ニュース

「第8回高校生万葉短歌バトルin高岡」今年は国宝勝興寺で開催!!

2023.08.16 UP

 

日本最古の歌集である「万葉集」。高岡市は、その代表的な歌人で編者とされる大伴家持が、国守として5年間赴任し、多くの歌を詠んだ万葉の故地です。

 

これにちなみ、高岡市では、毎年夏に全国の高校生が短歌の腕前を競い合う「高校生万葉短歌バトルin高岡」を開催し、“高校生短歌日本一”を決定しています。

 

第8回目となる今年は、8月24日(木)に、昨年国宝に指定された、勝興寺の本堂で開催!!

 

 

応募のあった全国28校41チームの中から、予選を勝ち抜いた8校8チームが万葉ゆかりの地で熱いバトルを繰り広げます。

 

家族や友達との日常を切り取った心温まる歌や、好きな人を想う甘酸っぱい歌など、今年はどんな歌が詠まれるのか楽しみです♪高校生ならではの感性あふれるフレッシュで純粋な歌に思わずキュンとしてしまうかも。お互い一歩も譲らない熱い戦いも見どころですよ!

 

国宝勝興寺と短歌の魅力を同時に楽しむことのできるこの機会に、ぜひ会場へお越しください!

大会の様子は、YouTubeでライブ配信するほか後日動画を公開しますので、ぜひご覧ください!現在、昨年度の大会の様子を公開していますので、そちらもお楽しみください♪

 

【本戦出場校】※五十音順

 時習館高校(愛知県)

 東京学館新潟高校(新潟県)

 富山中部高校(富山県)

 飛騨神岡高校(岐阜県)

 伏木高校(富山県)

 星野高校(埼玉県)

 宮崎西高校(宮崎県)

 盛岡第三高校(岩手県)

 

【試合(バトル)の流れ】

試合は、古式ゆかしい「歌合(うたあわせ)」のルールを用いた8チームによるトーナメント戦です。1チームは先鋒、中堅、大将の3人1組で構成し、与えられた「題」を盛り込んだ短歌を互いに詠み合います。制限時間内で味方チームの歌を褒め、相手チームの歌を批評し合います。判者3人が勝敗を決定します。

 

今年のお題はこちら!

一回戦 「川」

準決勝 「笑」

決勝  「興」

 

大会当日には、伏木駅前(勝興寺まで徒歩10分)から万葉ゆかりの地である雨晴海岸と万葉歴史館を巡る無料の周遊バスを運行します。ぜひご利用ください。

 

 

 

『第8回高校生万葉短歌バトルin高岡』

〇開催日時:8月24日(木)午前10時30分から

〇会  場:国宝勝興寺 本堂(富山県高岡市伏木古国府17-1)

※入場料(文化財協力金)が必要です。

※車でお越しの際は、勝興寺・伏木駅前観光駐車場をご利用ください。

 

▼「高校生万葉短歌バトルin高岡」

https://www.youtube.com/channel/UCB62dtdSr_aeQ84nhdlmVDQ(動画投稿サイトYouTube)

第7回大会の模様はこちらからご覧いただけます。

 

▼大伴家持が詠んだ歌など、万葉集についてもっと知りたい方はこちら

https://www.manreki.com/(万葉歴史館公式ホームページ)

 

▼「高校生万葉短歌バトルin高岡」公式ホームページ

https://www.kouko-tanka.jp/

週末は、まちなかで楽しいひとときを♪ ユニークベニューTAKAOKA「オンまちなかステージ」を毎月開催しています!

