ニュース

高岡時空舞台「山町筋に響く四季のハーモニー」完成記念コンサート「Amici in TAKAOKA2023~高岡に響くハーモニー」が開催されます!!(5/28)

2023.05.24 UP

 

「高岡時空舞台」とは、YouTube文化創造都市高岡公式チャンネルにおいて公開している、オンラインパフォーマンス動画です。高岡の歴史ある文化資産やまち並み、景勝地を舞台として、市内のアーティストが伝統芸能や音楽、ダンスなどを披露するもので、勝興寺、金屋町、瑞龍寺・雨晴海岸での伝統芸能、洋舞等の動画作品を公開しています。

今年1月には、新たに、山町筋における合唱と二上山における尺八と華道をテーマにした2作品を制作・公開しました。

 

 

その完成を記念して、5月28日(日)に、高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)で「Amici in TAKAOKA2023~高岡に響くハーモニー」が開催されます。

「Amici(アミーチ)」とは、イタリア語で「友達」を意味する言葉です。高岡時空舞台「山町筋に響く四季のハーモニー」で合唱曲の監修・編曲を担当した松井千代子さんを総合プロデューサーとして迎え、この動画に出演した4つの合唱団が、春・夏・秋・冬それぞれの童謡を担当しこれらを1つのステージとして日本の四季を歌い上げます。

 

 YouTubeで公開している動画では、高岡の歴史ある町並みをステージに、各所の見どころと合唱団の皆さんの伸びやかな歌声や表情を、画面を通して間近で鑑賞することができます。

今回はステージをホールに移し、動画で披露した各合唱団の美しいハーモニーを生で感じることができます。ぜひ、コンサート前にはYouTubeで動画を見ていただき、動画とホールでの合唱、それぞれの魅力を体感してみてください。

 

【総合プロデューサー】

〇松井 千代子

国立音楽大学音楽学部教育音楽学科第Ⅱ類を卒業され、「赤ちゃんから人生ベテランさんまで音楽で繋がる!」をモットーに、子どもから大人まで障碍・疾病の有無に係わらず垣根を越えて県内外の医療・福祉・教育現場で音楽活動を実施。音楽講師、音楽療法士としての活動のほか、作曲、ドラムサークル、子ども歌ワークショップ等でもご活躍中です。

 

【出演合唱団】

〇城東音楽院

1968年に設立。主宰の大村代表は、2009年10月に新たに「城東音楽院ホール飛翔」を開設し、より良い音楽の普及や県内外の音楽家・芸術家の応援をされています。

 合唱団員は、大村代表が、大学、短大、保育園、幼稚園等で指導された教え子を中心に結成され、県内外の人たちに音楽を心から喜んで楽しんでいただけることを目指して活動中です。

 

〇女声合唱団「どるちえ」

1997年結成。教師や音楽講師を中心に構成され、海外の国際コンクールをはじめ、数々のコンクールに出場し、上位入賞を果たされています。毎年市内でのコンサートや芸術祭、県の行事等に参加し、合唱を通して人々のふれあいを大切にした活動を行っていらっしゃいます。

 

〇女声合唱団 ヴォーチェ・フォンターナ

1987年11月、泉のように美しい歌声が湧き出るようにとの願いを込め、団名をイタリア語で「ヴォーチェ・フォンターナ」(声の泉)と名付け、結成されました。女声合唱の美しさとハーモニー作りを楽しみながら、宗教音楽や外国曲、法人作品、童謡唱歌、Jポップなど様々なジャンルの曲にチャレンジされています。

 

〇合唱団「音楽室」

1993年5月に合唱好きの仲間が集い結成。現在、団員は14名で年齢層は幅広く、それぞれが持ち味を発揮し合いながら演奏活動を行っていらっしゃいます。曲のレパートリーは古典曲から現代曲まで幅広く、邦人作曲の作品の他、唱歌やポピュラーソングにも取り組まれています。

 

松井先生と合唱を楽しむ4団体のAmiciそれぞれの魅力が感じられるコンサートに、ぜひ、お友達とご一緒にご来場いただき、高岡の美しい四季を思い浮かべながら、素敵なひとときをお楽しみください。

 


 

