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重要文化財「勝興寺」の素晴らしさ、知らないともったいない!これからの勝興寺や伏木について考える「勝興寺とまちづくり」座談会、3/10(土)開催!

2018.03.07 UP

古くは越中国の国府が置かれ、16世紀には礪波郡安養寺村(現在の小矢部市)から移転した勝興寺を中心に、寺内町を形成してきた伏木のまち。高岡に城下町が置かれたのちは海運が盛んになり、北前船の寄港地としても重要な役割を果たしてきました。 

伏木の貴重な財産である勝興寺は、12棟の建造物と「洛中洛外図屏風」が国の重要文化財にも指定されており、現在は平成10年度から平成32年度までの約23カ年計画で保存修理事業が行われています。平成30年8月には本坊の一部公開も予定しています。 

その貴重な資産を守るだけでなく、地域のために活かしていくにはどうしたらよいのかを考える座談会を3月10日(土)に実施します。当日は本堂・本坊の見学・解説や、全国的に寺院が抱える課題や取り組み紹介、座談会形式によるトークセッションを行う予定です。

リラックスした雰囲気で、これからの伏木や勝興寺を一緒に考えてみませんか?

 

【概要】

・日 時:2018年3月10日(土)13〜16時

・会 場:勝興寺本堂(高岡市伏木古国府17番1号)

・参加費:無料

・進行:有限会社エピファニーワークス 林口砂里

・主催:高岡市歴史文化推進協議会

・共催:高岡市/高岡市教育委員会

・後援:近世高岡の文化遺産を愛する会

・問合先:高岡市歴史文化推進協議会(高岡市教育委員会生涯学習・文化財課内)TEL:0766-20-1453

 

◎Facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/203431137079706/

高岡の伝統技術を未来につなぐ、スクール生の作品から講師の作品まで。「高岡市伝統工芸産業人材養成スクール50周年修了制作展」3/9〜11開催!

2018.03.01 UP

高岡市では、高岡銅器・高岡漆器の伝統産業に携わる方々を対象に、昭和43年度から「高岡市伝統工芸産業人材養成スクール」を実施し、伝統工芸産業界の技術力向上と後継者育成に努めています。

これまで1000人を超える修了生を生み出し、重要無形文化財保持者(人間国宝)をはじめ、伝統工芸士やクラフト作家など、多くの人材を輩出してきました。

このスクールが平成29年度末で50周年を迎えるのを記念し、3月9日(金)〜11日(日)の3日間、高岡市美術館にて展示を行います。本展では、平成28・29年度受講生(25期生)による修了作品約90点と、高岡市伝統工芸産業技術保持者をはじめとする講師作品の展示約15点、そして50年のあゆみやスクールの様子を写真やパネルで紹介します。

 

スクールの様子(金工コース)

 

また、3月10日(土)には記念講演会も実施します(詳細は下記参照)。過去から未来へとつながる軌跡や、素晴らしい作品群をぜひご覧ください。

 

【概要】

・日 時:2018年3月9日(金)〜11日(日)9時30分〜17時(最終日は16時まで)

・会 場:高岡市美術館 市民ギャラリー(高岡市中川1丁目1-30)

・入場料:観覧無料

・主催・問合先:高岡市デザイン・工芸センター TEL:0766-62-0520/FAX:0766-62-0521/E-mail:tdcc★suncenter.co.jp  ※★を@に替えて送信してください。

【関連イベント:記念講演会「内田鋼一の仕事」(第43回デザインセミナー)】

 国内外で精力的に制作発表し、高い評価を得る内田鋼一氏(陶芸家・造形作家)。作品発表だけでなく、三重県四日市市の地場産業「萬古焼」をアーカイブした私設ミュージアムの開設でも注目を集めています。作陶から産地貢献まで多岐に渡る内田氏のお仕事について伺います。 

・日 時:2018年3月10日(土)14:30〜16:15

・会 場:高岡市美術館 ビトークホール(高岡市中川1丁目1-30)

・参加費:聴講無料(定員80名・申込優先)

・申込方法:上記高岡市デザイン・工芸センターまで、TEL・FAX・メールにて。

 

◎詳細(チラシ)はこちらから

<おもて> http://www.suncenter.co.jp/takaoka/img/school50_.jpg

<うら>  http://www.suncenter.co.jp/takaoka/img/school50_ura.jpg

 

 

 

春は目前★あたたかい音楽とフード、工作も。山町で楽しむひなまつりはいかが?「ひなフェスin山町ヴァレー」、3月11日(日)開催!

