高校生短歌日本一を目指して!「第7回高校生万葉短歌バトルin高岡」の熱戦の模様をYouTubeで配信中!

2022.09.13 UP

 

日本最古の歌集である「万葉集」。高岡市は、その代表的な歌人で編者とされる大伴家持が国守として5年間赴任し、多くの歌を詠んだ万葉の故地です。

 

これにちなみ、高岡市では毎年夏に全国の高校生が短歌の技術を競い合う「高校生万葉短歌バトルin高岡」を開催しています。今年は8月27日(土)にオンラインで開催し、全国19校34チームから予選を勝ち抜いた8校が熱戦を繰り広げました。大会の様子は、YouTubeの万葉短歌バトルチャンネルで配信中ですので、ぜひご覧ください!

 

1回戦第1試合の様子

 

【試合方法】

試合は古式ゆかしい「歌合(うたあわせ)」の方式に倣ったトーナメント戦です。チームは先鋒、中堅、大将の3人1組で、それぞれ1対1で対戦します。与えられた題で歌を詠み、チームメイトが歌の特徴を説明したのち、相手の歌を批評、さらに相手チームが反論するという流れで行います。お互い一歩も譲ることのない熱い舌戦が見どころです。

 

【大会結果】

激しいバトルを勝ち抜き、見事、高校生短歌日本一に輝いたのは、宮城県の仙台高校「鵬翼(ほうよく)」。初出場ながら、日頃の部活動の成果を存分に発揮しました。また地元高岡市の伏木高校は3位に入賞しました。

最優秀作品には、伏木高校3年の市野天晴さんが詠んだ短歌が選ばれました。

 

優勝 :鵬翼      仙台高校(宮城県)

準優勝:チームおおとり 盛岡第三高校(岩手県)

3位 :伏木さんこいち 伏木高校(富山県)

3位 :金魚とりんご飴 光陵高校(神奈川県)

優秀賞:環       富山中部高校(富山県)

優秀賞:デネブ     星野高校(埼玉県)

優秀賞:甲府東     甲府東高校(山梨県)

優秀賞:ざっくばらん  七尾高校(石川県)

 

角川「短歌」編集部賞(最優秀作品賞)

伏木高校3年:市野天晴さん

題「空」 

「靴紐を念じて結びタータンへ ゴールラインに高き空見ゆ」

 

 


 

 

▼「高校生万葉短歌バトルin高岡」第7回大会の模様はこちら

https://www.youtube.com/channel/UCB62dtdSr_aeQ84nhdlmVDQ(動画投稿サイトYouTube)

 

▼大伴家持が詠んだ歌など、万葉集についてもっと知りたい方はこちら

 https://www.manreki.com/(万葉歴史館公式ホームページ)

 

▼「高校生万葉短歌バトルin高岡」公式ホームページ

https://www.kouko-tanka.jp/

 

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