小泉八雲が深く関心を持った万葉集。高岡市万葉歴史館で特別企画展「小泉八雲と万葉集」を開催中!(〜12月1日)

2025.10.30 UP

 

 

現在、高岡市万葉歴史館では、特別企画展「小泉八雲と万葉集」が開催されています。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、ギリシャに生まれ、アイルランド、イギリスで育ち、アメリカに渡った後に来日。妻セツの助けを借りながら日本の伝統文化や民話の魅力を海外に伝えた明治の文豪です。

この特別企画展は、小泉八雲とセツをモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」の放映に合わせて開催されているもの。八雲とセツが泣きながら語り書いたという万葉集の多数の七夕歌をのせた随筆「天の河縁起」 などを紹介しながら、八雲と万葉集のかかわりを紐解いていきます。

 

また、小泉八雲が「怪談(Kwaidan)」で再話したことで知られる民話「雪女」を、高岡市出身のさし絵作家・佐竹美保氏の作品で紹介。佐竹氏は、『魔女の宅急便』のさし絵や、ジブリアニメ『アーヤと魔女』のキャラクター・舞台設定原案、当館プロジェクションマッピングのイラストも担当しています。未公開原画も含め、全作品がはじめて展示されています(原画は作品保護のため期間を分けて公開)。

さらに、関連イベントとして記念講演会や万葉衣装体験も予定されています。この機会にぜひ高岡市万葉歴史館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

画像のリンク先からチラシPDFがダウンロードできます。

 

 

◎関連イベントのご案内

 

◆記念講演会「ラフカディオ・ハーンと万葉集」
 日 時:11月3日(月・祝)午後2時~3時30分
 講 師:中島淑恵氏(富山大学教授) 
 聴講料:無料 ※要観覧料
 定 員:120人
 申込み:事前に電話でお申込ください 0766-44-5511

 

◆万葉衣装体験
 古代衣装研究家・山口千代子氏が製作した美しい衣装で、万葉の歌世界を楽しもう!
 子どもから大人まで体験でき、写真撮影スポットもあります。
 日 時:11月1日(土)~3日(月・祝)
     午前9時~午後4時 ※受付は午後3時30分まで
 体験料:1回1名300円 ※要観覧料
 申込み:当日、受付でお申込みください

 

特別企画展「小泉八雲と万葉集」
 【開催概要】
 会  期 ~令和7年12月1日(月)
 場  所 高岡市万葉歴史館(高岡市伏木一宮1-11-11)
 開館時間 4月〜10月:午前9時~午後6時
      11月〜3月:午前9時~午後5時
      ※入館は閉館の45分前まで
 休 館 日 火曜日
 観 覧 料 一般 300円、中学生以下 無料、
      65歳以上 240円、団体(20名以上) 240円
 問合せ先 0766-44-5511
 公式HP https://www.manreki.com/

 

 

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