2023.07.10 UP

 

『ユニークベニュー』は、直訳すると、特別な(ユニーク)会場(ベニュー)を意味する言葉です。また、歴史的建造物やまちなかのオープンスペースなどでコンサートやイベントを行うことで、特別感や地域の特性を体験してもらおうとする取組みのことでもあります。

 

高岡市では、ユニークベニューTAKAOKA「オンまちなかステージ」と題して、クルン高岡(高岡駅)やウイング・ウイング高岡、御旅屋セリオなどで、だれでも気軽に立ち寄れる素敵なステージを毎月開催しています。

 

歌やダンス、お琴、琵琶、バンド演奏など、多彩なアーティストたちが幅広いジャンルのパフォーマンスを披露し、高岡のまちに、元気と感動をお届けしています。

 

 週末どこにお出かけをしようか迷っている…。そんなときは、まちなかの特別な会場「ユニークベニュー」へ出かけて、迫力ある生演奏やパフォーマンスで素敵なひとときを過ごしてはいかがですか?

入場・観覧料無料、事前予約等も不要です!

YouTubeでライブ配信も行っています!(一部公演を除く)「行きたいのに行けない…。」という方はぜひYouTubeでお楽しみください。https://www.youtube.com/@takaoka9964

 

 

 

【7月~8月のラインナップ】

 

■7月17日(月・祝)/バンド演奏

「ウルフルズのヒット曲をバンド演奏で」

出演:涙(うる)涙(うる)ず

開演:11時~

場所:Little Wingウイング・ウイング高岡1階交流スペース

 

■7月17日(月・祝)/バンド演奏

「あの頃の君と一緒に」

出演:O(オ)-(-)Z(ジー)倶楽部

開演:15時~

場所:Little Wingウイング・ウイング高岡1階交流スペース

 

■8月20日(日)/バトントワリング

「伏木錬成館バトンチーム Summer Stage」

出演:伏木錬成館バトン教室

開演:14時~

場所:クルン高岡(高岡駅)2階ペデストリアンデッキ

 

■8月27日(日)/管楽器

「昭和歌謡大全集~管楽器集団演奏会~」

出演:バックドロップズ

開演:14時~

場所:Little Wingウイング・ウイング高岡1階交流スペース

 

 

7月17日(月・祝)に出演予定の『涙(うる)涙(うる)ず』のみなさんからのメッセージです。

 

「ワンマンでこんなにも長い時間の演奏ができることをうれしく思います!お客さんとの距離が近く、同じ目線・熱量で盛り上がれるのがユニークベニューの魅力だと思います。

当日は「ウルフルズ」の曲を熱く演奏しますので、みなさん一緒に盛り上がりましょう。会場でお待ちしています。」

 

 

『涙(うる)涙(うる)ず』は、同じギター教室に通っていた4人が、大人気バンド『ウルフルズ』のカバーをやろうと意気投合し、今年で結成11周年を迎えました。当日は、「バンザイ」や「明日があるさ」など、誰でも一度は聞いたことのあるウルフルズのヒット曲を披露してくださいます。

 

9月以降のラインナップや最新情報は、ホームページで随時更新していきますので、ぜひチェックしてみてください。

https://www.takaoka-bunka.com/event_uniquevenue/

 

【出演者を募集しています】

 

ユニークベニューTAKAOKA「オンまちなかステージ」に出演していただける方を随時募集しています。

音楽や、ダンス、伝統芸能、お笑いなど様々なジャンルでの申し込みをお待ちしています。高岡のまちなかを一緒に盛り上げましょう!

申込方法など、詳しくは以下のホームページをご覧ください。

https://www.takaoka-bunka.com/events/event/unique/

 

 

【お問合せ】

(公財)高岡市民文化振興事業団 事業課(高岡市末広町1番7号高岡生涯学習センター3階)

TEL 0766-20-1560

休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)

URL https://www.takaoka-bunka.com/

ストリートピアノで繋がる人たち

2023.06.22 UP

 

雄大な立山連峰を望む高岡駅南北自由通路に、だれでも気軽に演奏できるストリートピアノがあります。まちなかに明るい音楽が響き渡り、音楽を通じて人と人との交流が生まれる、市民が暮らしを楽しむことのできる元気なまちづくりを目指して、令和4年5月に設置したものです。

