「市場街(高岡クラフト市場街)」が、第27回ふるさとイベント大賞の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!
TOP画像:角田市長に受賞を報告した実行委員会メンバー(2023.3.6)
みなさんご存知、高岡の秋の恒例イベント「市場街(高岡クラフト市場街)」が、このたび、第27回ふるさとイベント大賞(主催:一般社団法人地域活性化センター)の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!
「ふるさとイベント大賞」は、地域の個性を活かしたユニークなイベントのうち特に優れたものを表彰するもので、地域におけるイベントのさらなる発展・活性化を促すことで、より個性豊かな地域社会の実現につなげることを目的とし、1996年より開催されています。北川フラム氏を選考委員長とした各界を代表する選考委員により、毎年、大賞(内閣総理大臣賞)や、最優秀賞(総務大臣表彰)などを選出しています。
今回は、2021年7月から2022年6月までに開催されたイベントが対象とされ、各都道府県が推薦した66イベントの中から、「市場街(高岡クラフト市場街)」が大賞に選ばれました。
「市場街(高岡クラフト市場街)」は、2012年から毎年秋に、高岡中心市街地にて開催されているクラフトの総合イベント。職人や民間事業者、クラフト作家、大学生などが企画・運営の中核を担い、各会場ではクラフトの展示や販売、ワークショップなどが行われます。
新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインのみで開催された2020年には「市場街TV」というオンライン番組をたちあげ、活動の幅を拡大。2021年は10周年を記念したオンライン配信や伝統産業の新たな切り口による企画を展開しました。2022年の開催では、高岡中央駐車場を会場とした「高岡クラフトマルシェ」や、多くのワークショップを1か所に集めた「山町ワークショップストリート」など新しい企画も実施し、年々規模を拡大しています。
今回の受賞に際しては、特に、以下の点が評価ポイントとして挙げられています。(「第27回ふるさとイベント大賞受賞イベントの概要.pdf」より転載)。
- クラフトのイベントを通して、鋳物など高岡ならではの伝統工芸や地場産業の振興につながる可能性がある。
- 年々参加団体や業種が増え、高岡市全体の取組みに成長している。富山大学と連携したきめ細かいコンシェルジュ機能が、訪問者の満足度に繋がっており、同種のイベントを開催している他地域のモデル的な取組みとなっている。
- オンライン配信や番組制作は職人を前面に出す工夫は十分インパクトがあり、訪問客やリピーターの増加につながり、経済波及効果も高いものと考えられる。このイベントをきっかけに、移住者や創業者、大学生が学校の志望動機とすることもあるとのことで、益々の発展を期待できる。
2023年も開催が決定している「市場街(高岡クラフト市場街)」。まだまだ進化しつづけるイベントと、クラフトのまち・高岡のこれからがますます楽しみになるような、嬉しいニュースです。
最後に、このイベントを主催する「高岡クラフト市場街実行委員会」の実行委員長を務める國本耕太郎さんのコメントをご紹介します。
「『ふるさとイベント大賞』最高賞の内閣総理大臣賞という大変名誉な賞を受賞できたことを素直によろこんでいます。この賞は参加していただいている、職人、メーカー、クリエーター、作家、ショップ、飲食店、大学、行政、地元企業、それに加えて地域住民の皆さん全員がプレイヤーとなり、それぞれの立場から訪れたお客様に『高岡』の価値を発信し続けてきた結果を評価していただいたと思っています。みなさん本当にありがとうございます。
市場街を通して、毎年新たな”価値”や”つながり”を生み出し、それが次の市場街までの『ものづくり』や『まちづくり』の活性化につながり毎年どんどん魅力が増える、そんなイベントにしていきたいです。
今年は、受賞を機により多くの方に高岡に足を運んでいただけるのではないかと期待しています! 『変わらない高岡』と『新しい高岡』に会いに来てください。」
市場街HP:https://ichibamachi.jp/
ふるさとイベント大賞HP:https://www.jcrd.jp/publications/furusatoevent/
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