところで、もっとまちに寄り添った、まちづくりにも寄与できるものにしていこうと、2018年度からは『ミラレ金屋町』が始まりました。『ミラレ』というのは、『~してみてください』という意味の地元の方言です。住民の皆さんと一緒にワークショップで話し合ってイベントの趣旨と名称を決めました。これまでイベント以外にも、空き家とその活用事例を紹介した『Mousou 01~04』や、金屋町の住民目線で金屋町の魅力スポットをまとめた『金屋町生活マップ』、先輩移住者のインタビューをまとめた『石畳DM』などを作成し、金屋町への移住促進にも寄与してきました。

ミラレ金屋町の見どころは、着物ファッションショーや工芸作品の展示、金屋の住民がお茶とお菓子で来訪者をもてなす茶飲み談義スペースなど色々ありますが、自ら着物を着て散策を楽しめる和装体験もおすすめです。当日、予約なしで着物一式をレンタルし、その場で着付けしてもらえるので、タイムスリップした気分でぜひ風情ある金屋町の暮らしを体験してみていただきたいですね。」

 


 

◆工芸都市高岡2025クラフト展

全国の優れた作り手の作品を紹介する総合展示会。1986年から始まった「工芸都市高岡クラフトコンペティション」は、素材や用途を問わない地域発の珍しい全国公募展としてこれまで数多くの若い才能・作家を発掘してきました。

本展では、金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など、全国から寄せられた様々な作品が一堂に会します。また、気に入った作品は予約注文で購入することもできます。

さらに今年は高岡に加え、東京でもコンペで生まれた作品や作家を紹介する展示を開催予定です。素材の魅力を活かした優れた逸品に出逢える機会に、ぜひお越しください。

 

工芸都市高岡2025クラフト展 開催概要
 <高岡会場>
 期間:10月17日(金)〜19日(日)
 会場:御旅屋セリオ 2階特設会場(高岡市御旅屋町101)
 <東京会場>
 期間:12月18日(木)〜27日(土)
 会場:GOOD DESIGN Marunouchi(千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)

 公式HP:www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft
 公式SNS:インスタグラム:@takaoka_craft
      Facebook:https://www.facebook.com/takaoka.craft/
      X:https://x.com/crafttakaoka

問合わせ先:工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会 takaoka.craft@gmail.com 
       高岡商工会議所内 0766-23-5002

 


 

◆クラフトフェア ツギノテ

全国のクラフト作家とモノづくり職人たちが一堂に会す、産地特化型のクラフトフェア。マーケットや展示はもちろん、ワークショップやフード、音楽やキッズエリアなどが高岡駅前の立体駐車場最上階に集結。まちを一望しながら楽しめる2日間です。つくる・つかう・つなげる人たちで生まれる“新たなご縁やアイデア”が、それぞれにとっての「ツギノテ」に。

 

クラフトフェア ツギノテ2025 開催概要
 期間:10月18日(土)〜19日(日)
 会場:高岡市営中央立体駐車場 最上階(高岡市下関町6丁目11)

公式HP:tsuginote.jp
 公式インスタグラム:@tsuginote_craft
 問合わせ先:ツギノテ実行委員会 tsuginote.craft@gmail.com 

 

●産業工芸博覧会エリア

メーカー・職人たちによる、作り手のストーリーを知り、体験することができる産業展示型の特別ブースが立ち並びます。

 

●マーケット&クラフトエリア

全国からクリエイターが集結し、作り手との出会いが生まれるマーケット。フード販売もあるので、一日ゆっくりと楽しむことができます。子どもたちがくつろげるキッズエリアも(画像はイメージです)。

 

<主催者コメント>

ツギノテ実行委員会 代表の株式会社ROLE 羽田純さんからコメントをいただきましたのでご紹介します。

「『ツギノテ』は、富山県内外の製造業やものづくりに関わる人たちが集まり、技術や仕事をお互いに見せ合うことで新しい関係を作って、産地をパワーアップさせるためにはじめた新しいタイプの祭典です。工場や工房を公開するオープンファクトリーが今の産業観光の主流ですが、たくさんの事業者が参加すればするほど、すべてまわることができなくなるという課題がありました。このイベントは、それぞれ約1坪(約3.3㎡)のスペースに“仕事”をもってきてもらい、1か所にまとめることですべて見てもらえるようになっています。