 

ストリートピアノを設置してからちょうど1年となった令和5年5月13日、ピアノ奏者の石見由美子さんが、「ユニークベニューTAKAOKA」の出演前に、ストリートピアノを演奏してくれました。

クラシックの名曲メドレーや、高岡市出身の作曲家室崎琴月が作曲した「夕日」を含む童謡メドレーなど、幅広い楽曲を演奏され、周囲は大きな拍手に包まれました。

石見さんは演奏を終えて、「演奏を聴く人たちとピアノを通じて一体になった感じがして良かったです。ピアノの状態もとても良く、利用者のモラル、マナーの高さが伺えました。大切に使ってもらい、ピアノに魂が宿っているように感じます。今後もピアノを通じて、老若男女を問わず、広い世代のたくさんの人たちの日常に音楽が広まっていけばいいと思います。」と語られました。

 

 

この日は高校生の演奏にも大きな拍手が起こっていました。

演奏していたのは市内の高校に通う高校1年生。これまでに数回ストリートピアノで演奏しているそうで、「ストリートピアノで弾くのは楽しい。拍手をもらったり、声をかけてもらったり、ストリートピアノを通して交流ができるのが嬉しい。誰かが演奏しているのを聴くのも好き」 と語ってくれました。

 

 

このように多くの方々に楽しみ、親しまれているストリートピアノを、末永く演奏していただくため、高岡市ではストリートピアノの日常清掃、調律等のボランティアを随時募集しています。

 ピアノの清掃に協力いただいている伴野恵子さんは、このストリートピアノの設置を心待ちにされており、ストリートピアノのコンディションを保ちたい、という思いからボランティアに応募されたそうです。

 伴野さんは、「高岡駅のストリートピアノはいつもきれいで、高岡市の市民性が表れていると思います。今後は、ストリートピアノに集う人たちの間に小さな交流が生まれる場となること、そしてこのピアノが『音楽の響くまち』の足掛かりになることに期待しています。」と思いを語ってくれました。また、市民の皆さんには、「こんなに素敵な場所に置かれたストリートピアノはなかなかありません。ピアノの椅子に座って外の景色を眺め、鍵盤を一音鳴らしてみるだけでもドキドキする時間になるはずです。」と思いを伝えてくれました。

 

高岡駅のストリートピアノは市民のピアノとして、老若男女、世代を問わず幅広い層の方に愛され、支えられています。あなたもピアノを通じた交流の輪に加わってみませんか?

 

[ストリートピアノについて]

〇利用可能時間: 午前9時から午後6時30分まで

〇設置場所: 高岡駅南北自由通路

〇ご使用上の注意: 

・1回の演奏は1人15分程度でお願いします。

・演奏者の活動告知や営利活動は行わないでください。

・合同演奏や弾き語りはご遠慮ください。

・演奏の予約はできません。

〇ボランティアの募集について:

  調律や日常清掃を行っていただけるボランティアを随時募集しております。

詳細は高岡市ホームページよりご確認ください。

https://www.city.takaoka.toyama.jp/bunka/streetpiano.html

【川島小鳥写真展「たくさんの今たち」】ミュゼふくおかカメラ館にて開催中!(~6/11)

2023.05.31 UP

 

人の純粋さや素直な感情が輝く一瞬を捉えた写真が印象的で、若者に絶大な人気を誇る写真家・川島小鳥さん。

ミュゼふくおかカメラ館では、6月11日(日)まで、春の企画写真展として、【川島小鳥 写真展 「たくさんの今たち」】を開催中です。

 

日常の中にある、なにげない一瞬を切り取ることができる「写真」は、その場で起こった出来事やその場限りの感情を見落とすことなくすくい上げてくれます。川島さんの写真には、被写体と風景の両方が必然的に存在し合い、1枚1枚それぞれに物語の余韻がぎっしりと詰まっています。