オンラインパフォーマンス高岡時空舞台 山町筋に響く四季のハーモニー完成記念「Amici in TAKAOKA2023~高岡に響くハーモニー~」

開催日:2023年5月28日(日)

    開場14:30 開演15:00

会 場:高岡市生涯学習センターホール(ウイング・ウイング高岡4階)

総合プロデュース:松井 千代子

出 演:城東音楽院、女声合唱団「どるちえ」、女声合唱団 ヴォーチェ・フォンターナ、

    合唱団「音楽室」

入場料:1,000円(当日同額)

    チケットのご購入は、(公財)高岡市民文化振興事業団事業課にお問い合わせください。

問合先:(公財)高岡市民文化振興事業団事業課

    TEL:0766-20-1560

HP:https://www.takaoka-bunka.com/events/event/takaoka-amici/

 

オンラインパフォーマンス高岡時空舞台について紹介した記事はコチラ▼

https://bunkasouzou-takaoka.jp/blog/2023/01/31/takaokazikuubutai2023/

https://bunkasouzou-takaoka.jp/blog/2022/02/08/takaokazikuubutai/

 

「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」が高岡市美術館で好評開催中(~5/7)

2023.05.02 UP

 

高岡市美術館では、現在、富山新聞創刊100年記念「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」を開催しています。ウィリアム・モリス(William Morris,1834-1896)は19世紀のイギリスで、芸術家、詩人、作家、思想家、社会運動家など多彩な分野で活躍しました。なかでも、芸術と日常生活との統合を目指した「アーツ・アンド・クラフツ運動」を先導したことで知られ、その理念と実践は世界各国に影響を及ぼしました。

 

本展では、今なお多くの人に愛される数々のモリスのモダンデザインの展示を通して、デザイナーとしてのモリスの生涯をひも解きます。モリスと仲間たちによって手掛けられた壁紙や染織品、書籍や椅子など約80点に、写真家・織作峰子氏(大阪芸術大学教授)が撮影したモリスゆかりの建築物や発想の源泉を思わせる英国の風景などの写真約20点を組み合わせ、デザインの軌跡をたどります。

 会場にはフォトスポットも設置されており、モリスの人気のあるデザインをバックに、写真撮影をすることもできます。

 また、ミュージアムショップには、モリスの美しいデザインを使用したグッズが並んでいます。マスキングテープやノート、ポストカードなど、持っているだけで楽しい気分になれるアイテムばかり!この機会に手にしてみてはいかがですか?

 

 

また、高岡駅近くのホテルニューオータニ高岡1F「CAFE&DINING  COO」では、モリス展とコラボしたオリジナルケーキ「ウィークエンド・ロランジュ」を販売しています。ウィリアム・モリスが過ごした英国の風景を思い起こさせる色鮮やかなケーキで、モリス展チケットの半券を提示すると10%の割引を受けられます。

 

 

ご家族、ご友人などと一緒に、高岡でウィリアム・モリスの華やかな世界観をお楽しみください。

 

〇富山新聞創刊100年記念「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」

会期:~5月7日(日)

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

場所:高岡市美術館(高岡市中川1丁目1番30号)

休館日:月曜日(5月1日は臨時開館)

観覧料:一般 1,200円(団体・シニア900円)

大学生・高校生 700円(団体560円)

中学生以下 無料

HP:https://www.e-tam.info/

お問合せ:0766-20-1177

※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。

NY発の発想と高岡の確かな技術で 『存在の価値』を生み出し続ける 佐野政製作所 佐野秀充さんと プロダクトデザイナー 芳村朗さんの挑戦 インタビュー公開しました。

2023.03.31 UP

 

高岡とつながる人々」の事例紹介として、佐野政製作所 佐野秀充さんとNY在住のプロダクトデザイナー 芳村朗さんの協働について記事を公開しました。

「ものづくりのまち高岡」の魅力を首都圏のクリエイターに向けて発信し、伝統産業とクリエイターのコラボレーションによる新たな価値創造を目指す「Creators Meet TAKAOKA」(総務省の関係人口創出・拡大モデル事業として2019・2020年度に実施)をきっかけに出会ったお二人。

 お二人の出会いについて、コラボレーションで生まれた三次元の国旗、「クジラバターケース」といった個性豊かで魅力的なプロダクトを生み出す発想のヒント、アメリカと高岡の違いや、手仕事の今、今後の展開などさまざまなお話を伺いました。

 

記事はこちらから

 

「市場街(高岡クラフト市場街)」が、第27回ふるさとイベント大賞の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!

