【ロートレックとベル・エポック PARIS-1900年】高岡市美術館にて開催中!(~9/16)
高岡市美術館では、現在、「ロートレックとベル・エポック PARIS-1900年」を開催しています。19世紀末から20世紀初頭にかけ、パリが世界有数の大都市として大きく発展した時代「ベル・エポック(よき時代)」。本展ではトゥールーズ=ロートレックをはじめ、ドガやミュシャらの作品を多数展示しています。劇場や女性のファッション、人々の生活など、華やかな時代の姿を映し出した作品から、当時のパリを垣間見てみませんか?
1900年の万博開催で祝祭感を極めたパリでは、産業の近代化も相まって、人々は大衆文化に彩られたモダンライフを謳歌しました。当時のパリの享楽的な雰囲気を象徴する芸術家のひとりが、トゥールーズ=ロートレックです。「見るものを惹き付ける」大胆で斬新な構図や、おしゃれなレタリングで大衆文化の一ジャンルであったポスターを芸術の域まで高め、グラフィック・デザイナーの先駆者として活躍しました。
会場では、トゥールーズ=ロートレックをはじめ、この時代に生きた画家の作品およそ300点が展示されています。展示室を巡っていると、まるでパリ黄金期にタイムスリップした気分になれますよ。ちょうどパリ五輪が開催された今夏に、華やかな時代を生きた画家たちの作品を通じて、パリの「よき時代」をぜひご堪能ください。
また、会期中には、同年代のパリに生き、1900年パリ万国博覧会で日本の事務官長を務めた高岡市出身の美術商・林 忠正の功績が紹介されます。東西両文化の懸け橋を担った郷土ゆかりの人物の功績を、合わせてお楽しみください。
その他にも、本企画を監修された福井市美術館副館長・河野泰久氏によるご講演「ロートレックとベル・エポックの時代」ほか、学芸員によるギャラリートーク、エッフェル塔のしおり作成のワークショップなど楽しみな企画が盛りだくさんです。この夏、高岡市美術館にぜひ足を運んでみてください!
◎高岡市美術館開館30周年記念
ロートレックとベル・エポックPARIS―1900年
会期:~9月16日(月・祝)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
場所:高岡市美術館(高岡市中川1丁目1番30号)
料金:一般 1,300円(シニア・団体 1,000円)
18歳以下 500円(団体400円)
未就学児 無料
◎関連行事
・Instagram投稿キャンペーン
日時:~8月22日(木)
本展覧会を観覧後、Instagramにハッシュタグをつけて作品を投稿いただいた方に先着でロートレックとベル・エポック展関連グッズをプレゼント!1階エントランス受付で投稿画面を確認します。
※無くなり次第配布終了
・かんたんワークショップ「エッフェル塔のしおりをつくろう」
日時:8月23日(金)13時~16時
場所:美術館地階エントランス
※参加無料、申込不要
・「なつかしの」ロートレック展 ポストカードプレゼント
日時:~9月13日(金)
平日限定(休館日を除く)、各日先着30名様に、1994年の開館記念として開催された「ロートレック展」のポストカードを1名につき1枚プレゼントします。
・講演会 「ロートレックとベル・エポックの時代」
講師:河野泰久氏(本展監修者・福井市美術館副館長)
日時:8月24日(土) 14時~15時30分
場所:美術館地階ビトークホール
※聴講無料、定員80名(当日先着順)
・学芸員によるギャラリートーク
日時:9月7日(土) 14時~15時
場所:1回企画展示室
※観覧券が必要
お問合せ:0766-20-1177
※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。
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