2018.03.01 UP

どっさりと雪が降り積もった寒い冬から、徐々に春の陽気を感じつつある今日このごろ。 

土蔵造りの建物がならぶ山町筋の一角にある商業施設「山町ヴァレー」にて3月11日(日)、歌う紙芝居やアイリッシュ音楽など5グループのライブが楽しめる「ひなフェスin山町ヴァレー」を開催します。 

会場では、あたたかい甘酒やコーヒーを用意しているほか、おひなさまのカードが作れる工作コーナー、高岡産チューリップの切り花や富山産ジャムの販売なども予定。老若男女、親子で楽しめるライブは、無料でお楽しみいただけます! 

3月10日、11日の両日、山町筋では「山町筋のひなまつり」が開催されており、普段は中を見ることのできない旧家も含め、通りの家々が明治・大正・昭和など時代ごとの美しいひな飾りを展示します。

近づく春の訪れを感じながら、歴史的なまちなみにおでかけしてみませんか?

 

【概要】

・日 時:2018年3月 11日(日)正午〜午後4時

・場 所:山町ヴァレー(富山県高岡市小馬出町)

・アクセス:万葉線「片原町」電停から徒歩3分。駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。

・入場料:観覧無料

・主催:アート&クラフトシティ高岡推進委員会、高岡市

・問合先:高岡市市長政策部文化創造課 TEL:0766-20-1255/FAX:0766-30-7299/E-mail:bunsou@city.takaoka.lg.jp

 

【出演グループ】

1.Robin’s Egg Blue/アコースティックユニットによる、童謡を交えたコンサート

2.サオモチャミュージック/コーラスグループGravaのメンバーSaoとNocciによる歌付き紙芝居

3.富山県立高岡西高等学校合唱部/子どもたちになじみのある歌をのびやかな歌声で

4.Hedera/フィドル・アコーディオン・ギターで奏でるケルト音楽のやさしい音色

5.Potstill band/アイリッシュパブを飛び出してお届けする本格的なアイルランド音楽

 

 

<Robin’s Egg Blue>

2009年NYで結成し、ブルックリンなどで活動。高岡の伝統産業を舞台に描いた映画「デンサン」のエンディングソングも、このバンドの演奏です。

 

<サモオチャミュージック>

うた、リコーダー、トイピアノなどで演奏。当日は自作音楽つきの紙芝居を上演します。

 

<富山県立高岡西高等学校合唱部>

創立110周年を迎える高岡西高校は、地域行事やボランティア活動に積極的に参加する、地域に根付いた学校です。合唱部も活動の場を広げ、多くの方の心に残る演奏を目指しています。

 

<Hedera>

北欧音楽や現代音楽を演奏。ただ聴かせるだけでなく、その場の雰囲気や食事、空気を温めてくれます。

 

<The Pot Still Band>

富山駅前のアイリッシュパブに集うアイリッシュ音楽好きによるバンド。県内のケルトミュージック文化の中心!

 

“アール・ブリュット”を通じて、「自分らしく」「生(き)のまま」の価値や可能性を感じてみる。アール・ブリュット◎TAKAOKA展、1/24〜28に開催!

2018.01.23 UP

「アール・ブリュット(art brut)」とは何か、ご存知でしょうか?フランス語で「生の芸術」を意味し、英語ではアウトサイダー・アート(outsider art)と称されていますが、文化的潮流や伝統、教育などの影響を受けず、作者の内側から湧き出る固有の衝動や創意に基づいた芸術作品を指しています。 

1月24日(水)〜1月28日(日)に高岡市美術館で行われるアール・ブリュット展は、新潟・富山・石川・福井・滋賀で活動する障がいのあるアーティストの作品を展示する「アール・ブリュット◎TAKAOKA展」のほか、自薦他薦問わず作品を持ち寄って展示する作品発掘PROJECT「アール・ブリュット?もちこん展」、公開制作、シンポジウム、映像上映などを実施。最終日28日(16:00〜16:30)には、「アール・ブリュット?もちこん展」のために持ち込んだ作品を自慢しあい認め合う「もちこん・ミーティング」も行い、今後の創作活動・支援活動や、作品・作家の発掘につなげていきます。

 

今回の企画は、「アール・ブリュット」の基軸となる「自分らしく」「生(き)のまま」が大きなテーマ。展示やその他の催しを通じ、このテーマが示す価値・可能性やアートの多様性を感じてみませんか?

