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2〜3月「ユニークベニューTAKAOKA」ほかライブ情報!

2020.01.29 UP

高岡を中心に音楽活動などパフォーマンスを行う方々が公共空間で公演を行う「ユニークベニューTAKAOKA」(※実施主体・・・高岡市・末広開発㈱・㈱高岡ステーションビル・オタヤ開発㈱・(公財)高岡市民文化振興事業団)。

2〜3月も、御旅屋セリオなど高岡駅周辺でさまざまなパフォーマンスが行われます!

あわせて、2月2日(日)には、「Kikare~Maそこたらじゅうライブ」、3月15日(日)には、「高岡好きの音楽パーティーMステ」と、アマチュアミュージシャンが同日に多数出演するイベントも。

 

まだまだ寒い日が続きますが、ライブならではの熱い雰囲気を楽しみに、おでかけしてみては?

 

◎詳細はこちらからもご覧になれます。

https://www.takaoka-bunka.com/events/event/ikucha03/

※2月2日(日)の「そこたらじゅうライブ」以外は入場無料。「そこたらじゅうライブ」については詳細URL(>>リンク)をご参照ください。

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<2月2日(日)>

〔ユニークベニューTAKAOKA Vol.25〕〜和み音〜 大正琴ソロ演奏

アルト大正琴の心和む演奏。

■時間:13:00〜14:00

■場所:御旅屋セリオ6階 イベントスペース

■出演:琴伝流大正琴師範 大正琴協会正会員 辻井祐子

 

〔ユニークベニューTAKAOKA Vol.26〕電気ギターな昭和をあなたに・・・

ロックからバラードまで、様々な曲をエレキギターで弾き語り。

■時間:15:00〜16:00

■場所:御旅屋セリオ6階 イベントスペース

■出演:ダイナマイトこうへい

 

Kikare~Maそこたらじゅうライブ

市内12の飲食店で、様々なジャンルのライブを同時開催。ドリンクや食事を楽しみながら、音楽漬けの1日を。

■時間:12:30〜23:00(各店舗により開始・終了時間は異なります)

 

■場所:高岡市内各地の飲食店など12箇所

■出演者、料金等詳細はこちら:

https://www.takaoka-st.jp/wp/wp-content/uploads/20191204110417.pdf

※主催・・・ホームタウン実行委員会 

 

<2月16日(日)>

〔ユニークベニューTAKAOKA Vol.27〕ばららくご高岡公演

富山県を中心に活動する社会人落語家集団「ばららくご」が、落語の楽しさをお届けします。

■時間:14:00〜15:00

■場所:御旅屋セリオ6階 イベントスペース

■出演:川中奈丸、六ツ家千艘、才川五六

 

<2月22日(土)>

〔ユニークベニューTAKAOKA Vol.28〕大空へ飛べ まちなかコンサート

子どもたちの健やかな成長を支援する団体「大空へ飛べ」によるコンサート。手遊びや手話など、会場とステージが一体になって楽しめる構成です。

■時間:14:00〜15:00

■場所:Little Wing ウイング・ウイング高岡1階交流スペース

■出演:NPO法人大空へ飛べ

 

<3月8日(日)>

〔ユニークベニューTAKAOKA Vol.29〕高岡LOVERS2020プレコンサート

音楽で高岡を元気にしたい!と集まった「高岡LOVERS」。3月15日に行う「高岡好きの音楽パーティーMステ」のプレコンサートとして、選りすぐりの3組が出演します。

■時間:14:00〜15:00

■場所:クルン高岡(高岡駅)地下1階

■出演:高岡LOVERS(御旅屋boowy’s、ONE AND ONLY、Kiyo&Luci 【※】)

【※】「御旅屋boowy’s」・・・ポップスや昭和の名曲、 「ONE AND ONLY」・・・浜田省吾カバーユニット、 「Kiyo & Luci(キヨ&ルシ)」・・・昭和歌謡や中島みゆき

 

<3月15日(日)>

「高岡好きの音楽パーティー」Mステ

昭和歌謡から洋楽まで、20組のアマチュアミュージシャンが演奏。グルメや小物など様々なお店が出店する「高岡LOVERS横丁」や富山GRNサンダーバーズ、利長くんの来場も!