 

 この企画展では、約500枚の写真を10のシリーズで構成しており、階段を一段上るごとに、また角をひとつ曲がるごとに「たくさんの今たち」に出会うことができます。10のシリーズの中には、俳優の仲野太賀さんと台湾の女優ヤン・アイニンさんをモデルとしたものや、1年間に渡って1人の女の子を撮り続けた「未来ちゃん」などがあります。

川島さんがこれまでに出会ったたくさんの素敵な瞬間がぎゅっと詰め込まれた空間を、ぜひお楽しみください。

 

 また、ミュゼふくおかカメラ館では、川島さんの企画展と併せて、コレクション展「シネカメラ・ショー!」も開催中です。

 映画が生まれる以前から現代までの歴史や技術、楽しみ方について、「カメラ」という一つのアイテムを通して知ることができます。こちらの展示もぜひ、お楽しみください!

 

 

●川島小鳥写真展「たくさんの今たち」

●コレクション展「シネカメラ・ショー」

【会期】~令和5年6月11日(日)

【場所】ミュゼふくおかカメラ館(高岡市福岡町福岡新559番地)

【休館日】月曜日

【入館料】一般800円、高校・大学生400円、中学生以下無料

※気軽にいつでもカメラ館を楽しめる年間パスポートも好評発売中です!

 詳しくは公式HPをご覧ください。

【公式HP】https://www.camerakan.com/

【お問合せ】0766-64-0550

※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。

高岡時空舞台「山町筋に響く四季のハーモニー」完成記念コンサート「Amici in TAKAOKA2023~高岡に響くハーモニー」が開催されます!!(5/28)

2023.05.24 UP

 

「高岡時空舞台」とは、YouTube文化創造都市高岡公式チャンネルにおいて公開している、オンラインパフォーマンス動画です。高岡の歴史ある文化資産やまち並み、景勝地を舞台として、市内のアーティストが伝統芸能や音楽、ダンスなどを披露するもので、勝興寺、金屋町、瑞龍寺・雨晴海岸での伝統芸能、洋舞等の動画作品を公開しています。

今年1月には、新たに、山町筋における合唱と二上山における尺八と華道をテーマにした2作品を制作・公開しました。

 

 

その完成を記念して、5月28日(日)に、高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)で「Amici in TAKAOKA2023~高岡に響くハーモニー」が開催されます。

「Amici(アミーチ)」とは、イタリア語で「友達」を意味する言葉です。高岡時空舞台「山町筋に響く四季のハーモニー」で合唱曲の監修・編曲を担当した松井千代子さんを総合プロデューサーとして迎え、この動画に出演した4つの合唱団が、春・夏・秋・冬それぞれの童謡を担当しこれらを1つのステージとして日本の四季を歌い上げます。

 

 YouTubeで公開している動画では、高岡の歴史ある町並みをステージに、各所の見どころと合唱団の皆さんの伸びやかな歌声や表情を、画面を通して間近で鑑賞することができます。

今回はステージをホールに移し、動画で披露した各合唱団の美しいハーモニーを生で感じることができます。ぜひ、コンサート前にはYouTubeで動画を見ていただき、動画とホールでの合唱、それぞれの魅力を体感してみてください。

 

【総合プロデューサー】

〇松井 千代子

国立音楽大学音楽学部教育音楽学科第Ⅱ類を卒業され、「赤ちゃんから人生ベテランさんまで音楽で繋がる!」をモットーに、子どもから大人まで障碍・疾病の有無に係わらず垣根を越えて県内外の医療・福祉・教育現場で音楽活動を実施。音楽講師、音楽療法士としての活動のほか、作曲、ドラムサークル、子ども歌ワークショップ等でもご活躍中です。

 