 

 

【概要】

・日 時:2018年1月 24日(水)〜28日(日)9:30〜17:00 ※入館は16:30まで

・場 所:高岡市美術館 市民ギャラリー・ビトークホール(富山県高岡市中川1丁目1番30号)

・入場料:観覧無料

 

【シンポジウムと映像上映】

1月27日(土)

□10:00〜11:00

ココペリ活動のニュース映像集(チューリップテレビ「ニュース6」で放送されたものを繰り返し上映) 

□11:15〜11:56

映画上映「A Short Film About DISTORTION」

(利用者の80パーセント以上が創作活動に取り組む滋賀県の福祉事業所「やまなみ工房」の日常を追った記録映画)

 □13:30~14:10

講演「アール・ブリュット・ジャポネ展報告    

~障害者の文化芸術国際交流と東海北陸ブロック事業について~」

社会雄法人みんなでいきる 法人本部 坂野健一郎

□14:15~14:55

講演「滋賀県発 糸賀先生から新生美術館 そしてこれから」

滋賀県 県民生活部文化振興課新生美術館整備室   木村 元彦 

□15:10~16:00

トークショー「繋がりが作るアール・ブリュットの未来」

木村 元彦、坂野健一郎/進行:米田昌功  

 

1月28日(日)

□10:00〜11:00

ココペリ活動のニュース映像集

(チューリップテレビ「ニュース6」で放送されたものを繰り返し上映)

□13:30〜14:11

映画上映「A Short Film About DISTORTION」

□14:20~15:00

トークショー「みんながしあわせになるために」

やまなみ工房施設長 山下完和/進行:米田昌功               

□15:15~15:40

講演『福井発「みんなで舞台にたとう!」~障害者と舞台の良好な関係~』

みなぶた代表 酒井晴美            

□15:45~16:20

トークショー「『らしく』と『ままで』 ~地域にとって、障害者にとってのアート~」

ミナブタ代表 酒井晴美、福井・芸術文化フォーラム 荒川裕子/進行:米田昌功             

 

「職人」と「アーティスト」ふたつの働き方を強みにする尾崎迅さんに、半日密着する「金工アーティストになる旅」、1月26日(金)に実施!

2018.01.12 UP

高岡の伝統産業である高岡銅器は、原型製作・鋳造・研磨・着色・彫金と、工程ごと職人が分かれています。それぞれの工程に高い専門性を持つ職人が連携してものづくりを行うことで、質の高いプロダクトが生み出されています。 

ここ高岡に移住し、金工に携わる尾崎迅さんは、「研磨」の職人としての顔と、自分の作品を企画・制作するという金工アーティストの顔をもち、日々金属の可能性や美しさと向き合い続けています。

高岡の職人さんに会いにいく旅を数多くプロデュースする「仕事旅行社」の企画で、尾崎さんに半日密着する「「金工アーティストになる旅」が、1月26日(金)に実施されます。

 

尾崎さんがどんなことを考えてこの道を選んだのか、何を大切にしているのか。尾崎さんの仕事場や高岡鋳物発祥の地にある思い出のギャラリーショップ「かんか」を訪れながら、尾崎さんの生き方や高岡の金工の世界に触れてみませんか?

 

【概要】

・日 時:2018年1月 26日(金)13:00〜16:30

・定 員:5名


・参加費:7800円

・詳細スケジュールやお申込み・お問合せはこちらから

 >>https://www.shigoto-ryokou.com/detail/383

 

 

◎仕事旅行社 高岡特集 https://www.shigoto-ryokou.com/feature/takaoka

 

全国の美大生必見!★日本屈指のものづくりのまち高岡で、ものづくりの現場と人を深く知る。2/16-17実施「伝産の学校」、1/15まで申込み受付中!

2017.12.28 UP

昼は伝統産業の現場を体験し、夜は職人の家に宿泊!将来ものづくり業界で働くことを考えている学生のみなさんに、ぜひ参加してほしい企画「伝産の学校」が、2月16日(金)〜17日(土)に高岡で行われます。

主催は、高岡の元気な若手職人集団「高岡伝統産業青年会」。昨年につづき2回目の開催です。 

「伝産の学校」では、1日目は3つのコースに分かれて伝統産業に関する施設や工房を見学し、交流会を行います。夜は、希望によって各企業で働く職人宅に民泊して職人と語り合う、あるいは合同宿泊施設で参加者と語り合うことができます。また2日目は各企業に分かれて職業体験を行い、体験したことを共有しあいます。 

またとないディープな体験ができるこの企画は、なんと参加費無料!革新を続けながら伝統を次世代につなぎ続ける高岡のものづくりの世界をのぞいて、自分の将来を大きく思い描いてみませんか?

