“アール・ブリュット”を通じて、「自分らしく」「生(き)のまま」の価値や可能性を感じてみる。アール・ブリュット◎TAKAOKA展、1/24〜28に開催!
「アール・ブリュット(art brut)」とは何か、ご存知でしょうか?フランス語で「生の芸術」を意味し、英語ではアウトサイダー・アート(outsider art)と称されていますが、文化的潮流や伝統、教育などの影響を受けず、作者の内側から湧き出る固有の衝動や創意に基づいた芸術作品を指しています。
1月24日(水)〜1月28日(日)に高岡市美術館で行われるアール・ブリュット展は、新潟・富山・石川・福井・滋賀で活動する障がいのあるアーティストの作品を展示する「アール・ブリュット◎TAKAOKA展」のほか、自薦他薦問わず作品を持ち寄って展示する作品発掘PROJECT「アール・ブリュット?もちこん展」、公開制作、シンポジウム、映像上映などを実施。最終日28日(16:00〜16:30)には、「アール・ブリュット?もちこん展」のために持ち込んだ作品を自慢しあい認め合う「もちこん・ミーティング」も行い、今後の創作活動・支援活動や、作品・作家の発掘につなげていきます。
今回の企画は、「アール・ブリュット」の基軸となる「自分らしく」「生(き)のまま」が大きなテーマ。展示やその他の催しを通じ、このテーマが示す価値・可能性やアートの多様性を感じてみませんか?
【概要】
・日 時:2018年1月 24日(水)〜28日(日)9:30〜17:00 ※入館は16:30まで
・場 所:高岡市美術館 市民ギャラリー・ビトークホール(富山県高岡市中川1丁目1番30号)
・入場料:観覧無料
【シンポジウムと映像上映】
1月27日(土)
□10:00〜11:00
ココペリ活動のニュース映像集(チューリップテレビ「ニュース6」で放送されたものを繰り返し上映)
□11:15〜11:56
映画上映「A Short Film About DISTORTION」
(利用者の80パーセント以上が創作活動に取り組む滋賀県の福祉事業所「やまなみ工房」の日常を追った記録映画)
□13:30~14:10
講演「アール・ブリュット・ジャポネ展報告
~障害者の文化芸術国際交流と東海北陸ブロック事業について~」
社会雄法人みんなでいきる 法人本部 坂野健一郎
□14:15~14:55
講演「滋賀県発 糸賀先生から新生美術館 そしてこれから」
滋賀県 県民生活部文化振興課新生美術館整備室 木村 元彦
□15:10~16:00
トークショー「繋がりが作るアール・ブリュットの未来」
木村 元彦、坂野健一郎/進行:米田昌功
1月28日(日)
□10:00〜11:00
ココペリ活動のニュース映像集
(チューリップテレビ「ニュース6」で放送されたものを繰り返し上映)
□13:30〜14:11
映画上映「A Short Film About DISTORTION」
□14:20~15:00
トークショー「みんながしあわせになるために」
やまなみ工房施設長 山下完和/進行:米田昌功
□15:15~15:40
講演『福井発「みんなで舞台にたとう!」~障害者と舞台の良好な関係~』
みなぶた代表 酒井晴美
□15:45~16:20
トークショー「『らしく』と『ままで』 ~地域にとって、障害者にとってのアート~」
ミナブタ代表 酒井晴美、福井・芸術文化フォーラム 荒川裕子/進行:米田昌功
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