■時間:11:00〜20:00

■場所:ウイング・ウイング高岡1F

■出演:高岡LOVERS

※主催・・・高岡LOVERS

 

<3月28日(土)>

〔ユニークベニューTAKAOKA Vol.30The Vivid Beaters パーカッションアンサンブル

木琴やドラムセットなど、いろんな打楽器を使って、子どもから大人まで楽しめる曲を演奏します。

■時間:14:00〜15:00

■場所:Little Wingウイング・ウイング高岡1F交流スペース

■出演:The Vivid Beaters(ザ・ビビッド・ビーターズ)

 

人と出逢い、技の文脈を知る旅【クリエイター向けモデルツアーin高岡(2019.11.22-23)レポート#2】

2020.01.29 UP

高岡市の主催により、11月に実施した高岡でのクリエイター向けモデルツアー「Creators Meet TAKAOKA」。多様なジャンルの12名の方に参加いただいたツアーを、同行したライターの視点からレポートします。

>>前編はこちら

人と出逢い、技の文脈を知る旅【クリエイター向けモデルツアーin高岡(2019.11.22-23)レポート#1】

 

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02.行政とお寺。ものづくりを支える様々なアクター

そうした高岡の職人たちを支えるもののひとつに、県や市といった行政の取り組みがある。今回のツアーでは富山県総合デザインセンターと高岡市工芸デザインセンターに訪れ、さまざまな支援策について教えてもらった。その充実ぶりが、なかなかすごい。

たとえば高岡市工芸デザインセンターには鋳造、彫金、漆の工房があり、50年前から続く後継者育成事業には今年も多くの人が参加している。富山県総合デザインセンターには最新のVRスタジオや各種3Dプリンタ、デザインCAD、モデリングマシン、撮影スタジオといった設備があり、誰でも低価格で利用することができる。さすが製造業従事者率が日本一の富山県だ。

さらに、能作をはじめとする高岡の伝統産業ではかなり早い時期から外部プロデューサーやデザイナーとの協業がされているのだが、その関係を初めに繋いだのは高岡市の事業だったというお話をうかがう。現在でも高岡クラフトコンペや富山デザインウェーブなど、技術伝承、製品開発、販路拡大、情報発信と、さまざまな領域でものづくりを活性化するためのプロジェクトが動いている。

 

 

アイディアや要望と、工房や技術をつなぐことには自信があると富山県総合デザインセンター・相談員の吉田絵美さん。

「長年の取り組みがあってのことなので、マッチングには高い精度があると自負しています。高岡や富山の技や人と一緒にものづくりをしたいという方、やってみたいことがあれば、ぜひ気軽に相談してみてください」

 

 

もうひとつ、高岡の工芸と深い関わりを示すのがお寺の存在だ。

1300年の歴史をもつ浄土真宗寺院、飛鳥山・善興寺では、銅製の仏具がもっともフォーマルな形式で配置されているのを見ることができた。

「ここに表現されているのは、仏様の悟りの世界です。そうした見えない世界を具現化したところに高岡銅器のルーツがあります」と話してくださったのは住職の飛鳥寛靜(かんじょう)さん。

高岡銅器の製造元では、主に仏具を作っていた、もしくは現在もそうであるという話を良く聞く。なぜ仏具が必要とされたのか、なぜその技術が継がれてきたのか。見えない世界を具現化したという言葉に、高岡銅器のこころが信仰と深く結びついていたことを知る。お寺はとても深いところで、高岡のものづくりを支えてきたのだ。

 

飛鳥さんはまた、「いまは伝統技術をつかった新しいものがたくさん作られているけれど、どうも精神性がともなっていないように思う」とも言う。

「技術はあるけど想いがないとお寺で言われたことにハッとしました。自分が扱う工芸品に関して、始めた人はどうして作ろうと思ったのか、もっと知りたいと思いました。その上で現代の人がほしくなるものをつくっていきたい(伝統工芸メーカー・企画販売)」

高岡の伝統工芸はただ長く続いてきたのではない、そこには必要とされる必然があった。ルーツを知ると精神性の重要さもまたずしりと重く感じられるのだった。

 