2023.03.31 UP

TOP画像:角田市長に受賞を報告した実行委員会メンバー(2023.3.6)

 

みなさんご存知、高岡の秋の恒例イベント「市場街(高岡クラフト市場街)」が、このたび、第27回ふるさとイベント大賞(主催:一般社団法人地域活性化センター)の大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!

「ふるさとイベント大賞」は、地域の個性を活かしたユニークなイベントのうち特に優れたものを表彰するもので、地域におけるイベントのさらなる発展・活性化を促すことで、より個性豊かな地域社会の実現につなげることを目的とし、1996年より開催されています。北川フラム氏を選考委員長とした各界を代表する選考委員により、毎年、大賞(内閣総理大臣賞)や、最優秀賞(総務大臣表彰)などを選出しています。

今回は、2021年7月から2022年6月までに開催されたイベントが対象とされ、各都道府県が推薦した66イベントの中から、「市場街(高岡クラフト市場街)」が大賞に選ばれました。

「市場街(高岡クラフト市場街)」は、2012年から毎年秋に、高岡中心市街地にて開催されているクラフトの総合イベント。職人や民間事業者、クラフト作家、大学生などが企画・運営の中核を担い、各会場ではクラフトの展示や販売、ワークショップなどが行われます。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインのみで開催された2020年には「市場街TV」というオンライン番組をたちあげ、活動の幅を拡大。2021年は10周年を記念したオンライン配信や伝統産業の新たな切り口による企画を展開しました。2022年の開催では、高岡中央駐車場を会場とした「高岡クラフトマルシェ」や、多くのワークショップを1か所に集めた「山町ワークショップストリート」など新しい企画も実施し、年々規模を拡大しています。

 

 

今回の受賞に際しては、特に、以下の点が評価ポイントとして挙げられています。(「第27回ふるさとイベント大賞受賞イベントの概要.pdf」より転載)。

 

  • クラフトのイベントを通して、鋳物など高岡ならではの伝統工芸や地場産業の振興につながる可能性がある。

  • 年々参加団体や業種が増え、高岡市全体の取組みに成長している。富山大学と連携したきめ細かいコンシェルジュ機能が、訪問者の満足度に繋がっており、同種のイベントを開催している他地域のモデル的な取組みとなっている。

  • オンライン配信や番組制作は職人を前面に出す工夫は十分インパクトがあり、訪問客やリピーターの増加につながり、経済波及効果も高いものと考えられる。このイベントをきっかけに、移住者や創業者、大学生が学校の志望動機とすることもあるとのことで、益々の発展を期待できる。

 

2023年も開催が決定している「市場街(高岡クラフト市場街)」。まだまだ進化しつづけるイベントと、クラフトのまち・高岡のこれからがますます楽しみになるような、嬉しいニュースです。

 

最後に、このイベントを主催する「高岡クラフト市場街実行委員会」の実行委員長を務める國本耕太郎さんのコメントをご紹介します。
「『ふるさとイベント大賞』最高賞の内閣総理大臣賞という大変名誉な賞を受賞できたことを素直によろこんでいます。この賞は参加していただいている、職人、メーカー、クリエーター、作家、ショップ、飲食店、大学、行政、地元企業、それに加えて地域住民の皆さん全員がプレイヤーとなり、それぞれの立場から訪れたお客様に『高岡』の価値を発信し続けてきた結果を評価していただいたと思っています。みなさん本当にありがとうございます。
市場街を通して、毎年新たな”価値”や”つながり”を生み出し、それが次の市場街までの『ものづくり』や『まちづくり』の活性化につながり毎年どんどん魅力が増える、そんなイベントにしていきたいです。
今年は、受賞を機により多くの方に高岡に足を運んでいただけるのではないかと期待しています! 『変わらない高岡』と『新しい高岡』に会いに来てください。」