【概要】

・日 時:2018年2月16日(金)13:00 〜 17日(土)18:00


・定 員:20名


・参加費:無料
(ただし食事代、交通費および個別に予約した宿泊費は自己負担となります。)


・宿泊先:参加企業の職人宅 or 合同宿泊スペース「いろり」

・募集締切:2018年1月15日(月)※応募多数の場合は抽選

・お問合せ・お申込み:高岡伝統産業青年会 かほり展委員会 担当:小島

 (電話/080-5086-5475、E-mail/ passive.staff★gmail.com ※★を@に替えてください)

 

◎プログラム詳細および参加申込書のダウンロードはこちらから

http://www.takaoka-densan.com/densannogakko2017/

>>パンフレットPDFはこちらから<<

聴講無料/事前申込み不要!★講師 鷲田 めるろ 氏「現代美術と地域の伝統」★12月19日(火)18:15〜 富山大学芸術文化学部(高岡キャンパス)で実施

2017.12.18 UP

毎年富山大学芸術文化学部で一般公開されている、プロジェクト授業「芸術文化探求」。一般の方が聴講できる今年度の最終講義が、12月19日(火)に開催されます!

講師は金沢21世紀美術館キュレーターの鷲田めるろ氏。「現代美術と地域の伝統」をテーマにお話しいただきます。

 

ご興味のある方は、ぜひ富山大学芸術文化学部(高岡キャンパス)にお越しください。

 

【概要】

 ・日時:12月19日(火)18:15〜19:45(開場18:00)

 ・会場:富山大学芸術文化学部(高岡キャンパス)講堂(高岡市二上町180)

 ・参加費:無料(事前申込不要)

 ・講師:鷲田 めるろ 氏 (金沢21世紀美術館キュレーター)

  ※講師のプロフィールは>>こちら<<から

 ・お問合せ:芸術文化学部 総務課 総務・研究協力チーム

       Tel/0766-25-9138 Email/tiikiko(a)adm.u-toyama.ac.jp ※(a)は@に置き換えてください。

 

◎【プロジェクト授業】富山大学芸術文化学部 平成29年度プロジェクト授業「芸術文化探求」について

>>リンクはこちら<<

 

和泉元彌主演「大伴家持 剣に歌に、夢が翔(と)ぶ!」、今週末11月26日(日)高岡公演ほか、越前・金沢・東京で上演。

2017.11.24 UP

大伴家持生誕1300年を記念し、政治家・歌人である家持の“人間”に鋭く迫る演劇が、11月26日(日)の高岡公演を皮切りに、11月28日(火)に越前、11月30日(木)に金沢、そして12月5日(火)に東京で上演されます。

家持が越中国守として現在の富山県に派遣された5年間、北陸三県で数々の歌を詠んだことは、北陸の方の多くはご存知だと思います。一方で、恋多き男として、多くの女性と恋の歌を交わしたことや、都に帰った後、政治の中枢で藤原家との権力闘争に巻き込まれていたことはあまり知られていないのではないでしょうか。

この演劇では、そのような家持の最も華やかでドラマチックな時代に焦点を当て、楽しくも心に残る舞台を展開します。

出演するのは、家持を演じる和泉元彌ほか、妻・坂上大嬢役のとよた真帆、叔母・坂上郎女役の池上季実子など。また、高岡市出身の俳優、古村勇人も大友家の家来・蓮として出演します。

当日券も用意しています。家持を取り巻く、波乱万丈の迫力あるヒューマンドラマをぜひご覧ください。

 

【高岡公演】

 ・日時:11月26日(日)14:00開場/15:00開演

 ・会場:高岡市民会館(高岡市古城1-3)

 ・料金:一般 4000円、高校生以下1000円

 ・お問合せ:高岡市民会館 0766-20-1560 

 

【越前公演】

 ・日時:11月28日(火)18:30開場/19:00開演

 ・会場:越前市文化センター(越前市高瀬2-3-3)

 ・料金:一般 3000円

 ・お問合せ:越前市文化センター 0778-23-5057

 

【金沢公演】

 ・日時:11月30日(木)18:30開場/19:00開演

 ・会場:金沢市文化ホール(金沢市高岡町15-1)