 

03.人と土地の文脈を知る ものづくりの起点となる旅

さらに今回のツアーでは、江戸時代の職人町「金屋町」、明治時代の商人町「山町筋・山町ヴァレー」、海越しの立山連峰が美しい「雨晴海岸」、大伴家持が務めた国守跡に建つ「勝興寺」など、歴史の流れや高岡の自然風土を感じさせる場所にも立ち寄った。

「はじめはどうしてお寺に行くんだろうと思ったけれど、おかげで街全体の文脈がなんとなくわかりました。その文脈を積極的に利用することで、新しい価値をこの地域に根ざした形で表現することに挑戦したいと思います(化学メーカー・ロボット素材開発)」

技や人はそれだけでぽつんとあるのではなく、長い時間軸と大きな空間軸のさまざまな結びつきの中にあるものだ。だから技や人を育んできた土地を知ることは、厚みのある大きな視点で技や人を知ることでもある。いざ協業しようというとき、その土地の海辺に立った記憶が役立つこともあるかもしれない。

今はモニターを通じて、会議だけなら地球の裏側にいる人ともできる。写真も動画も、情報はいたるところに溢れている。けれど土地が持つ空気感はぜったいに、そこに行かなければわからない。

逆にいえば、ただ行くだけでわかることがある。街並みやその土地の光の中に身を置くことで、すっと身体に入ってくるものがある。百聞は一見に如かずの感覚は、情報技術が発達するほどかえって強い実感を伴うのではないだろうか。全身でその土地を感じる、そこに旅の醍醐味がある。

今ここにある技や人々の魅力。背景にあるお寺や海の風景。今回のツアーではその間を行き来することで、この土地の持つ全体感がじんわりと共有できたような手応えがあった。

そうして参加者それぞれが感じた「高岡」は、これからどういったかたちを見せてくれるだろう。

協業を形にして恒常的な活性化につなげていくためには、仕組みづくりや場づくりといった受け入れ側の課題も多くある。行政、DMO、それぞれの立場で課題解決に取り組みながら、今後に期待したいということで Creators Meet TAKAOKA は幕を閉じた。

訪れて終わりではない、起点としての旅。ここから何が生まれていくのか、楽しみで仕方がない。

「ここにあるのは滅多にない技術だから、ぜひ何か一緒にやりたいと思います。大事なのは関わる人が違う視点を持っていること。職人さんが夢物語のように感じることでも、話してもらえたら、意外とすっと実現できるかもしれない。まだまだそういう可能性がたくさんあると思います(ロボット開発・ソフトエンジニア)」

(同行ライター・記)

 

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【information】

Creators Meet TAKAOKA
◎日程:2019年11月22日(金)~23日(土)
◎実施場所:富山県高岡市
◎参加人数:11名
◎訪問先:能作(鋳物)、ウィン・ディー(デザイン・モックアップ製作)、シマタニ昇龍工房(鍛金)、富山県総合デザインセンター/高岡市デザイン・工芸センター、武蔵川工房(螺鈿細工)、momentum factory Orii(金属着色)、金屋町、飛鳥山善興寺、勝興寺、雨晴海岸、山町ヴァレー


 主催:高岡市

企画運営:一般社団法人 富山県西部観光社 水と匠 https://mizutotakumi.jp/

 

人と出逢い、技の文脈を知る旅【クリエイター向けモデルツアーin高岡(2019.11.22-23)レポート#1】

2020.01.27 UP

気持ち良い秋晴れの週末に、クリエイター向けモデルツアー「Creators Meet TAKAOKA」を実施しました(主催:高岡市)。広くものづくりに携わる人に向けて、高岡の職人技や歴史文化を紹介。街や伝統産業の活性化を目的に、新しい出会いや協業の可能性を探ってもらうことを目的にしたものです。

10月に渋谷ヒカリエで開催したトークイベント(>>詳細<<)で参加者を募集。プロダクトデザイナー、ソフトエンジニア、ロボットの素材開発、クリエイティブディレクター、百貨店の新規事業企画など、さまざまな分野でものづくりや企画に関わる12名の方に参加いただきました。

 

