伝統産業に携わる企業のコラボで新商品続々!19種55点を展示販売中(2019年3月24日まで)

2018.11.09 UP

高岡銅器や高岡漆器、菅笠などの伝統産業に携わるメーカーや問屋関係者と高岡市デザイン・工芸センターが取り組んできた新商品開発が実を結び、現在株式会社能作の本社ロビーで試験的に展示販売を行っています。

この展示販売は高岡市デザイン・工芸センターが市内企業と取り組む商品開発研究会の成果を発表するもので、平成29年度〜平成30年度は「課題のデザイン」をテーマとし、デザイナー安次富隆(あしとみ・たかし)氏監修のもとに13社が参加し、研究を重ねてきました。「アルミ鋳物食器の広がり」、「塗装技術の新分野展開」、「次の世代の祈り製品」、「素材の発見を活かしたデザイン」など、参加企業のみなさんがそれぞれ設定した課題に基づいてお互いに知恵や意見を出し合い、試作品を持ち寄りながら、デザイン性の高い商品を生み出しました。

今回はこのほか、平成26年度〜平成28年度の期間に同事業で開発された、高岡の地域資源を素材としたギフト商品も並びます。

 

出品商品の1つ、駒井漆器製作所が考案した「鍛木皿(たんもくざら)」。シマタニ昇龍工房、IRON CHOP 澤田健勝氏と共同開発した

 

高岡漆器の技術を活かして表面に鎚目(つちめ)を施した「鍛木皿(たんもくざら)」、高岡銅器の技術を生かして伝統的な麻の葉文様などを鋳肌(いはだ)に施した「おろし板」、螺鈿(らでん)で装飾した「螺鈿インターホンパネル」、おりんの技術を生かした美しい音を響かせる真鍮(しんちゅう)製の「乾杯ベル」など、ユニークで生活に取り入れたくなる商品の数々。

高岡の伝統産業の新たな可能性に触れ、身近に感じてみませんか?

 

【概要】

・日時:2018年10月7日(日)〜2019年3月24日(日)10:00〜18:00

・場所:株式会社能作 本社ロビー(高岡市オフィスパーク8-1)*年末年始は休業

・内容:銅器、漆器、菅笠等の技術を活用した開発品(以下)の展示・試験販売(19種、55点、約15社)

・監修:安次富 隆[プロダクトデザイナー、多摩美術大学教授]

・問合先:高岡市デザイン・工芸センター [担当者:日野、岩水]

 TEL 0766-62-0520  FAX 0766-62-0521  E-mail: tdcc★suncenter.co.jp

※メールアドレスは、★を@に替えてください。

 

◎高岡市デザイン・工芸センター

 http://www.suncenter.co.jp/takaoka/

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