 

市場街HP:https://ichibamachi.jp/

ふるさとイベント大賞HP:https://www.jcrd.jp/publications/furusatoevent/

雅楽団体「洋遊会」会長、上野慶夫さんのインタビューを公開しました。

2023.03.24 UP

「雅楽は仏教と一緒にシルクロードを伝わってきたものですから、もとは仏教と馴染みが深いんです。雅楽は様々な国の音楽を統合してつくられた、お寺でも神社でも演奏されてきた柔軟なもの。明治時代には西洋の音楽に馴染めるようにと、雅楽の楽師たちが西洋音階を学ぶための唱歌をたくさん作曲したんですよ。」

150年以上の歴史を持つ民間の雅楽団体、洋遊会の会長であり、演奏はもちろん雅楽にまつわることがらにも造詣の深い、上野慶夫さんにお話を伺いました。

こちらからお読みください。

 

※肩書は取材当時のものです

池坊高岡支部最高顧問/華道教授、中川雅風さんのインタビューを公開しました。

2023.03.15 UP

「池坊ではあまり花を使いません。強く語りかけてくる花は、見所として最低限にとどめ、慎みのある葉っぱや木や枝を語り合わせて、漂う空気を表現する。余白の美しさ、『間』を生けるんです。」

生け花の源流であり、日本最大の会員数を持つ池坊(いけのぼう)。全国に約400もの支部があるなかで、高岡支部は何度もコンクールで優勝、トップクラスの成績をおさめてきました。そこで長らく支部長をつとめてきた、池坊高岡支部最高顧問、華道教授の中川雅風さんにお話を伺いました。

こちらからお読みください。

 

※肩書は取材当時のものです

音楽ステージに茶道体験、クラフト制作体験!! 3月12日(日)は「ひなフェスin山町ヴァレー&サカサカ」で、気軽に文化を楽しんでみませんか?

2023.03.03 UP

 

3月12日(日)に、土蔵造りの町並みの山町筋にある、複合商業施設「山町ヴァレー」と、万葉線坂下町電停すぐのちいさな商店街「サカサカ」で、気軽に文化が楽しめるイベント「ひなフェスin山町ヴァレー&サカサカ」を開催します。

 

会場では、音楽ステージや楽器演奏体験、茶道体験、クラフト制作体験、シルクスクリーン体験、マルシェなど、親子で楽しめる企画が盛りだくさん!

 

3月11日(土)、12日(日)には、同じ山町筋のエリア一帯で「山町筋のひなまつり」も開催されます。

歴史あるまち並みの中で、いろいろな文化に触れながら、早春の1日をゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

【イベント詳細】

◆山町ヴァレー

茶道体験[10:00~12:30] 体験料:500円

ご自身でたてた抹茶と、おいしいお茶菓子での茶道体験ができます。

 

楽器演奏体験[11:00~16:00] 無料

ウクレレやギターなどの楽器演奏を体験できます。

 

音楽ライブ[12:00~16:00] 無料

歌や楽器演奏、色々なパフォーマンスを間近でお楽しみください。

出演者:状況劇団パッチ/パフォーマーハルキ/北村 瞳/ナギサ ほか

 

 

◆サカサカ

錫のヘアアクセサリーづくり体験[10:00~12:30] 体験料:1,000円

大寺幸八郎商店による、ひなフェス特別プログラム。

 

シルクスクリーン体験(オリジナルサコッシュづくり)[13:00~16:00] 体験料:1,000円

「文化創造都市高岡」のイメージキャラクターをデザインしたオリジナルサコッシュを作成できます。

 

マルシェ[10:00~16:00]

だし巻き玉子の実演販売や、高岡産の野菜、チューリップを販売します。

 

 


 

【開催概要】

ひなフェスin山町ヴァレー&サカサカ

・日 時:2023年3月12日(日)10:00ー16:00

 

・場 所: 

山町ヴァレー (高岡市小馬出町6)

アクセス:高岡駅から徒歩約15分または万葉線「片原町」電停から5分

TEL:0766-75-9614

サカサカ(高岡市坂下町86-1)