【出演合唱団】

〇城東音楽院

1968年に設立。主宰の大村代表は、2009年10月に新たに「城東音楽院ホール飛翔」を開設し、より良い音楽の普及や県内外の音楽家・芸術家の応援をされています。

 合唱団員は、大村代表が、大学、短大、保育園、幼稚園等で指導された教え子を中心に結成され、県内外の人たちに音楽を心から喜んで楽しんでいただけることを目指して活動中です。

 

〇女声合唱団「どるちえ」

1997年結成。教師や音楽講師を中心に構成され、海外の国際コンクールをはじめ、数々のコンクールに出場し、上位入賞を果たされています。毎年市内でのコンサートや芸術祭、県の行事等に参加し、合唱を通して人々のふれあいを大切にした活動を行っていらっしゃいます。

 

〇女声合唱団 ヴォーチェ・フォンターナ

1987年11月、泉のように美しい歌声が湧き出るようにとの願いを込め、団名をイタリア語で「ヴォーチェ・フォンターナ」(声の泉)と名付け、結成されました。女声合唱の美しさとハーモニー作りを楽しみながら、宗教音楽や外国曲、法人作品、童謡唱歌、Jポップなど様々なジャンルの曲にチャレンジされています。

 

〇合唱団「音楽室」

1993年5月に合唱好きの仲間が集い結成。現在、団員は14名で年齢層は幅広く、それぞれが持ち味を発揮し合いながら演奏活動を行っていらっしゃいます。曲のレパートリーは古典曲から現代曲まで幅広く、邦人作曲の作品の他、唱歌やポピュラーソングにも取り組まれています。

 

松井先生と合唱を楽しむ4団体のAmiciそれぞれの魅力が感じられるコンサートに、ぜひ、お友達とご一緒にご来場いただき、高岡の美しい四季を思い浮かべながら、素敵なひとときをお楽しみください。

 


 

オンラインパフォーマンス高岡時空舞台 山町筋に響く四季のハーモニー完成記念「Amici in TAKAOKA2023~高岡に響くハーモニー~」

開催日:2023年5月28日(日)

    開場14:30 開演15:00

会 場:高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)

総合プロデュース:松井 千代子

出 演:城東音楽院、女声合唱団「どるちえ」、女声合唱団 ヴォーチェ・フォンターナ、

    合唱団「音楽室」

入場料:1,000円(当日同額)

    チケットのご購入は、(公財)高岡市民文化振興事業団事業課にお問い合わせください。

問合先:(公財)高岡市民文化振興事業団事業課

    TEL:0766-20-1560

HP:https://www.takaoka-bunka.com/events/event/takaoka-amici/

 

オンラインパフォーマンス高岡時空舞台について紹介した記事はコチラ▼

https://bunkasouzou-takaoka.jp/blog/2023/01/31/takaokazikuubutai2023/

https://bunkasouzou-takaoka.jp/blog/2022/02/08/takaokazikuubutai/

 

「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」が高岡市美術館で好評開催中(~5/7)

2023.05.02 UP

 

高岡市美術館では、現在、富山新聞創刊100年記念「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」を開催しています。ウィリアム・モリス(William Morris,1834-1896)は19世紀のイギリスで、芸術家、詩人、作家、思想家、社会運動家など多彩な分野で活躍しました。なかでも、芸術と日常生活との統合を目指した「アーツ・アンド・クラフツ運動」を先導したことで知られ、その理念と実践は世界各国に影響を及ぼしました。

 

本展では、今なお多くの人に愛される数々のモリスのモダンデザインの展示を通して、デザイナーとしてのモリスの生涯をひも解きます。モリスと仲間たちによって手掛けられた壁紙や染織品、書籍や椅子など約80点に、写真家・織作峰子氏(大阪芸術大学教授)が撮影したモリスゆかりの建築物や発想の源泉を思わせる英国の風景などの写真約20点を組み合わせ、デザインの軌跡をたどります。

 会場にはフォトスポットも設置されており、モリスの人気のあるデザインをバックに、写真撮影をすることもできます。

 また、ミュージアムショップには、モリスの美しいデザインを使用したグッズが並んでいます。マスキングテープやノート、ポストカードなど、持っているだけで楽しい気分になれるアイテムばかり!この機会に手にしてみてはいかがですか?