11月に渋谷ヒカリエで実施したイベントの様子。

 

今回のツアー参加の目的は、協業先を探してという直球のところから、東京と二拠点生活のための場所を探している、高岡の職人のファンであるといったところまで多種多様。なかには、すでに工芸ハッカソン(>>詳細<<)を機に、高岡の職人とのものづくりを始めているという方もいました。

ときに真面目に、ときに笑いをまじえながら進んだ濃密な二日間の様子を、今回のツアーに同行していただいたライターさんのレポートで紹介します。

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01.高岡の職人たちの人を惹きつける魅力

結論からいうと、参加者たちに何よりも響いていたのは高岡の職人の姿だった。

「率直に言うと、一緒にものづくりをしたいと思いました今はハードウェアでもソフトウェアでも簡単にコピーできてしまいます。その点、職人技にはオリジナリティがある。たとえば、ただ漆を塗るだけでは付加価値はつきませんが、工芸の技が機能と結びついた時に大きな差別化ができるのでは(ロボット開発・ソフトエンジニア)」

今回うかがった工房は、高岡銅器の能作、シマタニ昇竜工房、momentum factory Orii、高岡漆器の武蔵川工房の4つ。

それまで世になかった錫100%の製品開発で飛躍的な成長を遂げた能作では、ベテランから若者まで様々な世代の職人がいきいきと働く姿を目の当たりにした。照明やサイン計画といった細かなところまでデザインがいきとどき、整理整頓された工場の中を歩いていると、工場や職人という言葉のイメージがみるみる更新されていく。

シマタニ昇竜工房はお寺等でつかわれる「おりん」をつくる鍛金工房。日本に10人も満たない「おりん」職人の島谷さんは、「おりん」を楽器としてとらえ海外の展示会等で提案しているという。専門機関に分析を依頼したところ、音色の心地よさには科学的根拠があることもわかった。島谷さんの穏やかな話しぶりからはおりんづくりへの深い愛情が伝わってきた。

「職人さんの仕事には価値の高さゆえの壁みたいなものを感じていたんですが、おりんを楽器としてとらえたらどうなるかとか、要素を分解していって、自分も可能性を考えて良いんだと思いました。自分で勝手に作っていた壁をとりはらってもらった感じがします(広告会社・クリエイティブディレクター)

金属の化学変化を応用した着色の工房momentum factory Oriiでは、実際に金属の色を変化させる体験をさせてもらった。近年は薄い銅板への発色法を確立させ、建築やインテリアの領域に大きく躍進しているOrii。溌剌とした折井さんのたたずまいは、生業を持つ人ならではの魅力に満ちていた。

「金属の自然な変化を製品にするという姿勢に共感して、製品作りを一緒にやりたいと思いまし た。デザイナーに対してもオープンな姿勢が感じられて嬉しかったです。依頼の前に技術を知っておくことの重要性も実感しました。(デザイン会社・プロダクトデザイナー)」

武蔵川工房は螺鈿(らでん)細工を特徴とする高岡漆器の工房。0.1mmの薄さの貝を扱う繊細な職人技には誰もが思わず息を飲んだ。貝はとても貴重なものだから、作業の中で出る端材も全てとってあるという武蔵川さん。さっそく素材開発に関わる参加者が、ぜひ用途を検討してみたいとサンプルを持ち帰る場面もあった。

伝統の技を継ぎながら新しい商品開発、新たな領域に取り組む姿勢。何より「ものづくりが好きだ」と伝わってくる温度感。

「自分の手でものを生み出す職人は格好いい」

「一緒にものづくりがしたい」

「また会いに来たい」

工房に足を運ぶごとに、参加者たちの高揚感がひしひしと高まっていくようだった。技術はもちろん重要だけれど、人を動かすのは人なのだ。

「職人さん達とは都内の展示会等での面識がありましたが、ホームでお会いすると、ずうっと格好いいですね。やっていきたいことへの想いがあって、伝統的なことから脱皮していきましょうっていう姿勢があって。ぜひ何らかの企画を具体化したいと思います(百貨店・新規事業企画)」

(同行ライター・記)

 

