「けんか山」の魅力を伝える企画展「伏木曳山祭」、高岡御車山会館で12月下旬まで開催

2018.12.21 UP

 

「伏木曳山祭」は、毎年5月15日に高岡市伏木地区で行われる、海上安全を祈願する伏木神社の春の例大祭。高岡市無形民俗文化財で今年北前船のストーリーの構成文化財として日本遺産にも認定されました。町を挙げた一大イベントに、毎年数多くの人が詰めかけます。

その勇壮で猛々しい姿から、 通称「けんか山」としても知られているこのお祭り。日中、美しい花傘を広げ町内を優雅に練り歩いた花山(はなやま)は、夜になると多くの提灯を身にまとった提灯山(ちょうちんやま)の姿になります。計6台の山車がそれぞれ約360個の提灯を揺らしながら、山車同士が互いに全力で激しくぶつかり合う「かっちゃ」は、最大の見どころです。

高岡御車山会館では、企画展「伏木曳山祭」を開催。祭礼の歴史や特徴を紹介するため、写真のほか、祭礼で曳き手が着る半纏(はんてん)、山車を彩る提灯などを展示し、祭礼当日の熱気を伝えます。この展示を見れば、来年5月の新元号となって初めての本祭へ、期待が高まること間違いなし。

高岡御車山会館では通常、重要有形・無形民俗文化財に認定されている「高岡御車山祭」の御車山や、4Kの高精細画質シアターで鑑賞する祭りの映像など、高岡の山車文化を感じることのできる展示がもりだくさん。この企画展とともにぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

高岡御車山会館 企画展「伏木曳山祭」

◆会期:12月下旬まで(予定)

◆休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は、翌平日)、年末年始

◆料金:一般(高校生以上)300円 団体(20名以上)1人につき240円

◆会場:高岡御車山会館(高岡市守山町47-1)

◆駐車場:山町筋観光駐車場または御車山会館専用駐車場をご利用ください

◆問合せ:高岡御車山会館 TEL / 0766-30-2497

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