越中福岡の菅笠の骨組となる、「笠骨」づくり後継者を募集!国の重要無形民俗文化財の継承者になりませんか?

2019.06.05 UP

「越中福岡の菅笠製作技術」は、重要無形民俗文化財であり、2017年には「越中福岡の菅笠」が国の伝統的工芸品にも指定されました。

 

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菅笠づくりは高岡市福岡町で古くから行われていたと伝えられており、江戸中期、加賀藩前田家4代藩主・前田綱紀の保護と奨励を受け、本格的に産業化していきました。現在では菅の栽培・笠骨づくり・笠縫いから仕上げ、出荷までの一貫した生産技術体系を日本で保持している生産地はここだけとなっています。

 

ライフスタイルや時代の変化により、菅笠を生産する人や、その生産量は最盛期に比べて減少していますが、日本の伝統文化に深く関わりのある菅笠とその生産技術を後世に伝えていくことは大変重要です。

 

今年6月から、越中福岡の菅笠製作技術保存会および高岡市が中心となり、「笠骨づくり」の講座が開講します。

竹を加工し、笠の骨組を組み立てるというもので、かつては地域の男性が担当してきた役割でしたが、この講座は男女を問わず受講できます。

菅笠の骨組となる「笠骨」(写真右)

講座の様子

 

昔から地域で受け継がれてきた技術の継承に、あなたも関わってみませんか?

 

 

【概要】

菅笠(笠骨)づくり後継者育成講座

 

・期間…6月~翌年3月 毎月2回(水曜日・全20回) 午前9時~正午

・内容…笠骨づくり(竹を割り、削ったりして富士笠や角笠などの笠骨を作ります。)

・場所…福岡庁舎2階 和室 (富山県高岡市福岡町大滝12)

・申込締切:6月14日(金)まで

・募集人数…5名(申し込み順)

 

【申込・問合先】

地域振興課 ☎0766-64-1422

 

◎越中福岡の菅笠製作技術保存会  https://sugegasa.web.fc2.com/

 

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