>>ツアーはものづくりを支えるファクター、行政やお寺の見学も!後半へ続きます。

人と出逢い、技の文脈を知る旅【クリエイター向けモデルツアーin高岡(2019.11.22-23)レポート#2】

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【information】

Creators Meet TAKAOKA
◎日程:2019年11月22日(金)~23日(土)
◎実施場所:富山県高岡市
◎参加人数:11名
◎訪問先:能作(鋳物)、ウィン・ディー(デザイン・モックアップ製作)、シマタニ昇龍工房(鍛金)、富山県総合デザインセンター/高岡市デザイン・工芸センター、武蔵川工房(螺鈿細工)、momentum factory Orii(金属着色)、金屋町、飛鳥山善興寺、勝興寺、雨晴海岸、山町ヴァレー


 主催:高岡市

企画運営:一般社団法人 富山県西部観光社 水と匠 https://mizutotakumi.jp/

 

「高岡とつながる人々」尾崎迅さんのインタビュー第2弾。工芸ハッカソン/LEXUS NEW TAKUMI PROJECT

2019.12.03 UP

高岡のものづくり環境や滞在情報、クリエイターのみなさんのインタビューやコラボレーション事例などを紹介する「高岡とつながる人々」。

高岡に移り住んだクリエイターとして、金工作家・尾崎迅さんのインタビュー第二弾として、コラボレーション事例「工芸ハッカソン/LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」を掲載しました!

 

工芸ハッカソン/LEXUS NEW TAKUMI PROJECT

「高岡とつながる人々」高岡に移り住んだクリエイター、尾崎迅さんのインタビューを更新!

2019.11.30 UP

高岡のものづくり環境や滞在情報、クリエイターのみなさんのインタビューやコラボレーション事例などを

紹介する「高岡とつながる人々」。

高岡に移り住んだクリエイターとして、金工作家・尾崎迅さんのインタビューを掲載しました。

高岡に移り住んだクリエイター 尾崎迅さん

クリエイター向けモデルツアーin高岡(11/22〜23) 参加者募集中!【申込締切:10/25】

2019.10.18 UP

伝統の技から最新の産業まで、ものづくりの盛んな富山県高岡市。その歴史・文化・精神風土も含めた魅力を伝え、ものづくりに携わる人・関心のある人たちとの新しい出会いや協働の可能性を求め、11月22日(金)~23日(土)の1泊2日でクリエイター向けモデルツアーを実施します。

働き方やライフスタイルの変化の中で、地域に関わるクリエイターたちが増えているなか、地域がクリエイターの創造性を拡張し、クリエイターが地域のものづくりを革新するといった、地域とクリエイターの良い関係性が高岡市でも生まれ、多くの成功事例を生み出しています。

モデルツアーでは、高岡市の伝統から先端までものづくり工房・工場やその背景となっている歴史文化を訪ねます。

 

★訪問先候補:能作(金属鋳物メーカー)、シマタニ昇龍工房(鍛金)富山県総合デザインセンター/高岡市デザイン・工芸センター、武蔵川工房(螺鈿細工)、金屋町、飛鳥山善興寺(民藝ゆかりの地)、ほか

 

下記概要をご参照の上、ご参加を希望される方は、下記フォームよりお申込みください。

 

・日程:2019年11月22日(金)~23日(土)
 ・実施場所:富山県高岡市
 ・募集人数:5名
 ・対象:ものづくり、建築、デザイン、ファッション、音楽、写真・映像、企画・プロデュース等幅広い分野のクリエイターおよび地域のものづくりに関心のある方
 ・参加費:10,000円(高岡までの交通費、現地交通費、宿泊費、食費、施設拝観料等含む)
 ・締め切り:2019年10月25日(金)

【申込みフォーム】  https://forms.gle/mTURpgWd7a3nA4eeA


*お申込み多数の場合は、選考をさせていただき、10月末頃に結果をお知らせいたします。
*参加にはアンケート回答、SNSでのツアーレポート発信などのご協力をお願いいたします。

◎問合せ:一般社団法人 富山県西部観光社 水と匠   info@mizutotakumi.jp
https://mizutotakumi.jp/

 

 

市外のクリエイターの方に向けた情報ページ「高岡とつながる人々」を開設しました!

