独自の幻想的な絵柄に惹き込まれる。高岡在住の陶芸作家、梅田かん子さんの作品展は9月28日(金)まで。

2018.08.20 UP

「工芸と共にある高岡の暮らし」をテーマに高岡や富山県内の若手工芸作家さんたちの作品展示をシリーズで展開している「Hokugin Art Gallery」(北陸銀行 高岡駅前出張所内)で、9月28日(金)までの期間、高岡在住の陶芸作家・梅田かん子さんの作品展を開催しています。

梅田かん子さん

このたびVol.4として紹介する陶芸作家・梅田かん子さんは、高岡市に生まれ、大学の美術科や九谷焼作家・松本左一氏、九谷焼技術研修所などで陶芸を学んだのち、地元・高岡に工房を開きました。九谷焼の写実的・絵画的な色絵技法に基づきながらも、独自の絵柄を描いた色絵磁器を制作しています。特に、動植物など「いきもの」をモチーフとした幻想的な絵柄は、観る者の様々な想像をかきたてます。

また、板状に切り出した粘土で成形する、ろくろを使わない技法「たたら成形」を得意とし、灯油窯が生み出す白過ぎない白色も梅田さんのこだわり。やわらかなタッチの絵とのバランスで成り立つ世界観が、小皿や蕎麦猪口、酒器など暮らしの器の形で表現されています。

展示の様子

 

会期中は作品60点を展示し、予約販売も行います。

 

【概要】

 ・Hokugin Art Gallery 梅田かん子 作品展

 ・会  期 :2018年7月20日(金)~9月28日(金)

 ・場  所 :北陸銀行 高岡駅前出張所 内(高岡市下関町185-11 sorae高岡1F)

 ・営業時間 :平日 9:00~15:00 ※夜間(21:00まで)および休業日も店舗外から鑑賞できます。

 ・電  話 : 0766-23-0007

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