 ・料金:一般 4000円 ※当日500円増し

 ・お問合せ:公益財団法人金沢芸術創造財団 事業課 076-223-9898

 

 

【東京公演】

 ・日時:12月5日(火)18:00開場/19:00開演

 ・会場:なかのZERO大ホール(中野区もみじ山文化センター)

 ・料金:一般 6000円

 ・お問合せ:高岡市文化創造課 0766-20-1452

 

◎詳細(出演者プロフィールなど)はこちら >>高岡市ホームページ<<

 

世界で2点しかない家持直筆の署名も見られる! 「家持の時代展」、開催は10月22日(日)まで。

2017.10.18 UP

『万葉集』の編纂者と言われ、代表的な歌人のひとりである大伴家持(718-785)。『万葉集』に残されている家持の歌の多くが越中(現・富山県)で詠まれていることをご存知でしょうか。大伴家持は、越中国守として天平18(746)年から天平勝宝3(751)年までの5年間を現在の高岡市で過ごし、赴任中に223首の歌を詠みました。

この展覧会では、高岡市内で発掘された奈良時代の遺物をはじめ、家持の教養の背景にあった文化を今に伝える貴重な文化財など、国宝・重要文化財6件8点を含む資料約90点を展示しています。 

特に、重要文化財にも指定されている《太政官符(宝亀3年正月13日)/大伴家持自署》は、世界に2つしか現存しないとされる、家持の筆跡が残る貴重な資料の1つです。

家持が歌を詠み越中国守として過ごした時代は、遣唐使の派遣などで大陸からの先進文物移入が進み、国際色豊かで華やかな天平文化が花開いた時代。家持がふれたであろう景色や文化に、思いを馳せてみてください。 

<概要>

 ・開催日程:開催中〜10月22日(日)

 ・会場:高岡市美術館(高岡市中川1-1-30)

 ・時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)

 ・休館日:月曜日

 ・観覧料:一般800円、高校・大学生500円、中学生以下無料

 

◎高岡市美術館 www.e-tam.info/

 

国宝瑞龍寺で、無料で楽しめる特別公演!まちの歴史から伝統芸能まで、セイン・カミュが案内する「ニッポンたからものプロジェクト」、10/15(日)に開催

2017.10.13 UP

日本遺産とLive Art(芸能)を結び、全国5箇所で展開する「ニッポンたからものプロジェクト」高岡公演が、10月15日(日)に開催されます。 

鋳物・工芸のまちであり、力強い町民文化が育まれてきた高岡は、2015年に「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡—人、技、心—」として日本遺産に認定されました。

 

この、カタチには捉えづらい「日本遺産」と伝統芸能を一緒に紹介していくのが今回のイベント。当日は、日本遺産の構成文化財の1つであり、前田利長公の菩提を弔う瑞龍寺を会場に、ご住職がまちの成り立ちを紹介するとともに、高岡が誇る伝統技術の1つを継承する鍛金職人・島谷好徳さんがお話をしてくれます。

 

また、新進の若手による日本舞踊、長唄、講談や、鋳物師の作業歌から派生した高岡の地域芸能「弥栄節」を楽しみ、今をいきいきと生きる伝統芸能の世界を感じましょう。

 

毎年6月の御印祭では、「弥栄節」をバックに踊る町流しが行われる

進行役は、タレントのセイン・カミュさん。今まであまり馴染みがなかった方の心にもスッと届くように、敷居をぐんと下げて、たくさんの発見をもたらしてくれるはず。

当日10月15日は、年2回瑞龍寺の門前で開かれる人気フリマ「八丁道おもしろ市」(8:00〜15:00)も開催!おもしろ市、瑞龍寺拝観、特別公演と、充実の1日を過ごしてみては。

 

<概要>

 ・開催日程:10月15日(日)

 ・会場:瑞龍寺(高岡市関本町35)

 ・時間:13:00〜14:10(開場12:30)/ 15:30〜16:40(開場15:00)

 ・参加費:無料

  ※ただし瑞龍寺拝観料が必要(大人500円・中高生200円・小学生100円)

 ・座席:180席(全席自由)

 

◎ニッポンたからものプロジェクト

 ・公式サイト www.takaramono-pj.jp/

 ・高岡公演 www.takaramono-pj.jp/event_takaoka.html 

◎瑞龍寺       www.zuiryuji.jp/

◎八丁道おもしろ市  www.omoshiroichi.com/