アクセス:高岡駅から徒歩約15分または万葉線「坂下町」電停すぐ

※お車でお越しの方は高岡市営駐車場(御旅屋駐車場:有料)をご利用ください。

 

・参加方法:茶道体験、錫のヘアアクセサリーづくり体験、シルクスクリーン体験は事前の申込みがおすすめです。

申込みフォーム(外部サイトへリンク)

申込み期限:2023年3月9日(木)

※定員に空きがある場合は、当日参加も可能ですが、状況によってお待ちいただく場合もあります。

 

・主催:アート&クラフトシティ高岡推進委員会、高岡市

TEL 0766-20-1255 E-mail bunka@city.takaoka.lg.jp

 

※当イベントは、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開催します。お越しの際はマスクの着用等、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力ください。

芸文の集大成!「GEIBUN 14」が高岡市美術館と富山大学高岡キャンパスの2会場で開催中(〜2/19まで)

2023.02.15 UP

 

富山大学芸術文化学部・大学院芸術文化学研究科で学んだ学生による卒業・修了研究制作展「GEIBUN 14」が、2月19日(日)まで開催されています。

 

GEIBUN14 富山大学高岡キャンパス

 

高岡市美術館に約60点、富山大学高岡キャンパスに約35点の学部卒業生・研究科修了生の作品・論文を展示しています。総合大学の中にある芸術系学部・研究科の特色を活かした多様な領域を横断する「融合教育」と、富山をキャンパスに地域と連携した「実践教育」の成果をぜひご覧ください。多角的で自由な発想を持った研究・作品群から、新たな時代をつくり出す創造性を感じていただけるのではないでしょうか。

会期中は、GEIBUN14特設サイトで展示作品・論文をご覧いただけるほか、高岡ケーブルネットワークの番組配信サイトにて、学生の研究活動を紹介する番組を配信しています。こちらも併せてお楽しみください。

 

GEIBUN14 高岡市美術館

 

 


 

GEIBUN 14

富山大学 芸術文化学部 大学院芸術文化学研究科

卒業・修了研究制作展

・会期:2月11日(祝・土)〜 2月19日(日)※月曜日休館

・会場:第1会場|高岡市美術館  

    第2会場|富山大学高岡キャンパス

・開館時間:9:30 – 17:00(入館入場|16:30まで)

・観覧料:無料

※最新の開館状況をホームページ等でご確認のうえ、お出かけください。

 

◎ GEIBUN 14チラシ 

https://www.tad.u-toyama.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/2023/01/cl6604.pdf

 

・GEIBUN 14 特設サイト

https://www.tad.u-toyama.ac.jp/special/geibun14

 

・富山大学芸術文化学部

http://www.tad.u-toyama.ac.jp/

 

◎ 高岡ケーブルネットワーク番組配信サイト「高岡放送部」

https://www.housoubu.jp/

「ハシモト清」3代目、仏具製造卸の橋本卓尚さんのインタビューを公開しました。

2023.02.11 UP

「30〜40年前につくられたもののなかには、今では再現できない技術でつくられたものもあって、実は物凄い価値があるんですよね。その価値に自分たちでも気づきながらやっている感じです」

伝統的な仏具の製造卸業を行いながら、仏具の香炉を一点もののアートとして植物鉢にアップサイクルした「わびさびポット®」の販売など、仏具の造形的価値を新しいマーケットにも展開している「ハシモト清(せい)」3代目・橋本卓尚さんにお話をお伺いしました。

こちらからお読みください。

【どこでもステージ事業】 オンラインパフォーマンス「高岡時空舞台」~歴史都市・文化創造都市高岡の魅力を動画で配信中!~

2023.01.31 UP

 

YouTube文化創造都市高岡公式チャンネルでは、高岡の歴史ある文化資産やまち並み、景勝地を新たなステージの場として、市内のアーティストが伝統芸能や音楽、ダンスなどを披露するオンラインパフォーマンス動画「高岡時空舞台」を公開しています。

 

昨年度は勝興寺、金屋町、瑞龍寺・雨晴海岸で披露された、伝統芸能やダンスの動画作品を3本公開しましたが、今回新たに、山町筋、二上山を舞台にした2作品を制作・公開しました!