ものづくりに携わっていない一般の方も、ワークショップで仕事を体験したり職人と直接話ができるので、普段なかなか接する機会のないものづくりの魅力に触れることができますよ。

このイベントの特長は、出展者が自社商品をもっていなくても“技術”を展示できるというところです。ものづくりの業界の人たちは、パートナーになれるかどうかを展示を見て探すことができます。実際に出展者同士のコラボレーションが生まれていますし、同じ業界内での連携にとどまらず、繊維関係と高岡の伝統産業とのコラボレーションなど異業種間の展開もはじまっています。

今回は、もっと家族連れの方にも来ていただきたいと考えていて、キッズエリアを充実させる予定です。ものづくりに関連して、地元の高校生に協力してもらい工作が楽しめるコーナー、工場の廃材などを組み合わせてものづくりができる場所などを計画しています。

『ツギノテ』は、あの手・この手・次の手で、産地を成長させていきたいと思っています。」

 


 

高岡の伝統的な町並みをゆっくりと歩きながら、新しい取り組みで活気あふれるものづくりの魅力に触れる旅に出てみてはいかがでしょうか。きっと思いがけない新たな出逢いが待っていますよ。

 

 

【土肥美帆写真展 北に生きる猫-みんなケンジを好きになる-】ミュゼふくおかカメラ館にて開催中!(~8/31)

2025.07.07 UP

 

 

豊かな自然と人情味のあふれる街・小樽で生きる猫たちの姿を捉えてきた写真家・土肥美帆さん。ミュゼふくおかカメラ館ではこの夏、土肥さんがレンズにおさめた、雪深い北の大地で自然と対峙し懸命に生きる猫たちの写真展を開催しています。

 

北海道生まれで、幅広い世代に人気上昇中の若手写真家・土肥美帆さんは、猫と暮らしはじめたことを機に、被写体が猫中心となりました。とりわけ小樽のボス猫「ケンジ」やそれを取り巻く日常は、猫社会の関係性を観察しながら相関図なども交えたユニークな視点でSNSで多くの共感を呼んでいます。

本展では、「ケンジ」のユーモラスな呟きを交えながら、北に生きる猫たちのありのままの姿をとらえた写真約180点を紹介しています。

 

北海道の凍てつく大地の上、毛並みを逆立てながら、鋭い眼差しで自然と対峙する猫たち。北の大地の寒さにも負けずに逞しく、しなやかに生きるその凛とした姿からは、可愛いだけでなく力強さや生命力さえも感じさせます。

 

©土肥美帆

 

そんな猫たちのなかでもひときわ大きな存在感を放つボス猫「ケンジ」。土肥美帆さんの写真のなかでも、SNSなどで「可愛い!」と話題を呼んでいます。大きな体で、のっしのっしとパトロールし、凍てつく寒さをも包み込むようなおおらかさ。人と共に生きながら、媚びず、恐れず、堂々と自然体で生きる姿は、見る者の心をやわらげ、自然と笑顔にさせてくれます。

 

©土肥美帆

 

期間中はケンジの透明トレカを手作りできるワークショップや、カメラ常設展のオリジナル缶バッチがもらえるクイズなど、夏休みにぴったりな楽しい企画が目白押しです。猫好きな方はもちろん、そうではない方も写真の新たな楽しみ方を発見しながら、猫たちの日常をお楽しみください。

 

●開館25周年・夏の企画写真展 土肥美帆写真展「北に生きる猫」―みんなケンジを好きになる―
 【会 期】~令和7年8月31日(日)
 【場 所】ミュゼふくおかカメラ館(高岡市福岡町福岡新559番地)
 【休館日】月曜日(祝日の場合は翌平日)
 【入館料】一般800円、高校・大学生400円/中学生以下無料
     土日祝・夏休み(7/19~8/31)高校生無料
     ※気軽にいつでもカメラ館を楽しめる年間パスポート(3,500円)も好評発売中です!
      その他、孫とお出かけ支援事業でお得にご入館いただけます。詳しくは公式HPをご覧ください。
【公式HP】https://www.camerakan.com/
【お問合せ】0766-64-0550
 ※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。