 

 

また、高岡駅近くのホテルニューオータニ高岡1F「CAFE&DINING  COO」では、モリス展とコラボしたオリジナルケーキ「ウィークエンド・ロランジュ」を販売しています。ウィリアム・モリスが過ごした英国の風景を思い起こさせる色鮮やかなケーキで、モリス展チケットの半券を提示すると10%の割引を受けられます。

 

 

ご家族、ご友人などと一緒に、高岡でウィリアム・モリスの華やかな世界観をお楽しみください。

 

〇富山新聞創刊100年記念「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」

会期:~5月7日(日)

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

場所:高岡市美術館(高岡市中川1丁目1番30号)

休館日:月曜日(5月1日は臨時開館)

観覧料:一般 1,200円(団体・シニア900円)

大学生・高校生 700円(団体560円)

中学生以下 無料

HP:https://www.e-tam.info/

お問合せ:0766-20-1177

※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。

NY発の発想と高岡の確かな技術で 『存在の価値』を生み出し続ける 佐野政製作所 佐野秀充さんと プロダクトデザイナー 芳村朗さんの挑戦 インタビュー公開しました。

2023.03.31 UP

 

高岡とつながる人々」の事例紹介として、佐野政製作所 佐野秀充さんとNY在住のプロダクトデザイナー 芳村朗さんの協働について記事を公開しました。

「ものづくりのまち高岡」の魅力を首都圏のクリエイターに向けて発信し、伝統産業とクリエイターのコラボレーションによる新たな価値創造を目指す「Creators Meet TAKAOKA」(総務省の関係人口創出・拡大モデル事業として2019・2020年度に実施)をきっかけに出会ったお二人。

 お二人の出会いについて、コラボレーションで生まれた三次元の国旗、「クジラバターケース」といった個性豊かで魅力的なプロダクトを生み出す発想のヒント、アメリカと高岡の違いや、手仕事の今、今後の展開などさまざまなお話を伺いました。

 

記事はこちらから

 

「市場街(高岡クラフト市場街)」が、第27回ふるさとイベント大賞の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!

2023.03.31 UP

TOP画像:角田市長に受賞を報告した実行委員会メンバー(2023.3.6)

 

みなさんご存知、高岡の秋の恒例イベント「市場街(高岡クラフト市場街)」が、このたび、第27回ふるさとイベント大賞(主催:一般社団法人地域活性化センター)の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!

「ふるさとイベント大賞」は、地域の個性を活かしたユニークなイベントのうち特に優れたものを表彰するもので、地域におけるイベントのさらなる発展・活性化を促すことで、より個性豊かな地域社会の実現につなげることを目的とし、1996年より開催されています。北川フラム氏を選考委員長とした各界を代表する選考委員により、毎年、大賞(内閣総理大臣賞)や、最優秀賞(総務大臣表彰)などを選出しています。

今回は、2021年7月から2022年6月までに開催されたイベントが対象とされ、各都道府県が推薦した66イベントの中から、「市場街(高岡クラフト市場街)」が大賞に選ばれました。

「市場街(高岡クラフト市場街)」は、2012年から毎年秋に、高岡中心市街地にて開催されているクラフトの総合イベント。職人や民間事業者、クラフト作家、大学生などが企画・運営の中核を担い、各会場ではクラフトの展示や販売、ワークショップなどが行われます。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインのみで開催された2020年には「市場街TV」というオンライン番組をたちあげ、活動の幅を拡大。2021年は10周年を記念したオンライン配信や伝統産業の新たな切り口による企画を展開しました。2022年の開催では、高岡中央駐車場を会場とした「高岡クラフトマルシェ」や、多くのワークショップを1か所に集めた「山町ワークショップストリート」など新しい企画も実施し、年々規模を拡大しています。

