高岡の、明治から現代までの名品23点に魅せられる。「コレクションにみる高岡の金工・漆芸」(〜6/9)@高岡市美術館

2019.05.29 UP

恒例の高岡の金工・漆芸のコレクション展が、高岡市美術館で開催されています。今年は6月9日[日]まで。

開町以来続く金工と漆芸の歴史と伝統は、数多くの名工を生み出してきました。内国勧業博覧会出品作である可能性が高い勇助塗の飾棚、人間国宝の手による花器をはじめとして、鋳金、彫金、鍛金、乾漆、蒔絵、螺鈿など多様な技による23点が一堂に会します。

 

 

二代石井勇助「福寿文勇助塗飾棚」 明治14年頃 高岡市美術館蔵

 

増山長三郎「羅漢図金銀象嵌大飾皿」 明治22年以降制作 高岡市美術館蔵

 

同時開催となる「第58回 日本伝統工芸富山展」(5月24日[金]〜6月9日[日])でも、高岡の金工・漆芸を含めた様々な分野の工芸が展示され、日によっては作家自身による列品解説も実施されます。

伝統の技を受け継ぎ、さらに磨き上げながら、時代にあわせた新しさや独自性を生み出してきた、高岡の作家たちの活躍の軌跡をぜひご覧ください。

 

<コレクションにみる高岡の金工・漆芸>

●会期:2019年4月10日(水)〜6月9日(日)※月曜休館

●観覧料:無料

●パンフレットはこちらから

https://www.e-tam.info/img/2019/col2019_02.pdf

●出品リストはこちらから

https://www.e-tam.info/img/2019/col2019_02_list.pdf

 

<第58回 日本伝統工芸富山展>

■会期:2019年5月24日(金)〜6月9日(日)※月曜休館

■観覧料:800円(65歳以上640円、大学生500円、高校生以下無料。団体割引あり)

●パンフレットはこちらから

https://www.e-tam.info/img/2019/dt58.pdf

■関連行事

「手わざ―伝統工芸のこれから— 村上館長と富山支部会員のトークショー」

 5月31日(金) 午後2時〜3時

 御旅屋セリオ6階特設会場(高岡大和)入場無料

 

<2展共通>

●場所:高岡市美術館(高岡市中川1-1-30)

●開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)

※ 5/24の日本伝統工芸富山展は10:30〜

 

◎高岡市美術館 http://www.e-tam.info/

 

 

 

No Comments

Sorry, the comment form is closed at this time.