 

●ニャンダー・フォトコンテスト(予約不要)
 #ニャンダーフォト #ミュゼふくおかカメラ館 をつけてインスタに猫写真をアップしよう。土肥美帆先生の選ぶニャンダー賞、ニャンダフル賞には素敵なプレゼントがもらえます。
 応募期間 ~8月31日(日)

 

●ワークショップ 「ケンジの透明トレカをつくろう!」(予約不要)
 開 催 日  8月17日(日)10:00~14:00
 所要時間 約15分(時間内にいつでも参加できます)
 場  所 カメラ館2階研修室 
 参 加 費  材料代100円(別途入館料が必要)

 

●クイズラリー「カメラをさがせ!わくわくカメラカン2025」(予約不要)
 参加者はカメラ館オリジナル缶バッジがもらえます。
 開催期間 7月19日(土)~8月31日(日)
 参 加 費  無料(別途入館料が必要)

 

 

ピアノ・箏・尺八による「午後の爽やかコンサート」を開催します!(7月6日)

2025.07.01 UP

 

 

高岡市では、市内のアーティストや芸術・文化活動団体が、自らステージ公演を企画・創造する挑戦を支援するため「高岡市ステージ公演チャレンジ支援事業」を実施しています。

今回は、この事業を活用して高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)で7月6日(日)に開催される、東海煌山(とうかいこうざん)さん主催のピアノ・箏・尺八による「午後の爽やかコンサート」を紹介します。

 

東海煌山さんは、都山流尺八(とざんりゅうしゃくはち) 竹琳軒(ちくりんけん)大師範で、都山流尺八楽会全国大会銀賞受賞の経験をお持ちの演奏家です。自らコンサートを開催、高岡芸術祭に参加するなど、多くの人々に尺八の音色を届けています。

 

本公演の出演者は、東海さん、水谷佳代(みずたにかよ)さん、田裕貴枝(でんゆきえ)さんの3人です。

和楽器である尺八と箏、洋楽器であるピアノによる音色の魅力を、田さんの編曲により、最大限引き出して、皆さんへ唯一無二のハーモニーをお届けします。

この機会に、ぜひ会場へ足をお運びいただき、心揺さぶる演奏をご堪能ください。

 

今回の公演開催にあたり東海さんからコメントをいただいています!

「7月6日午後2時開演で、高岡生涯学習センターウイングウイングにて、コンサートを開催します。メンバーは、3人で、楽器は、ピアノ、尺八、箏です。尺八、箏というと邦楽を思い浮かべると思いますが、今回は、編曲により、皆さんの知っている曲にアレンジしています。爽やかな音楽を聞いていただきたく、メンバーも頑張っています。また、尺八は、皆さんが聞いたことのないような音が出てきます。当日演奏時に、楽器の説明も織り混ぜて見聞していただこうと思っています。皆さんのご来場、お待ちしております。」

 

【開催概要】
 ピアノ・箏・尺八による「午後の爽やかコンサート」
 ●日 時:2025年7月6日(日)14:00開演  13:30開場
 ●場 所:高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)
 ●入場料: 1000円(全席自由)
 ※高岡中央駐車場を利用される方は、1時間分の駐車料金330円を助成します。
 駐車券を持参し、生涯学習センター3階カウンター(または中央図書館中央サービスカウンターに設置された割引機)で手続きを行ってください。
 ●出 演:東海煌山(尺八)、水谷佳代(箏)、田裕紀枝(ピアノ)
 ●演奏曲(予定):春告鳥、水蓮、届かぬ想い、水の影、海のアラベスク、シチリアーノ、
        JIN―仁―、木蘭の涙、いのちの歌
 ●問合先:090-2030-8416(東海煌山)