 

 

今回の受賞に際しては、特に、以下の点が評価ポイントとして挙げられています。(「第27回ふるさとイベント大賞受賞イベントの概要.pdf」より転載)。

 

  • クラフトのイベントを通して、鋳物など高岡ならではの伝統工芸や地場産業の振興につながる可能性がある。

  • 年々参加団体や業種が増え、高岡市全体の取組みに成長している。富山大学と連携したきめ細かいコンシェルジュ機能が、訪問者の満足度に繋がっており、同種のイベントを開催している他地域のモデル的な取組みとなっている。

  • オンライン配信や番組制作は職人を前面に出す工夫は十分インパクトがあり、訪問客やリピーターの増加につながり、経済波及効果も高いものと考えられる。このイベントをきっかけに、移住者や創業者、大学生が学校の志望動機とすることもあるとのことで、益々の発展を期待できる。

 

2023年も開催が決定している「市場街(高岡クラフト市場街)」。まだまだ進化しつづけるイベントと、クラフトのまち・高岡のこれからがますます楽しみになるような、嬉しいニュースです。

 

最後に、このイベントを主催する「高岡クラフト市場街実行委員会」の実行委員長を務める國本耕太郎さんのコメントをご紹介します。
「『ふるさとイベント大賞』最高賞の内閣総理大臣賞という大変名誉な賞を受賞できたことを素直によろこんでいます。この賞は参加していただいている、職人、メーカー、クリエーター、作家、ショップ、飲食店、大学、行政、地元企業、それに加えて地域住民の皆さん全員がプレイヤーとなり、それぞれの立場から訪れたお客様に『高岡』の価値を発信し続けてきた結果を評価していただいたと思っています。みなさん本当にありがとうございます。
市場街を通して、毎年新たな”価値”や”つながり”を生み出し、それが次の市場街までの『ものづくり』や『まちづくり』の活性化につながり毎年どんどん魅力が増える、そんなイベントにしていきたいです。
今年は、受賞を機により多くの方に高岡に足を運んでいただけるのではないかと期待しています! 『変わらない高岡』と『新しい高岡』に会いに来てください。」

 

市場街HP:https://ichibamachi.jp/

ふるさとイベント大賞HP:https://www.jcrd.jp/publications/furusatoevent/

雅楽団体「洋遊会」会長、上野慶夫さんのインタビューを公開しました。

2023.03.24 UP

「雅楽は仏教と一緒にシルクロードを伝わってきたものですから、もとは仏教と馴染みが深いんです。雅楽は様々な国の音楽を統合してつくられた、お寺でも神社でも演奏されてきた柔軟なもの。明治時代には西洋の音楽に馴染めるようにと、雅楽の楽師たちが西洋音階を学ぶための唱歌をたくさん作曲したんですよ。」

150年以上の歴史を持つ民間の雅楽団体、洋遊会の会長であり、演奏はもちろん雅楽にまつわることがらにも造詣の深い、上野慶夫さんにお話を伺いました。

こちらからお読みください。

 

※肩書は取材当時のものです

池坊高岡支部最高顧問/華道教授、中川雅風さんのインタビューを公開しました。

2023.03.15 UP

「池坊ではあまり花を使いません。強く語りかけてくる花は、見所として最低限にとどめ、慎みのある葉っぱや木や枝を語り合わせて、漂う空気を表現する。余白の美しさ、『間』を生けるんです。」

生け花の源流であり、日本最大の会員数を持つ池坊(いけのぼう)。全国に約400もの支部があるなかで、高岡支部は何度もコンクールで優勝、トップクラスの成績をおさめてきました。そこで長らく支部長をつとめてきた、池坊高岡支部最高顧問、華道教授の中川雅風さんにお話を伺いました。

こちらからお読みください。

 

※肩書は取材当時のものです