2019.10.07 UP

このたび、こちらのウェブサイトでは市外のクリエイターの方々に向け、

高岡のものづくり環境や滞在情報、クリエイターのみなさんのインタビューやコラボレーション事例などを

紹介する「高岡とつながる人々」ページを開設しました。

 

コンテンツは順次増やしてまいります!ぜひご覧ください。

高岡とつながる人々

音楽ライブから坊主カフェまで。国の重要文化財で行われる、まちと人を巻き込む寺社フェス! 9/29 雲龍山 勝興寺(高岡・伏木)

2019.09.27 UP

 本堂ほか12棟の建物が国の重要文化財に指定される高岡・伏木の名刹「雲龍山 勝興寺(しょうこうじ)」で、仏教や音楽、食、ものづくりに親しむイベント「ふるこはんフェス」が2019年9月29日(日)に開催されます。

古くは『万葉集』の代表的歌人・大伴家持が赴任した越中国庁が建っていたと推定される場所にある勝興寺は、15世紀以降は真宗王国・富山を代表する寺院として、地元の人々には「ふるこはん」として親しまれてきました。

 

上から勝興寺山門、勝興寺本堂

 

20年余りの期間をかけて行われている「平成の大修理」(1998〜2021)も終盤を迎え、現在はかつての壮麗な姿を取り戻しています。ここで昨年から富山県内の若手僧侶、地域住民や大学生が一緒に企画しているのがこの「ふるこはんフェス」。

 

昨年の様子

 

今年も実施する音楽法要。雅楽、シンセサイザーの調べに乗せた声明で、地元の僧侶約30名が奏でる荘厳な響きは必聴です。

 

2回目となる今年は、FUJI ROCK FESTIVALなど多くの大型フェス等に出演し木村カエラとのコラボなどでも活躍するPredawnのライブを夜の本堂で行うほか、僧侶と気軽に話ができる坊主Café&Bar、未公開部分を含む寺院内ツアー、約30名の地元僧侶が集結しシンセイザーと雅楽の調べに乗せて読経を行う音楽法要、僧侶DJによるパフォーマンスなど、パワーアップした企画が盛りだくさんです。

 

僧侶DJ

Predawn

 

年に一度の特別なイベントに、ぜひ足をお運びください。 

 

◎「ふるこはんフェス」特設サイト https://www.furukohanfes.com/


◎ Facebookページ  https://www.facebook.com/FurukohanFes

 

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第2回「ふるこはんフェス」DAY & NIGHT

   ■日時:2019年9月29日(日) 11:00〜20:00

■会場:伏木・雲龍山 勝興寺(富山県高岡市伏木古国府17-1) 

■内容:坊主Café&Bar、音楽法要『宗祖讃仰作法(しゅうそさんごうさほう)』、音楽コンサート(出演;Predawn、onpun)、僧侶DJ、勝興寺見学ツアー、フード&クラフトマーケット、ワークショップ、ふるこはんスタンプラリーなど

■主催:高岡市歴史文化推進協議会

■共催:高岡市/高岡市教育委員会/高岡商工会議所/近世高岡の文化遺産を愛する会

■協力:浄土真宗本願寺派高岡教区 寺族青年会 鸞翔会

■企画運営:ふるこはんフェス運営委員会、(有)エピファニーワークス 

■お問合せ:高岡市歴史文化推進協議会事務局(高岡市教育委員会生涯学習・文化財課内) TEL:0766-20-1453

 

※特別開放日につき当日のみ工事協力金(通常大人500円)は不要

※コンサートは投げ銭スタイルです。お気持ちでお納め下さい。

 

 

 

 

 

新しいものづくりの形を、高岡の匠の技と秘密を通じて探る「Creators Meet Takaoka」。10月7日渋谷ヒカリエで開催

2019.09.26 UP

 高岡のものづくりの背景にある、厳しくも豊かな自然の恵み、加賀前田家ゆかりの歴史文化、コミュニティ意識と進取の気質。高岡特有の魅力を最大限に活かして、地方におけるこれからのものづくりのあり方を探りたい——。そのような考えから、高岡のものづくりを、その歴史・文化・精神風土も含めてものづくりに携わる人・関心のある人たちに伝える「Creators Meet TAKAOKA」を2019年10月7日(月)14:00〜20:00、渋谷ヒカリエにて開催します。

