既成概念を取り払う作品との出会い。「mochikon(もちこん)展」、2020/03/12〜15 高岡市美術館市民ギャラリーで開催!
人が何らかの行為の積み重ねで表現する意図や目的には、様々なものがあります。
「アート」とは、「芸術」とはなんでしょうか?
技術や美術感覚を磨き、古来の伝統を継承し高みを目指していくものだけが芸術であり、見る人の心を動かすのでしょうか?
前衛芸術家として知られるジャン・デュビュッフェは、1947年、その対極にあるものとして、「アール・ブリュット(生の芸術)」という美術概念を提唱しました。それまで無視されていた、美術の動向や美術教育の影響と無関係のところで、衝動のままに創られた、自由で独創的な絵画や造形、表現の事を指しています。
例えば、なんらかのハンディのある方々が、福祉施設や病院、自宅などでひっそり衝動のままに形にしてきたものたち。それらが第三者の目によって見出され、多くの人の目に触れることによって、ときに人々の既成概念や世界観を打ち破るだけでなく、大きな感動をもたらすこともあります。
こうした作品を展示する展覧会「mochicon(もちこん)展」が、2020年3月12日(木)〜3月15日(日)の期間、高岡市美術館市民ギャラリーで開かれます。
もともと「作品として誰かに見せよう」と創っていないものを、「とにかくいっぺん飾ってみましょ」と呼びかけて持ち込んでもらった作品たち。創作者それぞれの広大な心象風景を見ることは、新しい世界に出会う体験になるかもしれません。
「とにかくいっぺん」見に来てみませんか?
【概要】
■mochicon展 ART・BRUT◎TAKAOKA5
・会期:2020年3月12日(木)〜3月15日(日)
・時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
※15日は16:00より出品者による撤収作業あり
・会場:高岡市美術館 地下1階 市民ギャラリー
・入場料:観覧無料
・主催:高岡市
・共催:NPO法人障害者アート支援工房ココペリ
【同時開催】
□岐阜の2人展 —招待作家による特別展—
SADA 升山和明
□富山の7人展
KATSUNORI 島雄介 末永征士 前田拓海 宮本昇汰 谷内英理菜 Yuiga
【問合先】
NPO法人障害者アート支援工房ココペリ
◎NPO法人障害者アート支援工房ココペリ
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