 

どの作品も歴史と文化が融合した趣のあるステージとなっており、見応えのある作品ばかりです。

 

今回、新たに公開した2つの作品をご紹介します。

 

 

➀山町筋に響く四季のハーモニー

 

 

【撮影場所】山町筋(高岡御車山会館、土蔵造りのまち資料館、山町ヴァレー、赤レンガの建物)、末広坂小公園

【内容】合唱

【出演】城東音楽院、女声合唱団「どるちえ」、女声合唱団ヴォーチェ・フォンターナ、
        合唱団「音楽室」、日本ボーイスカウト高岡第11団ビーバー隊

【合唱曲監修・編曲】松井千代子

 

山町筋は、日本の伝統的な建築様式である土蔵造りのほか、レンガ造りや洋風建築などの歴史的景観が多く残るまちで、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。(高岡市内では、金屋町、吉久のまち並みが同指定を受けており、市内に3つの重要伝統的建造物群保存地区があるのは、全国では本市を含め4市しかありません。)

「ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む」の歌詞で知られる「夕日」の作曲者 室崎琴月は、この山町筋で生まれ育ち、東京で作曲活動を行った後、市内で市民合唱団を組織するなど、幅広い音楽活動を展開しました。

琴月が残した音楽文化は、今でも高岡の人々に大切に受け継がれています。市内で活躍する4つの合唱団が、山町筋を舞台に四季の童謡を歌い響かせます。

歴史と歌声が織りなす美しいハーモニーを、ぜひお楽しみください。

 

▼動画「山町筋に響く四季のハーモニー/オンラインパフォーマンス「高岡時空舞台」作品」

 

 

 

②秋の峯に香る音色


【撮影場所】二上山、仏舎利山佛石寺

【内容】尺八、華道

【出演】都山流尺八楽会 大師範 東海煌山(尺八)、華道家元 池坊高岡支部(華道)

 

二上山は、四季折々の自然豊かな山として親しまれており、万葉集を代表する歌人 大伴家持が二上山の美しい自然に感動し、数々の秀歌を詠んだことでも知られています。

二上山の景観を楽しめる、ドライブコース「二上山万葉ライン」沿いにある仏舎利山佛石寺は、曹洞宗の大本山である永平寺(福井県)の直末のお寺で、御朱印巡りや坐禅、写経などを通して地域の方々に親しまれています。地蔵堂前から見える日本海と立山連峰はまさに絶景です。

 

二上山から望む富山湾や立山連峰、高岡市街地を背景に演奏される尺八は、柔らかい印象の中にも力強さが感じられます。また、佛石寺の厳かな空間で披露される華道では、美しい所作の一つ一つに引き込まれます。

 

この動画は、富山大学大学院芸術文化学研究科の学生が企画・制作・編集を担当しました。若い感性と伝統芸能・文化が引き起こす化学反応にご注目ください。

▼動画「秋の峯に香る音色/オンラインパフォーマンス「高岡時空舞台」作品」

 

 


 

昨年公開した動画はコチラ

 

〇勝興寺の月あかりに舞う

【撮影場所】勝興寺

【内容】洋舞、箏曲

【出演】可西舞踊研究所(洋舞)、生田流正絃社 かたかご会(箏曲)

 

〇鋳物師(いもじ)のまちに華やぐ伝承の舞

【撮影場所】金屋町(千本格子の家並み、金屋町ポケットパーク、金屋緑地公園)、有礒正八幡宮

【内容】民踊、民謡

【出演】民踊・舞踊 華の会、佐藤松子流 松博会、弥栄節保存会

 

〇時代と文化を繋ぐ

【撮影場所】瑞龍寺、雨晴海岸(道の駅雨晴)

【内容】日舞

【出演】花川紀久(花川流)、富山高等専門学校射水キャンパス日本舞踊同好会

 

 

*******************************************

どの動画も、高岡市の歴史的資産や文化、それぞれの見どころが合わさり、新しい魅力が発見できる作品です。

YouTubeの文化創造都市高岡公式チャンネルでは、本編のほか、約5分間のダイジェスト版もご覧いただけます。

普段、ホールでご覧いただく演技や演奏とはまた違った作品を、いつでもどこでも、ゆっくりとお楽しみください。