 近年、働き方やライフスタイルの変化の中で、地域に関わるクリエイターたちが増えているなか、地域がクリエイターの創造性を拡張し、クリエイターが地域のものづくりを革新するといった、地域とクリエイターの良い関係性が高岡市でも生まれ、多くの成功事例を生み出しています。

  今回のイベントでは、デザイン活動家・ナガオカケンメイ氏ら国内外で活躍するクリエイターと、高岡市の地元職人によるトークイベントのほか、伝統工芸ワークショップや交流会等を通じて高岡の魅力の一端を伝えるとともに、11月に行う「クリエイター向け高岡体験モデルツアー」の参加者を募ります。

 

展示では、先人の技が凝縮した伝統的な作品から、デザイナーとのコラボレーションなどによって生み出されている話題のプロダクト、高岡の職人と先端テクノロジーのエンジニアが協働した作品など、高岡の多様なものづくりとその根底にある心意気を紹介します。一部の作品は購入も可能です。

 

富山湾の魚介類はもちろん、北前船交易による昆布料理の発展、加賀前田家のお茶文化が根付いたさまざまな和菓子など、高岡や富山の「食」を紹介します(購入可)。

 

高岡の技を体験するワークショップ。金属工芸と螺鈿細工の職人が教えます!自由自在に曲げられる錫の器をつくる 「すずがみ」叩き体験と、「螺鈿細工」のお箸作りの2種類を予定しています。

 

トークセッションでは、高岡市とゆかりのあるクリエイターと地元の職人・作家をゲストスピーカーに招き、高岡市のものづくりや文化・人の魅力、クリエイターと地域のものづくりのこれからなどについて、意見を交わします。 トークの後は、ゲストスピーカーとの交流会。d47食堂による富山の食材を使ったオリジナルメニュー、そして富山の地酒もお楽しみください。

 

トークセッション&交流会はPeatix(https://famtrip-takaoka-event.peatix.com)で事前予約を受け付けます。展示販売や伝統工芸ワークショップは予約不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

関心ある方の参加をお待ちしております。

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Creators Meet TAKAOKA 高岡の、匠の技と秘密。地域で出合う新しいものづくりの形。

■日時:2019年10月7日(月) 14:00〜20:30
■会場:渋谷ヒカリエ8F「COURT」(東京都渋谷区渋谷2丁目21) 
■内容:高岡のプロダクト・富山ローカルフード展示販売(入場無料・予約不要)、伝統工芸ワークショップ(要材料費・予約不要)、トークセッション+交流会(500円 ※定員100名・Peatixより要事前予約。下記リンク参照)※2019年9月30日(月)申込み締切。先着順につき定員に達し次第受付終了

 

★トークセッション+交流会事前予約はこちらから。 https://famtrip-takaoka-event.peatix.com

 

秋のクラフトイベントまもなく開催!9/21〜23の連休は工芸都市・高岡を楽しみに、おでかけしませんか?

2019.09.19 UP

毎年恒例の高岡でのクラフトイベントが、いよいよ今週末9/21〜23に開催!

 

★「工芸都市高岡2019クラフト展」「高岡クラフト市場街」「ミラレ金屋町」の概要はこちらでおさらい!

高岡の中心市街地でクラフトをとことん楽しむ、工芸都市高岡の秋、恒例のイベント。日程速報!

 

上記3大イベントでは、市内各地でユニークな催しが行われます。この記事では、そのいくつかをピックアップしてご紹介します。

 

グラス片手に職人さんと語り合う!

市場街限定!職人バー

 

(画像出典:http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2019/07/25/5770/)

 

高岡の伝統産業である鋳物・漆器の若手職人さんが2日間限定でバーテンダーに。予約不要なので、ふらりと訪れて。普段なかなか気軽に聞けない、仕事の裏話やものづくりへのこだわりを語ってくれるかも。

21日18:00〜はライブも行われます(ミュージックチャージ不要)。

 

■日時:2019年9月21日(土)、22日(日) 17:00〜22:00 ※予約不要

■場所:9/21は漆器くにもと(高岡市小馬出町64)、9/22は山町茶屋(高岡市木舟町38)

 

◎会場地図はこちら

DAY1 :http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2019/07/25/5771/

DAY2:http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2019/07/25/5770/

 

欲しかったあの商品が手に入る!?

市場街限定!能作お楽しみ袋

 

(画像出典:http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2019/07/26/4381/)

 

能作の人気商品が入ったお楽しみセットを3日間、数量限定で販売!
当日は市場街限定イベントも開催されるほか、カフェや体験工房も併設しているので、ゆったり過ごせます。

■日時:2019年9月21日(土)〜23日(月・祝)10:00〜18:00 ※予約不要

■場所:株式会社能作(高岡市オフィスパーク8-1)

 

◎会場地図はこちら

http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2019/07/26/4381/

 

トンボ玉、万華鏡から高岡の伝統工芸、加賀伝統工芸まで

高岡鋳物発祥の地でワークショップ三昧!

 

(画像出典:https://www.mirare-kanayamachi.com/post/%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%81%AE%E9%8B%B3%E7%89%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97)

 

伝統的なまちなみが美しい高岡鋳物発祥の地、金屋町で開かれる「金屋町ミラレ」では、多彩なワークショップが勢ぞろい。高岡の職人さんから直接教わる鋳物の指輪や彫金キーホルダー、錫アクセサリーなどのほか、2色のガラス玉をあわせて作る「とんぼ玉」、陶芸で造る「銘々皿」、加賀伝統工芸「蒔絵」「加賀繍」の技でつくる小物など。新たな視点でものづくりの楽しさに気づくことも。オリジナルの逸品づくりを楽しんでみよう。

◎ワークショップ一覧と詳細はこちらから

https://www.mirare-kanayamachi.com/blog/categories/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97-1

 

全国から集まった、優れた作り手の作品が一堂に!

工芸都市高岡2019クラフト展

 

(画像出典:http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2018/08/16/4578/)

 

1986年から行っている「工芸都市高岡クラフト展」。33回目となる今年は昨年に続いてテーマを「抱擁-Embracement-」とし、工芸とアートの垣根を越えた素晴らしい作品が揃いました。金属、漆、陶、ガラス、家具など、素材や用途を問わない様々な作品が展示され、気に入った作品は購入することもできます。

 

■日時:2019年9月21日(土)〜23日(月・祝)10:00〜18:00(最終日は15:00まで) ※予約不要

■場所:セリオタウン(御旅屋セリオ) 6F 特設会場(高岡市御旅屋町101番地)

 

◎会場地図はこちら

http://ichibamachi.jp/ichiba_programs/2018/08/16/4578/

 

【ひと足のばして・・・】

重要無形民俗文化財、越中福岡の菅笠製作技術を体験!

ミニ菅笠づくり体験講座

 

農作業用の日よけや雨具として、古来日本人の日常に溶け込んできた菅笠。

現在も高岡市福岡地域では、全国の菅笠の約9割を生産しており、「越中福岡の菅笠」として伝統的工芸品に指定されています。その菅笠の技術を気軽に体験できるのがこのワークショップ。同日は福岡地域で江戸期から続くユニークなお祭り、「福岡町つくりもんまつり」も開催されています。クラフトイベントのおでかけと合わせて、ぜひ足を運んでみてください。

★こんな可愛いミニ菅笠が作れちゃいます!

■日時:2019年9月23日(月・祝) ※予約不要

    午前の部 10:00~12:00/午後の部 13:00~16:00 

■料金:無料(小学生以上・先着50名)

■場所:さんちょんぴん蔵(高岡市福岡町福岡1077-5)

 

※当日は、「福岡町つくりもんまつり」開催のため、福岡町市街地一帯が歩行者天国となります。駐車場には限りがありますので公共交通機関をご利用ください。

【駐車場】高岡市役所福岡庁舎、福岡総合文化センター(Uホール)、

      小矢部川河川敷臨時駐車場

 

◎福岡町つくりもんまつり https://www.info-toyama.com/event/20055/

◎チラシのダウンロードは>こちらをクリック<